ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

猫が猫をかぶってた

2008-03-04 14:42:29 | 犬猫
 梅が満開です。

 温かくなってきたので分厚い防寒肌着を薄目のにかえました。と同時に花粉症も本格的になってしまった。温かくなったから花粉もたくさん飛び始めたのね。人も樹木も、気候に敏感に反応してますね。

 ♪ はーるが来ーた  はーるが来ーた  どーこーにー来たー
    はーなに来ーた  のーどに来ーた  めにも来たー   ♪

 季節とは関係ないと思うのですが、猫の幸太君が、もう甘え放題になっています。

 幸太君ですが、はじめは父と一緒に暮らしてもらいました。

 いわゆる独居老人になってから数年間、父は以前からいた紀州犬のダイゴと暮らしていましたが、ダイゴが19歳で逝ってからは、「もう犬を散歩に連れて行かれるからだではないから」と父自身も“犬を飼う”(私に言わせりゃ犬さんに一緒にいてもらう)ことをあきらめました。

 私は父宅に週2~3回は通っていましたが、わがままで寂しがりやの父には、とにかく何か“生きているものが身近にいる感覚”が必要なため、猫を飼ってみてはどうかと提案しました。

 父の猫に対するイメージは「悪さばっかりして、陰険で、人間をバカにしていて、にくったらしい」と最悪だったので、私の提案も最初は無視。

 そこで、「もしどうしてもだめなら私が引き取るから」と、捨て猫のもらい手を探していたかたから譲り受けた猫をあずけてみたのです。

 じーさま豹変! 「こいつは頭がいいぞ」なんて言って猫っ可愛がり。

 でも、猫を犬のように扱うという可愛がりかただったので、幸太君には迷惑なこともたくさんあったことでしょう。それでも巨大に育ってくれてありがとね。

 ウッ、今書きながら思ったのですが、もしかしてストレスのせいで大食して巨大になっちゃったのかも。そうだったらごめんね。

 私のところに来てから3年がたちましたが、去年の初冬ごろまではいつも陰になっているところに潜み、“我関せず”というような態度でした。

 そりゃそーだよねー、先住猫に近寄れば怒るし、今まで見たことがない犬なんていうヘンなものがすぐかまってくるしで、気が抜けなかったんだよね。

 抱くといやがって必死になって逃げようと暴れていたのが、今では自分から私の膝にのるようになり、「かまって」と鳴きながらあとをついてくるようになり、布団の中に入れろと催促するようになり、犬のハルトのすぐそばでも寝られるようになり。

 あのクールなオトナの態度のほうが猫かぶってたのねと納得。苦労かけてしまいました。一緒にいてくれてありがとね。