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花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

LED照明の話

2009年07月26日 | 諏訪商店街振興組合のこと
          
将来、必ず照明がLED化されるだろうという、メカラウロコのお話をうけたまわった。
当振興組合が持つスワセントラルパーキングの照明をすべてLED(発光ダイオード)にしたいと言う理事長の念願を実現するべく、連日会議を開いております。
7月22日A施工業者の説明を聞く。駐車場施設内の照明はポツリポツリとつけられた蛍光灯。蛍光灯でなければ広い範囲を明るくすることはできない。
A施工業者によると、まだまだLED蛍光管の開発は途上であり飛びつくのは早いぞとおっしゃる。
そこで7月25日急遽ご無理を言ってB施工業者を召喚。説明を聞くことになった。
光は、赤と緑と青色が集まって白い色になる。これが光の三原色ですと言うところから説明が始まった。
数年前、日亜化学の社員が青色ダイオードを発明して「金くれ!」と騒いだことは記憶にある。この発明はたいしたものだった。
従来は青と赤と緑の小さなチップを集めて白を出していたが、この青色チップを黄色に通すと白が発色できるようになったと言うことだ。つまり簡単に白がつくれるようになった。
このチップをずらっと並べてプラスチックの棒にしたものがLED蛍光管なのだそうだ。よく見ると、白い光が団子状に並んでいる。蛍光灯風に作られている照明器具という言い方が正しい。
40ワットの光が22ワットのLED蛍光管で出せる。つまり電気代は半分で済む。しかも管の寿命は50000時間。10年から15年は持つ。紫外線を出さないから虫が寄ってこない。商品が色やけしない。
意外なことに、明るいチップは熱を出す。なるほど液晶テレビからは熱が出ている。放熱のためぎっしり並んだチップの裏面は金属の板になっているそうだ。LEDライトにも金属の羽がついていて放熱されるようになっている。
発光ダイオードは光の拡散がないので、ざらつきをつくった背面板で乱反射させて広範囲を照らすように考えられた。
蛍光管をそのまま交換すればいいのだが、グローランプ式の蛍光灯は問題がないが、ラビットスタート方式やインバーター方式の蛍光灯では従来の安定器が使えず、LED用の安定器を通さないといけない。つまり器具の交換もしくは改造が必要となる。管も高価だし初期投資がかかる。しかし、その後の電気代を考えると数年で回収できる。
シャープやパナソニック、東芝などもLED開発に力を入れており、近い将来すべての照明器具はLED化されるだろう、ということだった。しかしまだまだ高価。技術はどんどん進んで、そのうち安くなる。
追記
理事のMさんに言わせると、蛍光灯に比べてまだ暗いとおっしゃる。
5年待てばパナソニックがいいものを出すであろう、と。
確かに、LEDの5年前と5年後では格段の進化がある。
さて、どうしたものかデアリマス。
コメント
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