
2011年に読んだ本の(ほぼ)一覧です(新刊本と旧作が混在)。
7月に一度、「上半期マイベストBOOKS」として上半期に
読んだオススメ小説リストをアップしました。
2011年も残りあと1週間となり、今回は新書なども含めた
1年間分の最終版です。
無印は小説で、*印はノンフィクションや実用書的なものです。こちらは
殆どが新書です。今年は新書がやや多かったかな?
----建築関係写真集やガイドブック的なものなどは除外。
自己採点の目安----★:20点 ☆:10点
同じ本でも別の日に採点したら、1ランク上がったり下がったりすることはあると思いますが、2ランクの変化は恐らく無いでしょう。同一ランク内でも差がありますが、ここでは細かいことは無視しています。
以下、★★★☆(70点)以上の(一応の)オススメ作のみ挙げてみました。
私の場合、面白ければジャンルは何でもOKです。
基本的に少しでも面白い部分があれば、70点をつけるので、採点は甘めでしょう。
2011年も通勤の電車の中を中心に約70冊の本を読了しました。その他に読みかけのものが数冊あります(これらも上位に入ってくるかも)。おおむね5日に1冊のペースで、これはここ数年あまり変わっていないようです。会社員&他にもやりたいことが色々ある者としてはとしては、これが精一杯でしょうか(^_^;
このくらい読むと高い点数をつける作品が複数出てきますね。やはり、ある程度数をこなさないと感動本に巡り会う確率は低いようです。
ここ数年は小説と新書がメインですが、2011年は池澤夏樹・伊集院静・高田郁の各氏の作品が良かったです。池澤・伊集院の両氏については出会うのが遅すぎましたね。会社の同僚から薦められた高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズは安定した良さがあります。
東日本大震災関連本(新書)も何冊か読みました。必要以上に声高になることなく、冷静に淡々と、しかし信念を持って書かれた本に素晴らしいものが多かったです。
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★★★★☆(◎印:ベスト10)
◎「やがてヒトに与えられた時が満ちて・・・・」 :池澤夏樹
◎「海峡 幼年編」 :伊集院静
◎「春雷 海峡 少年編」 :伊集院静
◎「岬へ 海峡 青春編」 :伊集院静
◎「ながい坂(上・下)」 :山本周五郎
◎「サッカーボーイズ 15歳 約束のグラウンド」 :はらだみずき
◎「ゼロマイル」※再読 :稲葉なおと
「終わらざる夏(上・下)」 :浅田次郎
◎*「本はこれから」 :池澤夏樹編
◎*「列島強靱化論」 :藤井聡
◎*「私たちはこうして”原発大国”を選んだ」 :武田徹
*「宇宙は本当にひとつなのか 最新宇宙論入門」 :村山斉
★★★★
「想い雲 みをつくし料理帖」 :高田郁
「今朝の春 みをつくし料理帖」 :高田郁
「小夜しぐれ みをつくし料理帖」 :高田郁
「第二音楽室」 :佐藤多佳子
「君と会えたから・・・・」 :喜多川泰
「下町ロケット」 :池井戸潤
「十二人の手紙」 ※再読 :井上ひさし
「少年譜」 :伊集院静
「熱球」 :重松清
「一刀斎夢録(下)」 :浅田次郎
「ひそやかな花園」 :角田光代
*「40歳からの知的生産術」 :谷岡一郎
*「大発見の思考法 iPS細胞vs素粒子」 :山中伸弥、益川俊英
*「からだ上手 こころ上手」 :斎藤孝
*「日本語教室」 :井上ひさし
*「原発大崩壊! 第2のフクシマは日本中にある」 :武田邦彦
*「読書のチカラ」 :齋藤孝
*「ラクして成果が上がる理系的仕事術」 :鎌田浩毅
*「未曾有と想定外 東日本大震災に学ぶ」 :畑村洋太郎
*「官僚の責任」 :古賀茂明
*「ニッポン鉄道遺産 列車に栓抜きがあった頃」 :斉木実、米屋浩二
