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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■教会の愛 /羽鳥頼和

2011年05月07日 | Weblog
2011/5/7放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 エルサレムでキリスト教会が始まった頃のことです。教会の中のやもめたちが毎日の食事の配給でなおざりにされている、ということが問題になりました。

 このやもめたちはヘレニストと呼ばれている人達でした。ヘレニストとは外国生まれのユダヤ人のことです。この人達はユダヤ人が使うヘブル語ではなく当時の多くの人々が使っていたギリシャ語を使っていた人達でした。この人たちはヘブル語を使うことができませんでした。そのようなヘレニストの中で敬虔で信仰深い人々の中には歳を取るとユダヤ人の故郷(ふるさと)であるエルサレムに葬られたいと願ってエルサレムに引っ越してくる人たちが多くあったそうです。エルサレムのキリスト教会にいたやもめたちはこのような外国からやってきた貧しい人たちでした。身寄りのないこの人たちが食事のことで困っていたのです。

 教会は、評判が良く信仰と聖霊に満ちた七人の人を選んで、この人たちのお世話をするようにしました。やもめたちのために信仰深い立派な人たちを選んだのです。教会は弱い立場にある人たちを尊んで最善を尽くして愛の配慮をしたのです。

 このような行いは教会にふさわしいものだと思います。それはこのような配慮が神様にこそ見られるものだからです。

 出エジプト記22章22節で、神様は「すべてのやもめ、またはみなしごを悩ませてはならない。」と言われました。そして詩篇23篇5節には「私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。」と神様こそが人に食べるものを与えて恵みを与えてくださる方であることを語っているんです。また詩篇10篇17節では、神様は「貧しい者の願いを聞いて」くださるとあります。また詩篇72篇4節 には神様は、貧しいものたちを救われる、ともあるのです。

 愛の神様は教会にご自身と同じような愛を与えてくださっています。ですから教会は神様の愛を表そうと一生懸命努力するのです。

 あなたもお近くの教会にいらしてください。神様の素晴らしい愛を知ることができるはずです。

  ( PBA制作「世の光」2011.5.7放送でのお話より )

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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