翁長知事会見 冒頭発言を徹底批判


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翁長知事会見 冒頭発言を徹底批判


翁長新知事の記者会見の冒頭発言と記者との質疑応答全文が掲載された。
これから四年間、翁長知事の政治が始まるが、知事になるためになりふり構わなかった翁長知事には嘘が多すぎる。翁長知事の嘘を徹底して暴いていく。

翁長知事会見 冒頭発言全文
2014年12月10日

 翁長雄志知事が10日午前に行った就任会見の冒頭発言の全文は次の通り。
 ハイサイ、グスーヨー、チュウウガナビラ。県民の皆さん、本日をもって県知事に就任をいたしました、翁長雄志でございます。先ほど、高良副知事から事務引き継ぎを受けまして、沖縄県知事として今、公務を開始をいたしております。
 このたびの県知事選挙の結果を受けて、公約の実現に全力を傾けて頑張っていきたいと思っております。基地問題につきましては、もう戦後70年になるわけでありますけれども、この0・6%の面積に74%の米軍の専用施設があるというのは、やはりいくら何でも理不尽ではないかということをベースにしながら、ぜひ日本の安全保障は、日本国民全体で考えてもらいたいと、こういうことを訴えていきたいと思います。
 私も日米安保体制には大変理解を持っておるわけでありますが、やはりこの沖縄県の過重な基地問題はぜひとも日本国民全体で考えていただきたいと、このように思っております。
  「翁長知事会見 冒頭発言」
0・6%の面積に74%の米軍の専用施設があるというのは革新の売りである。それを保守を自負する翁長知事が主張している。
日米安保廃棄・米軍基地撤去を目的にしている革新のまやかしの理屈に騙されているのが翁長知事である。

日本にあるのは米軍基地だけではない。自衛隊基地もある。日本に駐留している米兵は4万人に満たない。自衛隊員は22万人居る。米兵の5倍以上も自衛隊がいるということは自衛隊基地も米軍基地より何倍も大きい。
自衛隊のことを故意に消しているのが「0・6%の面積に74%の米軍の専用施設が沖縄にある」というキャッチフレーズである。あたかも日本には米軍だけが存在していて、米軍が日本を防衛しているような印象を与えている。そして、米軍が沖縄に集中していることを強調して、沖縄は日本防衛の犠牲にされているという理屈を革新はつくり上げているのだ。革新がつくりあげたまやかしの理屈を翁長市長は鵜呑みにしているのである。
中国軍機が沖縄上空に接近した時、スクランブンを掛けて、中国軍機を牽制するのは米軍機ではない。自衛隊機である。日本領土を守っているのは米軍ではなく自衛隊のほうである。それなのに米軍が日本を守っている印象をつくるために「0・6%の面積に74%の米軍」を強調するのである。そして、米軍が沖縄に集中しているから、米軍を本土に移転するべきである。普天間飛行場は県外に移設しろという主張するのである。日本には22万人の自衛隊が存在していることを考えれば米軍だけが日本を防衛していることが間違いであることが分かる。それに四万人近くの米兵は本土と沖縄に半々駐留している。本土の米兵は自衛隊基地を利用して訓練するから米軍専用の基地は沖縄のように多くを必要としない。革新は不都合なことを隠すことによって「0・6%の面積に74%の米軍」の理屈を成り立たせているのである。米軍基地が沖縄に集中しているから本土に移設するべきだと信じるのは革新の騙しのテクニックの術中に陥っている。私たちは22万人の自衛隊が存在していることを忘れてはならない。

日米政府は普天間飛行場の辺野古移設と同時に嘉手納飛行場以南の米軍基地の撤去と、沖縄の米海兵隊の要員八〇〇〇名とその家族九〇〇〇名がグアムに移転する計画であることを発表した。この計画を実現すれば「0・6%の面積に74%米軍基地」の理屈も成り立たない。
革新は米軍基地が沖縄に集中していることを主張するために徹底して22万人の自衛隊隠しと嘉手納飛行場以南の撤去隠し、海兵隊8000人のグアム移転隠しをやっているのだ。革新の思惑をそのままそっくり真似ているのが翁長新知事である。

