2023/12/13放送
「世の光」の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
クリスマスのアドベント、待ち望みの時を過ごしています。待つことを意味するアドベントは、冒険を表す「アドベンチャー」にもつながります。私たちの人生も冒険に満ちています。
実はクリスマスの出来事の背後にもチャレンジに満ちた人生の決断があったのです。神様からのチャレンジに応え、神様に信頼し、自分自身を神様に委ねた人生がありました。
マリアと婚約をしていたヨセフもその一人でした。ヨセフは婚約者のマリアが妊娠していることを知りました。それは当時の律法では死刑にあたることでしたから、この時はまだ神様のご計画を知らなかったヨセフは密かにマリアを離縁しようと考えていたのです。当時の婚約は今の結婚にも近い重要さがありましたから、婚約解消には、離縁、離婚の手続きが必要だったからです。
ヨセフがそれらのことを思い廻らしていた時、マリアにも訪れた御使いが、ヨセフに対してこう言ったのです。
「ダビデの子ヨセフよ、恐れずにマリアをあなたの妻として迎えなさい。
その胎に宿っている子は聖霊によるのです。
マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。
この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです」
新約聖書 マタイの福音書1章20節、21節
それにはヨセフも驚きました。しかし、すべてのことは神のご計画の中にあったのです。そしてこの出来事の700年以上も前に記された旧約聖書の預言の成就だったのです。
「『見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』
それは、訳すと『神が私たちとともにおられる』 という意味である」
マタイの福音書 1章23節
神が私たちとともにおられる。それがクリスマスによって成就した神の約束でした。どんな時にも神様は私たちとともにいて下さいます。私たちはどんな中にあっても恐れる必要がありません。どんな人生のチャレンジも、神様とともに、私たちの罪をも赦してくださる神様とともに、力強く歩み抜いていくことが出来るからです。
あなたも様々な人生の冒険を、あなたと一緒にいてくださる神様とともに、また神様からの祝福を待ち望みながら歩み進んで行きませんか?
( PBA制作「世の光」 2023.12.13送でのお話しより )
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******
このサイトは URL名として http://yonohikari.biblica.info が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。