今日、息子達が通っている土曜サッカースクールが他の2チーム(共に地域クラブチーム)をお招きして交流試合を行いました。試合は、
1年生チーム 3試合(vs B-FC) 8人制 グラウンド半面
2・3年生チーム 3試合(vs B-FC) 8人制 グラウンド半面
4~6年生チーム 3試合(vs S-FC) 11人制 グラウンド全面
の計9試合。
試合前、うちのチームの子供達には「絶対に勝てよ!」と檄を飛ばしたのですが、4~6年生チームの対戦相手・S-FCの試合前のシュート練習を見てビックリ! めちゃくちゃ実践的でレベルが高いです。殆どの子が左右両足で弾丸ライナーのシュートをゴールネットに突き刺します。キーパーも当然決まっていて、しっかりしています。5分ほど練習を見た後、私が妻や他のお母さんに話した結果予想は・・・”1-7で負け”。
そして、実際の結果は・・・全9試合で8敗1分。得点も何と9試合で僅か1点(1・2年生チーム----幼稚園の子も混じってました----の試合は見ていないのですが、ほぼ間違いなし)で、結果としては惨敗でした。
長男(5年生)は最初の試合はFWのポジションで、まずまずの動きでボールにからんでいましたが、相手チームとの実力差は歴然。テクニック以前に、走力(脚力)と動きの機敏さが違います。長男のドリブル突破も10mも続きません。失点を重ねるに従ってチーム全体の元気がなくなり、結局、0-11で終了。
以降も、遅れてやってきた6年生がパワフルなプレーで多少湧かせてくれましたが、終始劣勢は如何ともしがたく、残り2試合も 0-9、0-10位(何点取られたかよく分からない・・・)で惨敗でした。長男も2・3試合目は動いてはいるものの、軽~くドリブルで抜かれたりでいい所なしでした。”1-7で負け”の予想すら甘かったです。ただ、真の実力差はそれほどあるとは思えず、メンタル面でのタフさの差が大きいと感じました。
唯一の引き分けは、次男(2年生)を含む2・3年生チームの2試合目。前日からの雨でグラウンドはぬかるんで悪コンディション。パスのボールに急ブレーキがかかったり、出ると思ったボールがライン際で止まったりと大変なゲームとなりました。しかし、3年生エースが自らGKを志願してくれて超ファインプレーを連発し、ゴールを死守。他のチビさんたちも必死のディフェンスで相手の猛攻を防ぎます。次男も小さく細い体で一生懸命走っていました。お父さん・お母さんからは、”戻れー!””ゴール前、カバー!””シュートを打たすな!””体を寄せて!”と必死の声援。そして、回数は少ないですが、相手ゴールにも何度か攻め寄せて遂にPKのチャンスをゲット。これをファウルで倒された”ゴンちゃん”ことN君が弾丸ライナーを見事に決めて初得点。みんな拍手喝采で讃えます。その後も一進一退の攻防が続いて観衆を沸かせましたが、1-1の引き分けとなりました。いやー、いい試合でした。
3試合目は相手もメンバーを変えて背の高い子(次男より20cm位高い)を投入してくるなど真剣モードで大敗でした。しかし、この2・3年生チームはチーム意識とガッツがあり、高学年になったときが楽しみです。自分たちで考えて試合前に円陣を組み、気勢を上げたのも良かったです(まあ、相手チームの真似ですが)。
一方、高学年の子は、この”チーム意識とガッツ”が乏しく、それが見ていても物足りなく、親たちはイライラしてストレスがたまります。ゲーム中殆ど声も聞こえないし、必死さとか”がむしゃらさ”がないのは何でやろ?----「長男のサッカー、2勝8敗?」参照。
土曜サッカースクールは週1回・2時間だけしか練習しないチームなので、週に何回も練習するチームと同列で比較することはできません。しかし、最近かなり力をつけてきて、親たちも”そこそこ戦えるのでは?”と期待していたので、ちょっとガッカリでした。
コーチの先生方の方針と思いますが、うちのチームは今の所GKも含めてポジションは決めていないし、広いコートで11人制で試合するのも初めてだったので、仕方ないかな?
試合後、コーチが”実力差があったのは仕方ないけど、抜かれたらもう一度ボールを追いかけること。必死で走ること。それと、もっと悔しがらないとあかん!”と話されていましたが、まさにその通りでした。うちのチームはおっとりした子が多く、まあ、長い目で見てやらないとダメなんでしょうね。
※惨敗でしたが、雰囲気写真くらい1枚撮っておけば良かったなあ。