谷町９丁目～６丁目～清水谷の探訪後、良さ気な喫茶店はないかなとウロウロ。そこで目に留まったのが長堀通り沿いの「コーヒーショップ どる」さんでした。外からはよく見えなかったのですが、照明などがきれいと感じました。
店内は人形や小物がたくさん置かれ、楽しげです。
一見細長いのかなと思ったら、奥にも部屋が広がっており、私はそちらの席につきました。壁の木の風合いや色合いも良いです。
この照明のシェードもステンドグラスと言ってよいのでしょうか？
万華鏡のようなデザインです。
人形や小物だけでなく店内には車関係のインテリアがいっぱいです。
店の奥の方から見た入口方向の眺めです。
壁面照明は傘のデザインも良いですし、壁の反射光が美しいです。
この眺めが一番素晴らしかったでしょうか。
カウンター上部の飾り棚にもミニカーなどがレイアウトされています。
クラシックカーのフォルムが素晴らしいです。
お店の方に少しうかがうと、２５年目くらいとのことでした。
他のレトロ喫茶や純喫茶ともちょっと違った楽しさ・美しさにあふれた「コーヒーショップ どる」さん、良いお店でした。コーヒーとトーストも美味しく頂きました。
先日、東京の本郷で会議があり、西方や本郷界隈、東大キャンパス他をブラブラ歩きました。そのとき昼食をとったのが、かねてから行ってみたいと思っていた「万定フルーツパーラー」です。場所は東大正門前。
おーっ、趣のある外観です。上部ファサードは洋風ですね。２階付け柱の柱頭飾りが雷紋のようなのが面白いです。
爽やかで涼しげな色合いの看板です。
図柄はカレーライスでしょうね。
店内は想像していたよりはレトロ・レトロしていませんでした。ですが、１００年近く（？ 創業は大正初期らしいです）使われてきて／愛されてきて、自然に出来上がった落ち着きのある風格のようなものを感じます。店内レイアウトはちょっと珍しいＬ字型で、カウンター内の厨房がいい感じです。
店内は常連さんが多そうでした。東大の先生（老教授とか？）も来られるそうな。他のお客さんの顔が入らないようにすると、どうしても写真のアングルが限定されてしまい、これがちと残念でした。
さりげないですが、床タイルのデザインと色合いもいいです。
ガラス越しのグリーンが美しいです。このガラスから入ってくる光で店内は明るく、私はそれが良いと思いました。
超印象的なレジスターは現役です！
円と銭の表示がありますが、ネットで他の方の写真を見てアメリカ製と分かりました。
このレジスターの写真を撮る人が多いとのことでした。
お店の方は話し方などが優しく、注文したハヤシライスも美味しかったのですが、めちゃくちゃお腹がすいており、写真を撮り忘れました（汗）。
「万定フルーツパーラー」さん、いいお店でした。
今度はカレーライスとオレンジジュースを頼もうかな。
先週の金曜日は久々の出張（日帰り）で、山口県周南市にある関係会社の工場に行ってきました。電車は新大阪６時５０分発の「さくら」で、１列２席×２のシートはゆったりとしていて乗り心地・座り心地は良かったです。
ＪＲ徳山駅での待ち合わせ時間までに３０分以上あったので、駅前の喫茶店「亜珈」で珈琲を飲むことに。ここは以前にも１、２回入ってレトロな感じだったことは覚えていたものの、その時はお客さんがいっぱいで写真は撮っていませんでした。
記憶通り、レトロでシックな雰囲気です。ほの暗さも良し。
お店の方に戦艦・大和の模型が置いてあることを教えてもらいました。
こちらの写真を撮るお客さんが多いそうな。
史上最大の主砲である１８インチ（４６ｃｍ）３連装砲が見えていますね。昔、我が家にも「大和」のプラモデルがありました。姉妹艦である「武蔵」の方だったかもしれませんけれど。
照明やステンドグラスのスタンド、荒々しい壁もいい感じです。
ここでお店を開かれて３０数年とのとでした。
椅子のシートも年季が入っています。
大和の模型に出合ったりもあり、珈琲を飲みながらなかなか有意義な３０分を過ごしました。
レトロ喫茶特集（その２----その１は「喫茶カプリ」さん）、東大阪市の喫茶店・喜村家さんです。近鉄布施駅前の商店街にあります。３月に外観を見ていいなあと感じ（そのときの記事はこちら）、日を改めて訪れました。
やはりファサードのデザインと色合いが素晴らしいです。
店内は京都の町屋のように非常に細長くなっていました。
内部は予想していたよりも明るく、照明などはモダンとも言えます。
創業して何と７５年！（７０年かも）で、ここ数十年、内装も変わっていないとのことでした。
上の写真で、アラベスク風の（？）デザインが施された白い壁面はひょっとしてプラスチックかもと思って触ってみると、タイルでした。これにも驚きましたね。
コーヒーにピーナッツがついてくるのがユニークです。
老舗として特に常連さんに愛されているらしい「喜村家」さん、素晴らしいお店でした。
レトロ喫茶特集？（その１）、大阪市北区茶屋町のレトロな喫茶店「カプリ」さんです。
以前にブログ仲間から（確かぷにょさんだったかな？）存在を聞いて１、２回前を通りかかったことはあるのですが、お休みｏｒ閉店後だったのか閉まっていて、入るのは今回が初めてでした。
このお店の前の佇まいをご覧ください！
すぐ近くは若者で賑わう梅田なのに、まるで昭和にタイムスリップしたような・・・。
一瞬、この日もお休みかと思いましたが、店内には明かりが見え、営業中の札がかかっていました。
店内です。
ガラスブロックを通して北側から柔らかい光が入ってきます。
入口横のブルーの色合いもキレイですね。
天井照明もいい感じです。
下の２つの照明（ダウンライト）はちょっと珍しいデザイン＆色合いです。
年配のご夫婦でやっておられ、かれこれ４５年とお聞きしました。
ちょうどお昼時で、私はやきめしとホットコーヒーを頂きました。
これまでに見たレトロ喫茶の中でも、佇まいを含めてかなりインパクトがありました。
お二人で元気にお店を続けて頂きたいものです。
