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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■わたしに従いなさい / 岩井基雄

2019年08月19日 | Weblog
2019/7/15放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
 第三月曜日の今日は、キリストが弟子たちに語られたことばから、キリストに従う祝福を一緒に考えてみましょう。

 先に、素晴らしい信仰告白し、キリストから称賛されたペテロでしたが、十字架に向かう苦難を語ったキリストを人間的な考えで諌めてしまい叱責を受けました。しかしキリストはペテロだけではなく他の人々の愚かさや弱さもすべて御存知の上で、自分に従って来るようにと彼らを招かれたのです。聖書はこう語っています。
 それから、群衆を弟子たちと一緒に呼び寄せて、彼らに言われた。
  「だれでもわたしに従って来たければ、自分を捨て、自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい。」

  新約聖書 聖書マルコの福音書 8章34節

 この「自分を捨てる」とは自分中心の考え方また自分の握り締めているプライドやこだわりを捨て去ることなどを意味します。それは自分の十字架を追うことでもあります。十字架刑の受刑者は自分で十字架の横木を背負って死刑場であるゴルゴタの丘に進み行きます。すなわち十字架を負うということは自分の死そのものを背負うことであり、自分に死ぬこととも言えるでしょう。これこそがキリストに従う道だ、として群衆をも招きました。何と厳しい招きでしょうか。

 しかし実はそこにこそ本当の愛と恵みへの招きありました。なぜなら私たちの自己中心的な罪のためにキリストが身代わりに罪の裁きを受け、私たちが自分中心の歩みから離れて真理と愛のために生きることができるようにキリストが道を備えられたからです。しかしキリストは一人ひとりを命がけの愛で愛し、共に歩んでくださるからです。

 この愛を受け取っていくとき、私たちもまた真実な愛へと変えられ続け、キリストに従うことができる者へとされ続けていくのです。すなわちこのキリストの招きは、祝福と栄光の道への招きでもあるのです。そして自分自身への傾きから自由になり、罪赦されて歩む道は、周りの人々にも祝福を届ける器とされる豊かな恵みに満ちているのです。

 キリストはあなたをも招かれます。「わたしに従ってきなさい。」と。あなたはどのようにお答えなりますか? キリストはあなたを待っておられます。

 (PBA制作「世の光」 2019.7.15放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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