まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

北新地のタイルめぐり その2

2018-01-19 23:23:01 | ディテール
新地のタイルめぐりの続き。

とってもニュアンスのある緑色の小口タイル。


このタイルはビルの外壁のうちわずかにこの部分のみだった。もっとたくさん貼ってあればいいのに~


好陽ビルは割と大きな飲み屋ビル。


廊下を奥へ入ってみると階段があった。
このタイル、この手すり、この光、、、あぁなんて素敵なんだろう!昭和40年代だろうか。


この大橋ビルには、鉄格子の扉がつけられていた。オリジナルデザイン鉄格子は鉄工所で作った特注品だろう、
とても美しいなぁ!また人研ぎの床に映し出されていた格子の影もいい味。。
防犯上営業時以外は閉めておくのだろうが、飲み屋ビルで入口にこんな扉があるのは珍しいかも??


こちらは割と新しそうなタイルだが、何とも斬新な、波打つ壁!


このシャンデリアのデザインが秀逸!!キラキラ光るガラスボールが球状に吊り下げられている。
夜見たら幻惑されてしまいそう・・・


あぁ、サンボアバーはここだったのか!90年もの歴史あるバーで、西洋の田舎の民家風の建物も素敵だな!


ハーフティンバーの外観。


以前洋風建築めぐり講座の先生がここを訪れるツアーをされていたっけ。ほとんど飲めない私は1人では
なかなか入りづらいから、そういう時に行っておけばよかったなぁ。


そのすぐ近くにあった、草に覆われた建物(汗)。背景のビル風景とのミスマッチぶりが甚だしい・・・


元は何だったんだろう、と思ったら、花屋だったようだ。しかし逆に花(植物)に食われてしまったのか・・・


それでも空き家でなく使われているようで、人が出入りされていた。たくましい!


道端にまるまる太った羊が。あぁ、ここは新ダイビルか!建て替えで取り壊した古いビルの角部分にいた
羊たちだ。阪神高速からよく見えていたものだ。


元の新ダイビルは村野藤吾の設計で、ファサードのポイントとして、遊び心もあって羊の造形を置いたらしい。
旧ビルは解体されても羊さんはちゃんと残されてよかったね~~


最後に梅田駅へ戻る途中の1号線をくぐる地下道のタイル。控えめなイチョウのデザイン。


夜は踏み込めない北新地も、午前中~昼に行ってタイルを楽しむというのはアリ!(笑)
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北新地のタイルめぐり その1

2018-01-18 23:55:57 | ディテール
こないだから名古屋や三宮の歓楽街で昭和の飲み屋ビルの素敵なタイルを見てきたので、
mayumamaさんと打合せするのに北新地の食道園でランチし、そのあと周辺をうろついて来た。

大型の陶板が貼られたビルの通路。


石材風の質感。見たところ同じものはなさそうなので、手作りなのだろうか。


これはファサードを覆う透かし模様のスクリーン。


よく見たらイチョウの葉が積み重なったデザインで、全体の青海波パターンもイチョウ型とはなかなか!


こちらのビルの壁に大型のタイルを見つけた。光ってしまってなかなかうまく撮れないのだけど・・・


深海を思わせる深い藍色。縦に三本線状に釉薬を載せてあって手作り感があるな!


なんかスイカに見えてきた・・・(笑)


こちらのタイルは名古屋で見たのと同じかと思うのだが、こちらはリボン状の模様になっている。
だいぶ雰囲気が変わるな!




こちらのビルは1階に入口があるが2階から上には窓がなく、壁が小口タイルで埋め尽くされている。
よく見ると縦横にパターンを変えて貼られ、その間隔も変化をつけてある。地味にこだわってあるな!


ぽってりとした布目タイル。端は側面まで釉薬のかかったタイルが使われていた。


うわ、素敵なエレベーターホール床!まるで台風の目みたいだなぁ!タイルかと思ったが大理石だった。


飲み屋ビルは風除室とかなくていきなりエレベーターや廊下がある。中と外の境界がはっきりせずあいまいな
感じなのは敷居を低くして客を誘導するためか。外装が建物の奥まで続いているからタイルの出番も多いのだな!


