ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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一緒にいると疲れる人はバンパイア?!

2012-11-17 12:51:41 | 昔の話

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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 10月17日のブログ「自立と依存」の中で、“エネルギーバンパイアにもタイムバンパイアにもなりたくない。”と書いたけど、先日図書館に行ったとき、エネルギーバンパイア(ヴァンパイア)について解説している本に出会いました。
 それが、『いっしょにいると疲れる人 「くされ縁」の人間関係の研究』(バーバラ・E・ホルト著、鏡リュウジ訳 講談社)。実に大変興味深くそしておもしろいと思いました。

 Amazonの商品説明から、この本について書かれているものを紹介します。 
内容(「BOOK」データベースより)
つけ込まれ、踏みにじられ、でも別れられない。会うたびにエネルギーが奪われ、へとへとになってしまうのに、なぜか関係を断ち切ることができない相手。そんな泥沼の人間関係には「心の吸血鬼(ヴァンパイア)」がひそんでいる―。不埓な関係に陥るメカニズムを解き明かし、悪縁を断つ術を示す。

●カスタマーレビューから
By ごうすと
著者は、ユング派の心理学者でセラピストだそうです。この本では、人間関係、特に自分が愛する人や尊敬する人など、大切な人との関係で陥りやすい陥穽について、その原因は自分や相手の心の闇にあり、それを直視することによって、問題を乗り越え、より良い人生を送る方法について書かれています。
本の中では、愛情や尊敬を利用して、他人を搾取したり、支配するような問題のある人たちを「ヴァンパイア」と呼んでいます。ヴァンパイアとは、文字通りには吸血鬼を意味します。ここでのヴァンパイアは、人の精神的な、心のエネルギーを吸い取る人たちを指します。しかし、物語同様、ヴァンパイアは魅力的、かつ自分にとって意味のある人たちであるため、そもそもまず問題の存在に気づくのが難しく、ましてやその問題を解決しようと行動することは、苦痛を伴うことさえあるとされます。
著者は、こうしたヴァンパイアの属性や、陥りやすい罠、対応策について、性別ごとに4通りのケース(男×男、男×女、女×男、女×女)を、実在の人物だけでなく、神話や映画、文学作品などを持ち出して解説しています。その中には、ドラキュラ伯爵、「羊たちの沈黙」、「白雪姫」、「ガラスの動物園」、「オイディプス王」、「アーサー王伝説」なども含まれます。著者の解釈では、意外な登場人物もヴァンパイアとして描かれ、中には登場人物のほとんどが実際にはヴァンパイアとして機能しているのではないか、と思われるものもありました。日常生活に有効に活用できる本なのではないかと思います。

 
 比喩に富んでいるけど具体例もたくさんあるのでわかりやすいのではないかしら。
 バンパイアを倒す、バンパイアから逃れる方法、自分がバンパイアにならない方法もちゃんと書いてあります。“やっぱりこの方法だよね”と私は納得しました。