屋内プールを求めて静岡市内をさまよう

　　暑くて毎日のようにアイスクリームを食べていたら太ってきた。職場が夏休みに入り、汗だくの自転車通勤の機会が無くなるともっと悲惨なことになると思い、毎日運動することにした。水泳。暑いし、中学生の頃は水泳部員だったし。

　　8/5の日曜日、手始めに静岡市葵区西ヶ谷にある屋内50mプール、静岡県立水泳場に行ってみた。開いてない。入口の張り紙によれば、昨年9月の台風で屋根が飛んでいってしまったために雨漏りがあり、まだ工事中だとのこと。営業再開までまで時間がかかりそうだ。

　　しようがないので、隣にある静岡市営の25mプール、西ケ谷屋内プールに行ってみた。ここには家族で何回か訪れたことがあるが、夏場は似たような家族連れで非常に混雑している。ところがここも開いていなかった。この日に限って「静岡県スポーツ少年団親善交流大会」なるイベントのために貸切になっていた。

　　あきらめて家に帰り、豚のように寝てようかとも考えたが、思い立ったが吉日、早く水泳の習慣を軌道に乗せた方が良いと考え直し、駿府城の一角にある中央体育館附属の屋内プールに行くことにした。ここは設備がずいぶん古く、おかげで人もあまりいない。

　　調子にのって1600mも泳いでしまった──もちろん、25m泳ぐたびにたっぷりと休みをとっている。その反動はすぐに来た。終わったあと、全身に力が入らない。左足ふくらはぎも筋肉痛になった。初日だからといって頑張りすぎたかもしれない。疲れすぎて、翌日も運動する気になれるかどうか心もとなくなった。いや、どうせ月曜日は公営プールは休業か。