翁長知事は保守を自称し、日米安保に賛成していると言っている。米軍基地の日本駐留も認めている。それなのに革新の主張をそのまま自分の主張にし、「0・6%の面積に74%米軍基地」が集中していることを理由に辺野古移設に反対している。日米安保廃棄・米軍基地撤去の目的のために革新は「0・6%の面積に74%米軍基地」の理屈をつくったのである。それなのに日米安保に賛成であると言いながら革新の理屈を信じているのが翁長知事である。

このような認識の下、日米両政府に対しまして、過重な基地負担の軽減、日米地位協定の抜本的な見直しを求めるとともに、騒音問題や米軍人・軍属による犯罪など、米軍基地から派生する諸問題に取り組んでいきたいと思っております。
 普天間基地の辺野古移設問題につきましては、昨年1月28日ですね、東京要請をいたしまして、普天間基地の県外・国外(移設を求め)、あるいは県内移設はやらないようにと、あるいはまた、オスプレイの配備撤回という形で要請をさせていただきましたけれども、残念ながら一顧だにされませんでした。
「翁長知事会見 冒頭発言」
 翁長知事のいう東京要請とは政府に提出した建白書のことである。しかし、建白書には翁長知事が言った「県外・国外」の文言はない。「閉鎖・撤去」の文言だけがある。建白書では普天間飛行場の撤去・閉鎖を要請しているのであって、県外移設や国外移設は要請していない。
 
 翁長知事は建白書の文言である閉鎖・撤去を主張したことは一度もない。東京行動から知事選の途中までは県外移設のみを主張していた。
県外移設を主張したのは自民党・民主党・公明党・生活の党であった。自民党は去年自民党本部の強い要請で辺野古移設に変更したから、県外移設を主張しているのは民主党・公明党・生活の党と自民党を離れた翁長氏と彼の仲間たちであった。県外移設を主張している三党は国外移設を主張していない。翁長知事だけが国外移設を言うようになったのである。
 なぜか、県外移設は米軍の国内移設であり、日米安保に賛成することになる。しかし、革新は県外移設には賛同しない。そのことに気付いた翁長知事は革新の反発をなくすために国外移設も公言するようになったのである。
 革新の支持を得るために日米安保に賛成しながらも革新の支持を得るために国外移設も公言するようになった翁長知事であるが、建白書に銘記している閉鎖・撤去は一度も言ったことがない。閉鎖・撤去は革新がずっと主張し続けている。いわゆる革新の主張の象徴的な文言である。閉鎖・撤去を公言すれば保守の反発を招く恐れがある。翁長知事はそのことを危惧して閉鎖・撤去を公言しないのだろう。

 県外移設・国外移設は選挙中のどさくさの中で言うようになったが、この公約は鳩山元首相が公約にした「できるなら国外。最低でも県外」と同じである。鳩山元首相は必死になって県外移設場所を探した。しかし、見つけることができなくて辺野古に戻った。首相が実現できなかったことを知事が公約にしたのである。首相が実現できなかったことを知事が実現するのはあり得ないことである。
 たとえ、辺野古移設を阻止したとしても出口のない振り出しに戻るだけである。
 
 去年の埋め立て承認を受けまして、新辺野古基地がこれから大変厳しい環境になると思いますが、私からしますとあの美しい大浦湾を埋め立てて、辺野古の基地を造るのはやめてもらいたいということで、これからいろんな埋め立て承認の法律的な瑕疵(かし)がないかどうか、こういったところを検証しながら、専門家の意見も踏まえて判断を下していきたいと思っております。
   「翁長知事会見 冒頭発言」
「美しい大浦湾」というのは嘘である。大浦湾の周囲は高い山に囲まれ、入り江のほうは土砂の浜である。それに高い山に囲まれた大浦湾は窮屈である。

 
 下の写真は嘉手納町の水釜から渡久地の海岸を撮ったものである。観光地ではない。しかし、大浦湾より広々としていて美しい。沖縄の海の風景の中では大浦湾は美しくないほうだ。

大浦湾は高い山に囲まれているのでで早く日が暮れる。
観光地が西海岸に集中しているのは美しい夕日が見れて日が暮れるのも遅いからである。東海岸にある大浦湾は夕日は見れない。日も早く暮れる。高い山に囲まれているから観光地に向いていない。
 大浦湾は美しい。観光地に向いているというのも革新が撒いた嘘である。革新の嘘を鵜呑みにした翁長知事の発言である。

