滞在四日目、学会三日目が研究発表日。スケジュールでは17時から19時までのセッションの7番目の発表で、最後の最後である。午前中はホテルで練習し、午後になって会場に出かけた。
入れられたセッションは、発表者が所属する図書館のプロジェクトの紹介といった事例研究的なものが多く、千数百館の蔵書を調べた我々の研究は明らかに場違いな印象。というか、この学会トータルでみても珍しい部類に入るだろう。応募した際になかなか日程が決まらず、さらに外れた時間に組み込まれたのはそういう事情があるからかもしれない。
該当セッションで予定されていた発表者のうち二件がブッチしてNo Showとなり、予定時間が40分ほど早まった。発表者の安形氏は直前まで原稿の英語を見直していたが、集中力を高めて演台に向かった。僕は記録係で、ビデオを設置してカメラで写真を撮ることになっている。
発表が始まる。夕方のこの時間帯では、聴衆は少なくて15人ほどしかいない。口頭での英語表現には苦労していたが、最後なので後ろを気にしなくともよく、ゆっくりとした説明となった。一方でパワーポイントのスライドは分かりやすくできており、かつビジュアル的にも優れたものだったので、分かり難いということは無かったと思う。この発表全体をスマホのビデオカメラで記録していた聴衆もいた。
発表が終わると、セッション全体が終了した。その場での質問は出なかったが、ハンガリーとチェコからの参加者がそれぞれ個別にコメントをくれた。共通するのは「英語での論文が読みたい」ということ。また我々に新しい課題が加えられたわけである。
入れられたセッションは、発表者が所属する図書館のプロジェクトの紹介といった事例研究的なものが多く、千数百館の蔵書を調べた我々の研究は明らかに場違いな印象。というか、この学会トータルでみても珍しい部類に入るだろう。応募した際になかなか日程が決まらず、さらに外れた時間に組み込まれたのはそういう事情があるからかもしれない。
該当セッションで予定されていた発表者のうち二件がブッチしてNo Showとなり、予定時間が40分ほど早まった。発表者の安形氏は直前まで原稿の英語を見直していたが、集中力を高めて演台に向かった。僕は記録係で、ビデオを設置してカメラで写真を撮ることになっている。
発表が始まる。夕方のこの時間帯では、聴衆は少なくて15人ほどしかいない。口頭での英語表現には苦労していたが、最後なので後ろを気にしなくともよく、ゆっくりとした説明となった。一方でパワーポイントのスライドは分かりやすくできており、かつビジュアル的にも優れたものだったので、分かり難いということは無かったと思う。この発表全体をスマホのビデオカメラで記録していた聴衆もいた。
発表が終わると、セッション全体が終了した。その場での質問は出なかったが、ハンガリーとチェコからの参加者がそれぞれ個別にコメントをくれた。共通するのは「英語での論文が読みたい」ということ。また我々に新しい課題が加えられたわけである。