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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■歴史に働かれる神/羽鳥頼和

2015年10月10日 | Weblog
2015/10/10放送

 世の光の時間です。 お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。

 今日は旧約聖書エレミヤ書27章の預言者エレミヤの語ったことばから「歴史に働かれる神」についてお話ししたいと思います。

 旧約聖書の時代、ユダの国がバビロンによって滅ぼされ、人々はバビロンに捕らえ移されて行きました。バビロン捕囚と言われる出来事です。このバビロン捕囚が起こる前、ユダの周辺諸国がバビロンの使者としてエルサレムにやってきました。既に諸国はバビロンの支配下にありました。彼らはバビロンへの降伏を勧告するためにやってきたのです。

 預言者エレミヤが彼らに神のことばをはっきりと語りました。
 「本当の支配者である神は人を造られた。それで神はその目にかなった者に地上のものを支配させる。そこで神は少しの間バビロンに地上のものを支配させる。しかしその後、バビロンは周辺諸国の奴隷となる。」(参照 エレミヤ書 27章5節、6節、7節)

 神のことばはその通りになりました。バビロンはユダも滅ぼして世界帝国となりました。しかし神のことばの通り、その後バビロンはペルシャ帝国の支配下に置かれます。国々の興亡も神によって支配されているのです。聖書の神こそが世界の真の支配者です。そして神は歴史に働かれるのです。

 歴史に働かれる神は私たちにも深い関わりのあることを今からおよそ2000年前のローマ帝国の時代に行われました。それがキリストの十字架の出来事です。ユダヤ人であるイエスが、自分は神の子・救い主キリストであると言ったため、その事を信じなかったユダヤ人指導者たちに訴えられ十字架で処刑されたのです。

 しかしこの出来事は私たちのための神の救いの計画だったのです。聖書はその事をはっきりと教えています。父なる神によってこの世に遣わされた神の子キリストはすべての人を救うため、人のすべての罪を負って十字架で身代わりとなって死なれたのです。それがキリストの十字架の本当の意味です。神は、このことを信じる人を救う、と約束されたのです。あなたもキリストの十字架を信じてください。

 明日は日曜日です。歴史に働き私たちを救ってくださる神を礼拝するために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2015.10.10放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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