朝ドラ「エール」のモデルとなっている作曲家の古関裕而氏は、四日市にご縁がある。北野保著「よっかいち歴史浪漫紀行」より
福島県古関裕而記念館
「暁に祈る」「長崎の鐘」「君の名は」「オリンピック・マーチ」など5000曲に及ぶ曲を残しているが、昭和11年4月発売のレコードに「躍進四日市」がある。1.245.000人の入場者があった国産振興四日市大博覧会のために作られ、会場内では1日中この曲が流されていたそうだ。
ちなみに、作詞は「酒は涙か溜息か」の高橋掬太郎。歌唱は「露営の歌」「イヨマンテの夜」「栄冠は君に輝く」の伊藤久男である(って言われてもシランナア)。
国産振興四日市大博覧会 躍進四日市 (昭和11年3月発売)
空の鳥さえ みな来て覗く
街は文化の 街は文化の はなざかり
躍進 躍進 サアサ 謳えよ 四日市
豪州通いを 横付けさせて
みなと繁盛の みなと繁盛の ひとはやし
躍進 躍進 サアサ 謳えよ 四日市
御代は萬代 萬古のけむり
咲いた菜の花 咲いた菜の花 黄金色
躍進 躍進 サアサ 謳えよ 四日市
山車は 二十六 若い衆は総出
祭り衣装の 祭り衣装の ほどのよさ
躍進 躍進 サアサ 謳えよ 四日市
当時の四日市の元気な雰囲気が よく出ています この曲、聞いてみたいものです。