安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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堺のヘリ2人墜落死の原因は「乗客が機長席で体験操縦」

2009-01-13 23:57:17 | 鉄道・公共交通/安全問題
<堺ヘリ事故>乗客が操縦と推定 運輸安全委が報告書作成へ
(毎日新聞)

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 堺市で07年10月、南海高野線線路上にヘリコプターが墜落して操縦士と乗客の2人が死亡した事故で、運輸安全委員会は、乗客の男性(当時44歳)が機長席に座って操縦かんを握っていたと推定する事故報告書をまとめる方針を決めた。

 事故は10月27日午後3時ごろ発生。大阪・八尾空港を離陸した「大阪航空」(八尾市)の小型ヘリコプター「ロビンソンR22Beta」が高野線の線路上に墜落し、操縦士の男性(当時40歳)と乗客が死亡した。

 安全委の調査で、ヘリの体験飛行に申し込んだ乗客が右側の機長席に搭乗していたことが判明した。同機は操縦かんがT字型で、左右両席から操縦できる仕組み。離陸後から不自然な飛行をするレーダー記録が残っていることなどから、乗客が操縦かんを握り、操縦を誤って墜落につながったと推定した。

 この事故を巡っては、国土交通省が事故3日後に行った大阪航空本社への監査などで、同社が事故以前にも無資格の乗客を機長席に座らせたり、操縦かんを握らせたことが判明。国交省は07年11月、乗客は機長席に座らせず、安全確保に関する事前の説明を尽くすよう業務改善勧告を行った。【窪田弘由記】
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昨年10月、航空・鉄道事故調査委員会と海難審判庁を統合して発足した新組織、運輸安全委員会。その記念すべき事故調査報告書第1号がこんなふざけきった事故とは…。調査に付き合わされた調査官が不憫に思えてくる。あまりにもばかばかしい事故であり、これ以上のコメントはしないが、ひとつだけ。

このようなふざけきった航空会社からは、免許を剥奪すべきである。

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