5月20日(金)~24日(火)の予定で開催されている「平成23年春季堺文化財特別公開」に行ってきました。生まれも育ちも堺ですが(ただし現在の住まいは大阪市西区)、このイベントに参加したのは初めてです。
今回のテーマは「三好一族と堺幕府」で、パンフレットは南海本線・堺駅にある観光案内所などで貰えますが、同じもののPDFファイルがこのサイト(堺観光ガイド)でダウンロードできます。
今日はブログにアップする時間があまりないので、重要文化財関係の2件のみ簡単に紹介します。
まずは、南宗寺の仏殿(重要文化財)と天井画「八方睨龍(はっぽうにらみりゅう)」です。南宗寺には我が家のお墓もあり、いずれも重要文化財の山門や唐門は何度か見ているのですが(こちら参照)、仏殿の内部を見たのは初めてでした。圧巻の天井画です。また、禅宗建築の技法を用いた大阪府下ではただひとつの仏殿建築とのことで、建築的な見どころもいっぱいです。なるほど、大胆にして優美な屋根の反りはこうやって支えられているのか。。。
南宗寺には他にも多くの見どころがあります。
そして、もうひとつ素晴らしかったのが大安寺の本堂障壁画です。こちらは写真撮影禁止だったのですが、狩野派による多くの美しく見事な障壁画(重要文化財)をすぐ間近に見ることができ、大感動。やはり本物を自分の目で見ないといけませんね。また、こちらの建築も見ごたえありです。
以上、この2つは必見ですので、ぜひお出かけください!