 「美しい大浦湾を埋め立てて、辺野古の基地を造るのはやめてもらいたい」と翁長知事は発言しているが、まるで大浦湾全部を埋めるような言い方である。埋めるのは辺野古崎の沿岸部であり、大浦湾を埋めるのではない。
 
「辺野古の海を埋める」も「大浦湾を埋める」も革新が広めた嘘である。

 キャンプシュワブのゲートに来た一般市民を装ったプロ市民が、「大浦湾の美しさを知った。大浦湾は絶対に埋めてはならない」などと言うが、キャンプシャワブのゲートから辺野古飛行場建設予定場所は見えない。辺野古区の海岸から見ることができるが辺野古崎ははるか三キロ近く離れている。対岸から見たら遥か遠くにあり、肉眼ならキャンプシュワブの建物が小さく見えるだけである。
 船に乗り海の方から見れば、大浦湾と辺野古の海を見渡すことができるから辺野古飛行場の予定地が小さく見えるだろう。そもそも、海に辺野古飛行場の埋め立て予定の印はない。右の図のように地図で見た方が辺野古飛行場の埋め立て予定地が分かる。地図で見れば大浦湾の一部=辺野古崎沿岸部を埋め立てるだけであることが分かる。埋め立てが大浦湾の生物に影響を与えるのは微々たるものである。

日米反安保・全ての米軍基地撤去を目指している革新は辺野古移設を阻止するために嘘をでっち上げている。革新の支持を得るために革新の嘘を丸呑みにしているのが翁長知事である。その選挙戦術がうまくいって仲井真氏に10万票の大差をつけて当選した。


 また、沖縄振興については、沖縄21世紀ビジョンの策定、それから新たな沖縄振興特別措置法、および土地利用推進法などの制定、および沖縄振興交付金の創設が実現されておりまして、この点につきましては大変、一歩一歩、一定の前進がですね、図られているものと思っております。
 来年は沖縄県が沖縄戦から終結して70周年を迎えますけれども、この節目の中で、まあある意味で、歴史の新しい一ページを開くという意味でもですね、大変この節目の中で私自身、知事に就任しましたことを重く受け止めて、全力を挙げて頑張っていきたいと、このように思っております。
 県政運営に当たりましては、よく言われております、アジアのダイナミズムをですね、取り入れる中に、沖縄県のこれからの経済発展、あるいは日本の国とアジアを結び付ける懸け橋となるという、こういった役割が沖縄にあろうかと思います。
 そのまた原点となるのが、私たちのこの沖縄が何百年にわたって自然、歴史、伝統、文化、そういったものを守り育ててきたソフトパワーがですね、これから生かしていけるのではないかなと思っております。特に琉球王朝時代の万国津梁の精神、これは世界の懸け橋になる、アジアの懸け橋になる、こういったものを私どものご先祖が、私たちに引き継いでくれました。
 そういう意味ではアジアのダイナミズムに対して、沖縄が果たす役割というのは大変、大きいのではないかなと、このように考えております。そういったもの等で、いま現に沖縄県の中で進んでおりますのが、国際物流拠点、あるいはまた情報通信産業の拠点、あるいは国際観光リゾート産業、こういったアジアを視野に入れたもろもろの産業がいま大きく芽を開こうとしております。
 そういったものの中に、誇りある豊かさをという私の選挙中のスローガンを取り入れながら、ぜひとも沖縄県の発展に力を尽くしていきたいと、このように思っております。
 いろいろ申し上げたいこと、ございますけれども、そういった、基地の問題、あるいは経済の問題、それから県民生活、いろんなものがございます。こういったこと等をですね、ぜひとも21世紀ビジョンの実現に向けて、私自身、一歩一歩頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思っております。県民の皆さま、これからも一生懸命、頑張りますので、よろしくご指導のほどをお願いいたします。イッペー、ニフェーデービル。【琉球新報電子版】
「翁長知事会見 冒頭発言」
経済や文化の政策は自民党に近いし、経済に関心のない革新と揉めることはないだろう。

