♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■希望の星

2007年08月01日 | Weblog


 いかがお過ごしですか? 板倉邦雄(いたくら・くにお)です。 今日は羽鳥 明牧師に代わってお話しさせていただきます。

 さて、先月の7月7日は七夕まつりでしたね。子どもの頃、竹に、願い事を書いた短冊を吊るし、星に願いをしたものです。古代から夜空に輝く星座は私たちに夢と希望を与えてきたのではないでしょうか。

 星に願いと希望をかけた、と言えば、イエス・キリスト誕生の時、東方からイエスを礼拝に来た博士たちがいましたね。新約聖書のマタイ福音書2章1節から2節にはこう書かれています。

 イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。
「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。」


 東方の博士たちとは、アラビア半島かペルシャ地方の人と言われております。長い間、星の研究をしていた星占いの学者とも言われているのです。彼らが星の研究をした目的は、やがてこの世界を治める王様が西方の地で誕生するに違いないという確信でした。誕生したら、一目会いに行きたい。彼らはこの夢と希望をもって夜空を観測し続けていたのです。

 東方の博士たちにとって希望の星とは何でしたか? それはユダヤの地ベツレヘムでお生まれになった幼子イエス・キリスト様でした。このお方に一目お会いしたい。お会いして礼拝したい。贈り物をささげたい。その一心で、遠く東方の地から二年の歳月をかけて二千キロ以上の旅をしてきたのです。旅費もかかったでしょうねえ。肉体的にも精神的にも様々な犠牲を払ったことでしょう。しかし希望という名を持つイエス様を訪ねて、星を仰ぎながら人生の旅をしてきました。

 ところで私たちの希望の星は何ですか? 今を生きる私たちも東方の博士たちと同じようにイエス・キリストを私たちの希望の星としようではありませんか。なぜならイエス・キリストは私たちの罪を赦し、きよめ、永遠のいのちを与えてくださるお方だからです。

 (PBA制作「世の光」2007.08.01放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。




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