昨日少し写真をアップした「カトリック豊中教会」が今月の「関西 洋風建築めぐり」講座の見学先でした。今回もmayumamaさんが既に感想・説明&写真をアップして下さっているので、私は手抜きをして(汗)ディーテール写真を中心に気に入った個所などを採り上げます。----yumeさんもブログに記事をアップされました(2011-9-16追記)。
当日、1時間ほど早く集合場所の駅に着いたため、ひとまず先に外観写真の撮影へ。この講座にしては珍しく(?)ガンガンの晴れです。青空をバックにした美しい教会の姿は映えますね。後ろのマンションが絵的にちょっと残念ですけれど。
設計はチェコスロバキア出身のヤン・ヨセフ・スワガーで、昭和14(1939)年の竣工です。内部は身廊と2つの側廊から成る三廊式ですが、日本建築の要素も取り込んだ不思議な建築といえます。無垢の木の質感と色合いが美しく、静謐ながらも温かみのある空間が素晴らしいです。
小壁や落とし掛けがついた床の間風のつくりでもある祭壇部の天井は、純和風の折上格天井に明かりとりの高窓(ハイサイドライト)から入った光をトップライトとして室内に導くという珍しいもので、川島先生(京都華頂大学教授)もこのような構造は初めて見たとのことでした。説明をお聞きしなかったら、ちょっと分からなかったでしょうね。
下の方に富士山が描かれた聖画にもビックリ!
そこにバラの花びらを散らすとは!
↑入り口扉と似たデザインの紋様が彫られています。
十字架をモチーフにしたデザインも見事です。
丸窓は室内側から見るとこんな感じで、両サイドが開閉可能であり、ガラス障子との組み合わせも素晴らしいですね。
破風妻面に十字架の形をしたハイサイドライトがあり、ここから取り込まれた光が祭壇部天井へと導かれているそうです。なるほど!
カトリック豊中教会は、これまで建築関係の本ではあまり採り上げられていないようです。しかし、和風建築の要素をうまく取り込んだ独特で印象的な空間は特筆ものではないでしょうか。とても大切に使われて、美しさが維持されているのも素晴らしいことだと思います。
たいした説明書けてませんが・・お恥ずかしい;
ほんとにいつもはどしゃ降りとか大雨とか多いですけど珍しくガンガン晴れの日でしたね。
青い空にピンクの教会が映えますね。
ディティールの写真もそれぞれきれいですよね。
前の記事の国立市の写真は一橋大学ですよね?!
東京行った時、ここ行けなくて心残りだったんです~
またアップ楽しみにしてます。
いつもお世話になっております(笑)。あの教会の素晴らしさ・凄さは先生の解説を聞かないとちょっと分からなかったかもしれませんね。
ただいま関東方面に出張中で、携帯からコメントを書き込んでいます。国立市の写真はその通り一橋大学です。出張先から電車で約20分だったので、これ幸いと少し寄り道してきました。伊藤忠太の怪獣もいっぱいいたし、建物も素晴らしいものが多数ありました。
※今回の出張では残念ながら寄り道は無しです(涙)。
改めて、屋内の木の香りの強さを感じました。
そう。。お天気のせいもあったのでしょうか、豊中カトリック教会はとても明るいイメージを持ちました。
次回は一番気持ちのいい時期。また青空が広がるといいですね。
東山も青空が似合いますもの。。
こんにちは。
私はyumeさんが書いておられた異国情緒になるほどそうやなあと思いました。
これはシュロの木によるものも大きいかもしれませんね。
内部では光と影の対比が素晴らしかったです。
>次回は一番気持ちのいい時期。また青空が広がるといいですね。
ほんとですね。
来月もよろしくお願い致します。
豊中ですか・・・
行ける距離です・・
機会あれば・・・^^です
こんにちは。
ユニークな教会でしょう?
天気の良い日にぜひどうぞ。
最近は公私共に忙しくて、なかなか遠出しての探訪ができません。