新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

実がいじらしい

2007年11月12日 08時12分27秒 | 日記・エッセイ・コラム

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ハナミズキの実  10月20日 さいたま市内で撮影

 ハナミズキはかなり葉を落とした。残りは10パーセントほどであるうか。

 写真はハナミズキの実だ。10月中旬に市内で撮影した。

 なんの変哲もない赤い実だが、そのころはまだ落ちる気配もなく、しっかりしがみついていた。私にしがみついてくれる孫のように感じ、衝動的にカメラに収めた。

 孫を抱くあの感触は、何ものにも代えられない。至福とでも言おうか。(甘いねえ……)

 昨夜のテレビで、ゴミ収集職員の「中ヌケ勤務」を報じていた。

 その地方自治体では、ゴミ収集を一回りして戻ったあと、11時前後から、職員たちは職場を抜け出していた。

 テレビのレポーターが追跡したところ、行き先はまちまちだったが、午後3時過ぎまでは戻ってこない。つまり、「中ヌケ」なのだ。

 ほとんどの職員がそのような状態だというから驚く。
 つまり、仕事の量に対し、職員の数が過大だということなのだろう。

 このような状況は、ゴミ収集業務に限らない。これがお役所仕事の平均的な実態なのではなかろうか。

 中央官庁でもさまざまな問題が起きている。

 薬事行政が繰り返している人命にかかわる不作為。社会保険庁の無責任なサボタージュミスの大ラッシュ。外務省の特権的意識と隠蔽体質。防衛省の業界との癒着。それに機密漏洩。
 そのほかも枚挙にいとまなし。

 すべてとは言わないが、やはり国会が真っ当に機能していないから、このようなテイタラクとなるのではないか。

 納税者の代理人として、税の執行を監視すべき議員は、離合集散などの政治ごっこをしている場合ではないのだ。

 過日に民主党の滑稽劇を、福田首相は、「それが政治ってものですよ」と、記者に答えていた。

 そんな茶番を、「政治ってもの」と思っていられては困る。政治は、国益をかけ、国民の生命と財産を守るためのマツリゴトです!

 もっとも肝腎なことは、我々選挙民の自覚なのだろう。ダメなヤツは選ばないことなのだ。

 待ってよ!選ぶに足るヤツが幾人いるか!

 暗澹とさせられる昨日、今日である。

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コメント (9)
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