中心地に戻ってきました。
夕食をどうするか決めていなかったのですが、ベルギービールを飲みたいし、できればアール・ヌーヴォーの建物の中で食べたかったこともあって、グランプラス近くの有名なお店「ファルスタッフ」に入ることにしました。1903年創業の歴史あるビア・カフェです。
おー、正面からして窓まわりなどがかなりヌーヴォーしています(?)。
天井や奥の壁など、ステンドグラスがいっぱいです。
下の天井も味わいがあります。
おじさん(創業者とか?)もビールを飲んでいますね。
ステンドグラスが目立ちますが、店内には優美な曲線も多数用いられています。
まずはビールで乾杯!
ベルギービールを注文したつもりですが、ビンではなくグラスで運ばれてきたので、地元のビールなのかどうかよく分かりませんでした(汗)。メニュー表紙にもおじさんの顔が・・・。
この日はステーキなどを注文しました。
ビールも料理もなかなか美味で大満足。
よく見ると、こんなところになかなか優美な花のステンドもありました。
大満足の夕食を終えて、再びグランプラスへ。
遅い時間帯になったからでしょうか、ライトアップは控え目でした。
午前中にも入ったチョコレート店へ。
店内は木の質感を生かしたシックな感じでした。
美術館も王宮も入っていません。小便小僧も見ていません。
グランプラス以外はひたすらアール・ヌーヴォー建築三昧で、あまりベルギー/ブリュッセルを楽しんだといった感じがしませんが(それはさんざん引っ張りまわされた妻の方がより感じたと思います(汗))、私はブリュッセルのアール・ヌーヴォー建築の凄さを堪能しました。でも、これでも全体の1/10~1/5くらいみたいですね。
さて、旅の第6日目、特急のチケット購入でドキドキしたブリュッセル探訪記もやっと終了です。実質残りあと2日、地道なアップで頑張るぞー。
もっと時間が欲しいところですね。
ブリュッセルは想像以上のアール・ヌーヴォー建築の宝庫でした。
ですが、小住宅探訪を優先させたため、ベルギー漫画センター、楽器博物館、ホテル・メトロポール、カフェ ル・シリオといったガイドブックに載っているアール・ヌーヴォー建築の有名どころも無念の見逃しでした。
まあ、パリから日帰り旅行では欲張りなことは言えませんね。