まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

2015.11.28~29 宮島・音戸の瀬戸 もくじ

2016-07-12 00:32:31 | Weblog
去年の秋のことだが・・・妹のライブ行きに便乗して、久々に広島方面へ1泊2日で行ってきた。
二人なら旅行会社の往復のぞみの宿泊付フリープランが断然安い!
広島・呉は数年前に仕事絡みも含めて立て続けに何度か行ったのだが、その時にも行きそびれていた
宮島と、音戸の瀬戸を訪問。そしてずっと見たかったコンクリート船も見ることができた。

宮島の風景
宮島の風景 続き
音戸渡船で行きつ戻りつ
音戸のまちなみ
音戸のまちなみ その2
コンクリート船を見に行く

一人旅とは違った「珍道中」もまた楽し。

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コンクリート船を見に行く

2016-07-11 00:06:12 | 川・橋・船
音戸の続き。

実は、妹の広島行きに便乗して音戸の瀬戸へやって来た最大の目的はと言うと・・・
以前、陸の上の舟という記事を書いたときに、コンクリート船というものが戦時中日本でも作られ、
その後無用となったものが防波堤として今も残っているということを知ったのだった。見たい!!
そのコンクリート船があるのは、さっき散策した鰯浜や北隠渡とは逆方向のまちはずれにある坪井漁港である。

・・・と、まぁまずは「おんど観光文化会館うずしお」で瀬戸を行き交う船を眺めながらあなご丼御膳を。
これが期待以上においしく、居心地がよくすっかりくつろいでしまった。1Fの物産店も「カメノテ」とか
変わったものがいろいろ売っていて購買欲を刺激される(笑)

音戸大橋のらせんの下に地下道があった。さっき歩き始めたところから音戸大橋を挟んだ反対側にも
旧道の古いまちなみが200mほど残っている。もとはずっと連続していたのだろうが、
大橋ができたことにより分断されたと想像する。
海沿いのバス道は橋の下を通ってつながっているのだが、旧道上に作られたのがこの地下道だな。




こちらはこんなオシャレなお店もできているのか。ここでお昼でもよかったなぁ。時間があればお茶しよう。


立派な石垣が見えたのでちょっと入ってみよう。


まるでお城のような石垣は法専寺のもの。


繊細な格子のファサードが美しい町家。


道端にレンガの煙突が。これは何の煙突だったのだろう。。。




古いまちなみが途切れ第二音戸大橋をくぐったところからさらに15分ぐらい歩いて行くと、
雑然とした小さな漁港が見えてきた。


どこにコンクリート船があるのだろう・・・と、道路から見渡すと、すぐに分かった。あれだ!!
漁港を抱え込む腕のような防波堤、その一部がちょっと不自然な形になっている。


細い防波堤の先まで行くのはちょっとゾワゾワしたが・・・見たい一心で近寄っていくと、おぉ、おぉ、
確かに船だな!!舳先が斜め上にせり出している。


先端だけ鉄でできているのはやはりぶつかった時の強度を持たせるためかな。


氷山でも割って進みそう(笑)


それにしてもちょっと風変わりな形をしている。意外に幅が狭く舳先以外は平ら。そして水面下の
部分が大きく丸くふくらんでいるのだ。油槽船、つまりタンカーなので、水中に沈めた方が浮力を得られ軽く運べる。


しかしこのしもぶくれのブサイクな形は・・・(笑)


終戦近くに作られたからか、ネット情報によるとこの船は使われることなく防波堤となってしまったようだ。
タンクの中にコンクリートを詰められ、中も外もコンクリートの船となりここに鎮座している。
働くこともなく引退とは本人(本船?)は無念で悔しいかもしれないが、それもまた運命である。
いや~面白いな!!


このコンクリート船を見に行ったのは、実は、先に見てきた若松の軍艦防波堤(響灘沈艦護岸)の翌週。
すっかり廃船づいた2015年の秋だった(笑)

終わり。
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音戸のまちなみ その2

2016-07-10 23:10:23 | 建物・まちなみ
音戸の瀬戸の続き。

くねくねと曲がりくねった坂道、それに合わせて微妙な角度をつけて細かく折れ曲がる建物の壁。
洗いざらしという言葉が似合う板壁と、黄色い土壁のコンビネーションが素敵だなぁ!




