花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

落語的笑いのすすめ

2006年05月19日 | 諏訪商店街振興組合のこと
桂 文珍さんが慶應義塾大学で講義をしています。そのときの講義録が本になっていました。「落語的笑いのすすめ」新潮文庫
の中で、対立・摩擦・緊張というテーマでこんな話が載っていました。女子学生さんに面白そうな話を書いてくださいと宿題を出したところ、こんな答えが返ってきました。
さんが免許を取りました。早速、車が欲しい。お父さんにおねだりしたところが、金がないからダメだ、お父さんの車に乗れという。お父さんの車はダイハツの軽トラックです。何ぼなんでも、ピアスしておしゃれして乗るには恥ずかしい。けれど、運転したい気持ちは抑えられない。
こで娘さんは、夜にカジュアルウエアーに着替え、帽子を深くかぶって軽トラックに乗り込み、ゆっくりと車をスタートさせました。そうしたらお父さんが大慌てで追いかけてきます「あかんあかん、あかんあかん、だめだめ、だめだめっ」それでも娘さんは無視してゆっくり走らせていきました。夜の運転を満喫していました。
ばらく走ると、後ろから外車がやってきました。黒のベンツで横浜ナンバー。つまりあの筋の方とはっきり分かる車です。確実にあとをつけてきます。信号のところで止まると、その外車は、ぴったりと娘さんの軽トラックの横に止まりました。
ー、私が拉致でもされたらどうしよう。私の顔写真をメディアに流してくれるだろうか。かわいい顔なら良いけど、不細工な写真だったらどうしよう。などと、とんでもないことを考えたそうです。人間緊張のきわみになると、こんなことを考えて、自分を少しでも緊張から開放したいと思うのでしょうか。
ンチパーマの外車の人は、娘さんの車の窓をとんとんとたたきます。ドアはロックしてない、いまさらロックも出来ない。窓を2センチほど開けて、恐る恐る返事をしました。「な、なんです?」
嬢ちゃん、この車、うしろ、犬つながれてるよ」
さんは、それから犬を乗せて帰ったのでしょうか。そのまま猛スピードで戻ったのでしょうか。
日は、四日市諏訪振興組合の31回めの総会がありました。不本意ながら議長を勤めさせていただきました。
問に、閉店していく商店街が多い中、組合がイベントに対する助成金を出す必要がないなどと、とんでもないご意見が出ました。一生懸命営業を続けていこうとしているお店に対して、失礼な言葉です。このお年よりは、一体何を考えているのでしょうか。
すがに腹が立ちました。
コメント
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