*「原発社会からの離脱」 :宮台慎司、飯田哲也
*「新・堕落論」 :石原慎太郎
*「最強の人生時間術」 :斎藤孝
*「いますぐ書け、の文章法」 :堀井憲一郎
*「ことばと思考」 :今井むつみ
*「津波災害 減災社会を築く」 :河田憲和
*「生きる覚悟」 :上田紀行
*「IT断食のすすめ」 :遠藤功、山本孝昭
★★★☆
「花散らしの雨 みをつくし料理帖」 :高田郁
「花のおと」 :藤沢周平
「キップをなくして」 :池澤夏樹
「コンビニ・ララバイ」 :池永洋
「一刀斎夢録(上)」 :浅田次郎
「探偵ガリレオ」 :東野圭吾
「時雨みち」 :藤沢周平
「帰宅部ボーイズ」 :はらだみずき
「時の風に吹かれて」 :梶尾慎治
「三十光年の星たち(上)」 :宮本輝
「人質の朗読会」 :小川洋子
「乳房」 :伊集院静
*「数に強くなる」 :畑村洋太郎
*「40歳の教科書 親が子どものためにできること」:モーニング編集部
*「野茂英雄 日本の野球をどう変えたか」 :ロバート・ホワイティング
*「競争と公平感」 :大竹文雄
*「時間の作法」 :林望
*「大局観 自分と闘って負けない心」 :羽生善治
*「人生を変えた時代小説傑作選」 :山本一力、児玉清、縄田一男
*「理系仕事術」 :岡嶋裕史
*「不完全な時代 科学と感情の間で」 :坂村健
*「日本人の心はなぜ強かったのか 精神バランス論」:斎藤孝
*「つながる読書」 :日垣隆
その他
「錨を上げよ(上)」※上巻だけで挫折。冗長過ぎる :百田尚樹
「きみが住む星」 :池澤夏樹
「傷だらけの店長」
*「高木貞治 近代日本数学の父」 :高瀬正仁
など
「ぼくとアナン」梓河人(「アナン、」上下の続編です) や、「プリンセス・トヨトミ」万城目学、「愛しの座敷わらし」萩原浩がおもしろかったかな~
本は昔から大好きで(ただし、読書感想文は苦手でした)、最近はもっぱら通勤の電車の中でちょこっとした時間を利用して読んでいます。
ところが、うちの息子たちはマンガ以外は全くといっていいほど読まないのです。
「アナン」の続編は読みたいですね。
「プリンセス・トヨトミ」も大阪が舞台やし、興味あり。
意地になって、最後まで読みましたけど、途中ラストちらっと見たら、ラスト時点での主人公の年令を知り、発熱しそうでした。
ベストにあげた本、ほとんど読んでいないので、あとでまた見に来ますね。
こんにちは。
百田尚樹さんの作品はこれまで読んだものはすべて高く評価したのですが、この作品は全く琴線にふれるところがありませんでした。他の名作群との差が大きいことにビックリしましたが、若い頃に書かれた作品らしいので、そういうこともあるかなとは思います。ただ、それで「永遠の0」「BOX!」「影法師」といった作品の評価が下がることはないですね。
ほっそさんも「モンスター」はなかなかの力作であると評価されているようなので、これらは読んでみたいですね。ほっそさんのベスト本も教えてくださいね。
先ほどはカキコありがとうございました。
ひろさんが挙げられている本では
「本はこれから」 :池澤夏樹編
「読書のチカラ」:齋藤孝
「コンビニ・ララバイ」:池永陽
「探偵ガリレオ」:東野圭吾
が既読でした。
通勤時間って結構読めますよね^^
来年も良い本にたくさん出会えたらいいなと思います。
来年もよろしくお願いいたします^^
こんばんは。
コメントありがとうございます。
苗坊さんの277冊読了にはビックリ!
「本はこれから」には本に対する愛情がいっぱいつまっていましたね。
通勤では電車4本を乗り継ぐのでどうしても細切れの読み方になりますし、その中では30分以上乗る特急では朝は爆睡に近いので、なかなかページが進まないことも多いのです(^_^;
でも、大感動本にめぐりあったときは至福のひとときです。
これからも本を読み続けましょうね!
来年もよろしくお願い致します。