こちらのビルは内部がスキップフロアになっているのだろうか、段違いになった窓にストライプの日よけが
つけられ、まるで気球がいくつも飛んでるみたい!かわいい~~




その2へ続く。
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プレゼント用に象嵌タイルを作る。

2018-01-17 21:17:30 | ディテール
お正月明けの三連休に台湾の嘉義へ行ってきた。
8月に建築めぐり仲間から、嘉義にあるマジョリカタイル博物館のことを聞いて、速攻で1月の高雄行きを
押さえたのだった(秋はみっちり予定が詰まっていたので・・・)。mayumamaさんも行くことになり
2人で博物館のオーナーの徐さんと半年間連絡を取り合って計画を進めていた。
そして嘉義で私たちを迎えて頂き、博物館と古民居めぐりで夢のような時間を過ごしたのだった。
そのレポートはこれから書くとして・・・(苦笑)

嘉義へ行くにあたって、プレゼントを用意しなければと、気合を入れて自作タイルを陶芸教室で作った。
mayumamaさんはマジョリカタイルを作るというので私は違うものをと、前に試した象嵌タイル
作ることに。年末までに本焼きが仕上がるスケジュールを組み、何とか年末までにタイルが出来上がった。

土を7mmの厚さで伸ばして板状にする。


タイルのカットは結構気を使う。直角を出すのに前までは一枚一枚型紙を当ててカッターナイフで
切り出していたが、手間がかかるので最近は曲尺を当てて一度にカットしている。
少し乾いてから切るのだが、カッターナイフを一気に引くと土が引っ張られてゆがんでしまうので、
刃を細かく上下に動かして少しずつ切りながら進む。シャープなストレートエッジになるように
気をつけているのだが、ちょいと物をぶつけてしまったり(汗)


刃が輪になった道具を使って、模様を彫っていく。


このままで透明系の釉薬をかけて焼いてもきれいだと思うが・・・今回は象嵌にするのでもうひと手間。


表面に筆で化粧土を塗る。素地が白い土なので茶色の化粧土を使用。
彫ったところへ詰め込むような感じで、全面に塗り重ねていく。




乾いたら、かんなで化粧土を掻き落とす。素地の土の表面が見えてくるまで粗く削っていって、
その先は慎重に。。。


模様が見えてきた!


きれいに削り終わった。これで素焼きへ。




素焼きの焼き上がり。・・・って、写真撮り忘れ!!(汗)
実は、白土に茶色の化粧土をかぶせたのに、素焼きは全体が真っ白になっていて模様が全く見えなかったのだ。
間違って白の化粧土を使ってしまったのか!?どうしよう!?模様が出ないとただの白無地タイルや~ん!
うわぁ~作り直す時間もないなぁ!!・・・と焦りまくっていたので写真を撮るのをすっかり忘れていたのだった(爆)

模様が出なければ失敗だなぁと思いながらグリーンビードロ釉をかける。。。


1回目にかけたものが気泡だらけになってしまった。。。先生は問題ないと言うが気になるので二度漬け(苦笑)
2回目のときは素焼きのタイルの表面をちゃんと拭いて粉を取り除いたので気泡はあまり出なかった。
この釉薬はたっぷりかけないと色が出ないと先生に言われていたので、5秒ぐらい浸ける。


そして焼き上がった!!おぉ、模様がちゃんと出ている!よかったぁ~~
色の濃淡があるのは、2度漬けしたものとそうでないもの。やはり濃い方がきれいだな。


家に持って帰って、こちらも少し前に陶芸で作った額に合わせてみる。なかなかいいんじゃない?


目地を入れたら何とか形になったな!!

目地入れしたのが台湾へ出発する前々日で、裏の処理などギリギリまでやっていたので、完成形を
しっかり撮っておらず(汗)こんな中途半端な写真1枚だけ。

これを嘉義で徐さんに渡したら、とても喜んでくれた(と思う)。心をこめて作ったので!!
小さい方は、台北から合流してくれた友人にプレゼント。嘉義にいる間に渡すのをすっかり忘れていて(爆)
最終日に嘉義郵便局から台北へ送ったが、無事届いたとの連絡が来てよかった!
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2017.10.7~9 台湾 基隆・新竹 もくじ

2018-01-16 23:20:26 | Weblog
10月の三連休を利用して行って来た台湾、今回初めてジェットスターの深夜便に乗ってみた。
行きは金曜夜の20:30に関空発、土曜深夜0:25に台北着。帰りは火曜日の未明1:25に台北発、
5:05に関空着という、三連休をまるまる遊べるスケジュール。
しかしやはり深夜便はハードルが高いからか1ヶ月前でもまだお手頃な値段で残っていたのだった。
到着日と出発日の仮眠用に安いホテルを取ったとしても、有休を使わずに台湾に行けることを考えれば安いな!
充実した3日間だった~

金瓜石の金鉱山跡を歩く(台湾)
金瓜石の老街を歩く(台湾)
基隆駅前風景(台湾)
基隆の近代建築(台湾)
基隆のディテール(台湾)
台北故事館(台湾)
林安泰古厝(台湾)
深坑再訪 永安居(台湾)
深坑 鎮長の家のタイル(台湾)
深坑のもろもろ(台湾)
板橋の林本源園邸(台湾)
新竹の建築めぐり(台湾)
新竹の建築めぐり2(台湾)
新竹の建築めぐり3(台湾)
新竹の建築めぐり4(台湾)
新竹の建築めぐり5(台湾)