この壁は、榎酒造の建物。「華鳩」ブランドのお酒の醸造元だ。
広い敷地に作業場や蔵などの建物が建てこんだ醸造場はどこのまちでもまちなみの大きな形成要素となる。




旧道沿いにはレトロな理髪店も。


おなじみのねじねじサインもここではモザイクタイル貼り!かわいい~~


こんなところに、洋風の装飾が・・・




さらに細い路地も歩く。絵になる風景を楽しみながらふらふら、ふらふら・・・
あっ、華鳩のレンガ煙突があったんだ!近くを歩いただけでは気づかなかったなぁ~









音戸パン。小売もしているらしいが残念ながらこのときは閉まっていた。




木の電柱はほんとに味があるなぁ。。。何枚でも撮りたくなってしまう(笑)




続く。
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音戸のまちなみ

2016-07-06 23:13:17 | 建物・まちなみ
音戸の瀬戸の続き。

渡船を楽しんだあとは、古い町並みが残る音戸の旧道を歩こう。


きれいな半月形を描く音戸の港は、海沿いを走るバス道の一本内側に旧道が通っている。
幅3m弱くらいの小道に面して、元旅館や銀行建築、工場などが軒を連ねる。もちろん住宅も。


この製網工場はもう空き家かな。。。






神殿風の列柱のある建物は銀行だな。しかしこのド派手なピンク色は・・・(苦笑)
壁にうっすら「呉銀行音戸支店」の文字が、右から左へ。こんな細い旧道に唐突な気がするが
港町としてそこそこ栄えていた証だろう。




向かいには河野診療所。


マップに江戸期に建てられた「瓦壁の家」と載っていたので探したがなかなか見つからず・・・
ようやく見つけた瓦壁は、木目の化粧トタンからほんの申し訳程度に顔を出すのみ。
もとは壁一面に瓦が貼ってあったのだろうが、傷みが進んで雨が浸みてくるので上からトタンを
かぶせたのだろう。張り瓦だけでは雨をしのげなかったと見える。仕方ないな。。。




木の電柱もちょくちょく見かける。コケが生えて何ともいい色~
後ろの建物はひさしの裏までタイル貼り。いいね!


あぁ、これはお風呂屋だ!桜湯。入りたいが・・・もうやっていないようだ。
丸く刈り込まれた枝がキャッチーな木はカイヅカイブキかな。


レトロな行灯はそのまま残されている。素敵~


少し歩いたところにまたお風呂屋があった。そちらは普通の建物だが現役らしい。この距離で
2軒あったらちょっと厳しかっただろう。。。


覗き込みながら歩く路地の水路の水は海色。オレンジ色の石垣も美しいなぁ。


続く

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音戸渡船で行きつ戻りつ

2016-07-04 23:02:27 | 川・橋・船
からの続き。

呉で泊まった翌日、バスで音戸の瀬戸へ向かう。呉の海沿いを走るこの路線は、IHIの造船所が高台から
見下ろせたり、自衛隊のドックに停泊している潜水艦が見えたり、製鋼所の工場萌え風景が広がっていて、
マニアにはたまらないだろう。(私は造船所と工場風景は好きだが自衛隊マニアではない)




そして、巨大なぐるぐるらせんの音戸大橋と巨大アーチの第二音戸大橋の間に、前時代的な渡船乗り場があった。
本土側の警固屋地区と倉橋島の音戸地区の間を分ける水道は幅約90m。その両岸を結ぶ音戸渡船は
日本一短い海上定期航路なのだそうだ。


船好きの私としては、音戸歩きはまずこの渡船から。


バス道に面した素朴な小屋に「音戸渡場」と手書きの看板が掲げられている。


かつてはこの小屋の窓口に係りの人が常駐していたのであろうが、今は船頭さんが集金もする。
料金は、大人70円。


桟橋を覗いたら船はいなかったが、すぐに対岸からやってきた。


台船に運転台をつけたようなこれまた素朴な船。ふちは結構低くてあまり近寄るとつんのめりそう・・・


この細い水路は広島と松山を結ぶフェリーのルート上であり、呉の港内から外海(瀬戸内海)へ出る船も通る
交通の要衝で、見ている間にも次から次へと船が通り抜けていく。それでなくても潮流の早い瀬戸であるのに、
船が通るたびに水紋が縦横無尽に広がり小さな渡船は翻弄され揺れるのだ。。。


警固屋側に到着。


こちらの乗り場もまた簡素な小屋。まるで端材を寄せ集めて日曜大工で造ったような風情だな。
各家庭で不要になったものを持ち寄ったのだろう、バラの椅子が並べてあるのも微笑ましい。


更新されても手書き健在!いいね~




さぁまた船に乗って音戸へ戻ろう。





音戸側の桟橋に着いたとき、ニコニコ顔の船頭のおっちゃんが、記念写真を撮ってあげるというので
妹と二人で撮ってもらった。
最近は風景ばかり撮って自分たちの写真を撮らないのが常になってしまっているので(汗)、こんなふうに
半ば押し売りで撮ってもらった写真はとても貴重で、後から見るととってもいい記念になるものだ。
ありがとう~!

続く




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