世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。 今日のバイブル・メッセージは「確信を投げ捨ててはいけない」です。
それでは聖書の中のヘブル人への手紙10章35節から読んでみましょう。
「あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。」
子どもの成長・発達を見ていると、信仰の成長・発達も同じようなものだなあと思う所があります。
子どもが幼い頃というのは命に溢れている、そんな感じがしますねえ。 そして段々成長し思春期になると、懐疑的になり、反抗的になり、親を困らせることがあります。 そこをすっと何事もなく通り過ぎる子どもと、いささかガタガタしながらも乗り越えていく子どもと、そこでかなりぎくしゃくしてしまう子どもがいたりします。 思春期の問題というのは非常に複雑で、一言では片付けられない状況があると思いますが、誰もがそういう所を通らされて大人として成長していく訳ですねえ。
信仰も同じで、最初は命に溢れて神様の恵みに心喜び、何もかもが嬉しい、感謝である、そんな時期があるように思います。 ところが、信仰の歩みを続けていくうちに、少しづつ考えや思いが試されるようになって、いろいろな信仰者や世俗の社会に揉まれていく時期がきます。 そこをすっと何事もなく乗り越えていける人と、いささかガタガタしながらも乗り越えていく人がいるでしょう。 また、かなりぎくしゃくして、聖書を読むこと、教会に行くことがぱったりと止まってしまう人もいるでしょう。 人それぞれ課題は違うことでしょうし、簡単に一言ではすまぬ様々な事情があると思うのですが、ヘブルの著者は言います。
「あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。」
キリストにあって救われている、神との平和を得ている、という確信。 それは決して捨ててはならないものです。 私たちは忍耐した末に、完全に神の子とされ、神の愛ときよさに与る祝福を受けるからです。 神様が私たちの人生の最後まで力となり助けとなってくださることも覚えなくてはなりません。 神様のもとへ帰りましょう。 確信を手放さずに歩んでまいりましょう。
(PBA制作「世の光」2010.1.21放送でのお話しより)
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