新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

猫の額に季節の巡り

2007年11月06日 07時02分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

 猫の額ほどのわが家の庭にも、それなりに四季は巡っている。気がついたら、身近なところにも、秋があった。

 手入れもせず、雑草のことだけを気にしている内に、今年も山茶花が咲いた。

 山茶花は冬の季語だ。
 歌謡曲に「山茶花の宿」というのがあった。「曇りガラスを手で拭いて……」、だったように記憶している。そう言えば、あの歌も冬の印象だ。

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山茶花 家の庭 11月5日 撮影

 ウメモドキが赤い実をつけた。もちろん気付いていたが、レンズを向ける気持ちにはなれずにいた。陽に映えて真っ赤に照っているさまは、やはり可憐だ。 

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ウメモドキ 家の庭 11月5日 撮影

枝と枝に糸を張って、女郎蜘蛛が餌の到来を待っていた。いかにも「……」らしい名前。

 昆虫の仲間かと思っていたが、分類学の上では「節足動物クモ綱」に属し、昆虫とは「綱」が異なるのだそうだ。
 季語としては夏。「秋でもいいのではないかなあ」、と思ったりもしている。
 もっとも、俳句を作らない私が言うのは、とんだお門違いというものだ。

 秋は卵を産むので、食欲が旺盛だ。産卵後は死を待つだけ。
 今は猛り狂っているように見えるのは、私の読み過ぎなのかも知れない。 

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女郎蜘蛛 家の庭 11月5日 撮影 

 ここのところ、政界は面白いことになっている。
 
 福田首相との秘密会談で、大連立を画策していた民主党の小沢代表が、党内の反発を食らって、一昨日、辞意を表明した。
 
 民主党にしてみれば、いまさら大連立ということにはならないのだろう。
 国際社会を向こうに回して、「テロ特措法」に反対したのだ。それもこれも政権奪取を睨んでの勝負だったわけだ。ここに到って、連立と言ったのでは、中途半端で選挙には勝てない。

 策士が策に溺れた感があるが、民主党では、慰留につとめているとのこと。慰留に応じたら、どんなことになるのか。

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コメント (8)
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