新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

日本人の国民性

2007年11月20日 07時22分36秒 | 日記・エッセイ・コラム

 一昨日午後の短い時間、少し肌寒かったが、風もなくいい日和だった。

 わが家に隣接している家庭菜園の菊は、まだ咲いている。盛りは過ぎているようだが、種類によっては充分に楽しめる。

 まだ枯菊と呼んでは可哀想だ。季語の「枯菊」は、霜や夜ごとの寒気に晒され、枯れ萎んでいく哀れな様子を言っている。

 菜園の菊は、まだ香気もあり色彩も鮮やかだ。枯菊ではない。

 しかし作り主は、ドンドンと刈り取っている。

 もう蝶の数はめっきり少なくなった。それでもヒメアカタテハが、菊の花心に取り付いていて余念がない。

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初冬の蝶   2007年11月18日撮影
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 先日、阿川弘之著の「大人の見識」を読んだ。

 その中に、日本人の国民性について触れている。

 外国人から見た日本人の特性は、「勤勉」、「几帳面」、それに「軽躁」なのだという。

 「勤勉」と「几帳面」は読んで字のごとしだが、「軽躁」とは、「落ち着きがなく、軽々しく騒ぐこと」だそうだ。

 グサッとやれれた感じだ。

 以前はともかく、今の私には、「勤勉」や「几帳面」の徳目はあまり残っていない。

 「軽躁」のみが残っているのだろうか。

 しかも頑固や視野狭窄が加わっていたら、もう目も当てられない。

 恐ろしい話だ。

わが身を見つめ直して、反省しなければなるまい。

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コメント (4)
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