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新竹の建築めぐり5(台湾)

2018-01-15 21:45:56 | 建物・まちなみ
新竹の続き。

新竹でも城隍廟のまわりが特に賑やかで食べ物屋も多い。城隍廟から東門城の間は立派な近代建築はないが
レトロ系タイルや面格子などを探してジグザグと彷徨い歩くのが楽しい。斜めの道が交差しており、
例の観光案内所でもらったマップをを見ながら歩いていると自分の現在地が分からなくなってしまった(汗)。


ここは老振興という清朝創業の老舗の仏具店。建物は日本統治時代の明治末期~大正頃のものに見える。


梅の花のデザインがかわいい面格子。


こちらは泉香茶行という、こちらも清代起源の老舗のお茶専門店。この建物は1917(大正6)のもの。
さっきの老振興はこことよく似ているから同じ時代だろうと想像。


角地にこういうインパクトのある素敵な建物があると、まちなみが一気にイメージアップするな!


いろんな時代の商店建築が混在する。


丸窓のあるアシンメトリーなデザインの店舗はアールデコの影響なのだろう。


3階の窓にはパイプを組んだこんなデザインの手すりが。中国っぽい窓の格子と重なって面白い。


中山路の突き当たりにある東門市場の入口だが、真っ暗。。。迷い込みたい気もするが街歩きを優先。


植物モチーフの全面格子。


こちらも壁のマップを見て探して歩いた、博愛牙科診所のアール建築。思えば角地にある町家でアールになっていない
ところの方が少ないかも?


ドアが開いていたので覗き込んでみるが、すでにここでは営業されていない雰囲気。
一段上がって入るようになっており日本の家の玄関そっくりだ。台湾の町家でもあまりこういう造りは
見ない気がするが。


あっ、かわいい!!土間に敷きつめられていたのはこんなラブリーな花形の無釉モザイクタイルだった。
色合いも私好み~~


こちらは、卍、花、蝶をモチーフにした窓の格子。かわいいなぁ!


日の出っぽいデザインも。


モルタル装飾の素敵なビル。

駅の方まで戻ってきて、壁マップにあった新竹公売局(専売局)を探すが、見当たらない。
さすがに駅前だし取り壊されてしまったのかなぁ。。。
帰国後検索してみると、見ていた場所がちょっと違ったようだ。あったのかもしれないが見れなくて残念。。

お昼前に新竹に到着して、結局4時間ぐらいうろついたことになる。今から鶯歌に移動しても陶瓷博物館の
閉館時間までにゆっくり見るのはちょっと無理そうだな。。。また次の機会に。
ちょっと時間が早いが自強号でおとなしく台北へ帰り、ハードな深夜便に備えて体を休めることにしよう。


台鉄は2017年がちょうど130周年にあたるということで、こんな素敵なロゴマークが作られていた。
基隆の駅前風景の記事でも書いたが、台湾の鉄道は清朝の1891年に基隆~台北間が開通した。
その鉄路の建設着手したのが清朝時代の1887年で、そこからの130周年である。
このブログでも今まで何度も紹介してきた魅力的な台湾の鉄道風景も、着々と変化してきているが、今後
どんな新しい魅力を見せてくれるだろうか。心配はしていない。古いものを大事にしながら設備の近代化を
進め、賑わいも作り出すということが、台湾はとてもうまいと感じる。10年後、20年後もまた
その時代に応じた魅力的な鉄道風景を見せてほしいなぁ!


仮眠用に押さえていた台北駅前のWORK INNという安宿では、数時間だけの滞在なのでドミトリーを
予約していたのだが、ホテル側の事情により個室にアップグレードしてくれて超ラッキー!!とてもオシャレな宿で
シャワーでさっぱり汗を流し、狭いが鍵のかけられる部屋でふかふかのお布団をかぶって休める幸せ。。。
快適すぎて寝過ごしてしまわないかと気になって、実はあんまり眠れなかったのだけど(笑)


数時間でのチェックアウトを惜しみながら23時のバスで空港へ向かう。1:25台北発の予定が1時間ほど遅れ
さらに関空到着後に荷物がなかなか出てこないので焦りまくる。何せ、今日は会社に出勤なのだ!!
旅の服装のまま会社へ直行したら顰蹙だが遅刻するよりましか!?と覚悟を決めたが、何とか自宅へタッチ&ゴー
できた。はぁ~~よかった。最後は危ない橋だったが(汗)、秋の3連休をフルに使って充実した旅だった!!

終わり。
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