ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

ブラームス・ピアノ協奏曲第2番(アシュケナージ)

2009-02-14 16:54:05 | 音楽

Brahmspf2 先日メヌエットさんと高村薫さんの力作「リヴィエラを撃て」の話を少ししたときに出てきたブラームスのピアノ協奏曲第2番。

「リヴィエラを撃て」は大感動作品でブログにも感想をアップしたのですが、細部のことは忘却の彼方で、ブラームス・ピアノ協奏曲第2番が印象的な使われ方をしたこともすっかり忘れていました。でも、「リヴィエラを撃て」の自分のブログ記事を見たら、ちゃんとこの曲のことを書いていましたね。

さて、先の会話の際に、メヌエットさんが”誰の演奏がもっとも作品のイメージに近いか(でしたっけ? 間違っていたらスミマセン)”を考えて出した結論がアシュケナージ盤と聞き、これが私の持っているCDと一致してビックリ!まあ、名盤の一つとして有名なCDだとは思いますけれど。

アシュケナージ盤は、ハイティンク指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1982年です。ただし、私が所有しているCDはジャケットの写真がアップしたものと少し異なっています。昔CDを買うときに色々参考にした志鳥栄八郎さんの名著「新版 不滅の名曲はこのCDで」で、ハイティンク/アシュケナージ(pf)盤の解説を抜き出してみますと、

アシュケナージのまろやかなピアノの音色は、歌謡的な性格をもったこの曲と、実によくあっている。ここでは、ピアノとオーケストラが一体となって、”ピアノ独奏部を持つ交響曲”といわれているこの曲にふさわしくシンフォニックな表現で、劇的でかつまた優美な音楽をつくりあげている。

とのことです。
私が好きなのは第2楽章、第4楽章、第1楽章の順かな?このCDは第3楽章のチェロ独奏部が特徴的でもあるようですが、最近聴いていないのでよく覚えていません。ただ、手元メモにもチェロのことが書いてありました。

また、手元のノートによりますと、このCDを最初に聴いたのは1993年の2月でした----よくメモっていたもんだ。どうも3月のコンサートのプログラムにこの曲があり、その予習として聴きだしたようです。また、1998年の5月にもコンサートの予習で聴いていたようで、朝比奈さんのブラームスチクルスかなあ。。。と思ってネットで調べると、1998年のコンサートはやはり朝比奈隆(指揮)/大フィルで、園田高弘さんのブラームス/ピアノ協奏曲第2番と、同じくブラームス/交響曲第3番の組み合わせでした。1993年の方はよく分からなかったのですが、これも朝比奈隆(指揮)/大フィル +園田高弘だったかもしれません。

さてと、今夜は久々に重厚にして雄大なこの曲を聴いてみようかな。

(2009-2-15追加)
古い話ばかりを書いていましたが、2007年12月の金聖響/オーケストラ・アンサンブル金沢のコンサートでもブラームスのピアノ協奏曲第2番を聴いていました。このときのピアニストは清水和音さん。予習不足でのぞんだこのコンサート、やはり第2楽章は”元々好きな楽章”と書いていましたが、本番では第3楽章が印象的だったようでしたね。昨夜、アシュケナージのCDを聴きました。ただ、夜寝るときに聴いたので、夢うつつでした。