月探査衛星『かぐや」が、私たちにさまざまな映像を見せてくれています。
月の表面から地球が上る様子には、感激しました。月の裏側を見せてくれたのにも、大いに驚きました。
もはや、童謡や童話の世界が成り立たなくなったようにすら感じます。
もちろん技術の進歩がもたらしてくれた恩恵なのでしょう。感謝しなければならないことです。
一方、私は、やはり宇宙の神秘を強く感じました。
技術が宇宙の実態を暴けば暴くほど、宇宙創生の神秘を感じます。
生命の神秘や輝きについても、私たちを驚かせ、勇気を与えてくれます。
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タンポポと枯葉 2007.11.25
先日の散歩の折、あれだけの権勢を誇っていたセイタカアワダチソウが、周りの蔓に絡まれていた形で、枯れ果てておりました。気息奄々の態です。
さすがの悪逆非道の彼らも、時世時節には勝てない様子でした。
しかしその傍らでは、あのか弱いタンポポが、枯葉の重なりから顔を見せておりました。
温暖化の影響と考えることも出来そうですが、私はそこに、生命の神秘を感じます。
生命の輝きを見つけた思いです。
この世界、まだまだ捨てたものではないんだなあ、と思ったりします。
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「到るところ青山」
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