革新は辺野古埋め立てだけに関心があり、もし、翁長市長が革新とは違う方向に向かったら革新の反発は大きいだろう。

知事選挙はアイデンティティー論で革新の支持を得たが、知事になると法律に縛られて、アイデンティティーは通用しなくなる。
辺野古埋め立ては公有水面埋立法があり、法律を遵守しなければならない。議会制民主主義は法治主義であり、国会でつくった法律は絶対的存在である。公用埋立法はアイデンティティーもイデオロギーも通用しない。
翁長氏は知事になった途端に法律にがんじがらめにされた存在になったのである。しかし、翁長知事を支持した革新はイデオロギーの塊である。法律を遵守するよりイデオロギーを優先させる革新は翁長市長が辺野古埋め立てを容認するような行為は一切許さない。

翁長知事の最初の大きな関門は沖縄防衛局が提出した変更申請である。三つの申請の内二件の申請は仲井真前知事が承認した。三つの申請は沖縄防衛局に三度質問をやり防衛局は三度答えた。その結果二件は質問することがなくなったので承認した。残りの一件は審査中である。県の土木建築部は四度目の質問をするのだろうか。もし、質問することがなかったら、その旨を知事に報告する。法律を遵守するなら翁長知事は承認しなければならない。

翁長知事は土木建築部の部長を交代するという。翁長知事寄りの人間を部長にする積もりだ。しかし、それは時間稼ぎをすることはできても、いずれは承認しなければならないだろう。それも半年とか一年ではなく、どんなに頑張っても一,二か月以内だろう。

知事になるために保守と革新の水と油をかき混ぜた翁長知事であるが、それはかき混ぜただけである。融合させることはできない。かき混ぜは選挙戦の時には激しかったがこれからは弱くなっていき、水と油は遊離していくだろう。確実に水と油の矛盾は露呈していく。


2014/12/10 に公開
平成26年12月10日水曜日に放送された『沖縄の声』。12月9日に県庁で仲井真知­事の退任式が行われたが、そこに集まった県民とは思えないプロ市民の妨害によって、予­定されていた離任式は中止になった。このような妨害をするプロ市民の実態とは?そして­、衆議院選挙に315人もの立候補者を出した共産党の資金力、14日に開票される衆議­院選挙についてキャスターの又吉 康隆にお話いただきます。
※ネット生放送配信:平成26年12月10日、19:00~

出演:
 又吉 康隆(水曜日担当キャスター)
 新川 優子(水曜日担当キャスター)



沖縄の声


次回のニコ生放送配信:平成26年12月24日、19:00~


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沖縄の自民党候補は全員当選する

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沖縄の自民党候補は全員当選する
沖縄選挙区立候補者
【1区】
赤嶺 政賢(66) 共産・前5
国場幸之助(41) 自民・前1、公明推薦
下地 幹郎(53) 維新・元4
【2区】
照屋 寛徳(69) 社民・前4
宮崎 政久(49) 自民・前1、公明推薦
【3区】
比嘉奈津美(56) 自民・前1、公明推薦
玉城デニー(55) 生活・前2
【4区】
仲里 利信(77) 無所属新
西銘恒三郎(60) 自民・前3、公明推薦

◆比例九州3氏
自民党が新人の安里政晃氏(46)単独名簿35位
共産党は新人の伊礼一美氏(67)5位
公明党は前職の遠山清彦氏(45)2位
県内4小選挙区に立候補した自民、維新、共産、生活、社民の計8人はいずれも比例と重複立候補した。
沖縄1区の共産・赤嶺政賢氏は名簿順位が単独の1位となっている。

今回衆院選で自民党の立候補者全員が確実に当選する。だから、なんの心配もしていないし、ドキドキワクワク感がない。
なぜ、全員が当選するか。それは全員が比例区と重複立候補しているからだ。

比例区候補者:九州ブロック(定数21)

共産党
1 写真:あかみね せいけん 赤嶺 政賢 66 党沖縄県委員長 前 沖縄1区
2 写真:たむら たかあき 田村 貴昭 53 〈元〉北九州市議 新
3 写真:まじま しょうぞう 真島 省三 51 党福岡県書記長 新 福岡9区
4 写真:いせだ りょうこ 伊勢田 良子 40 党准中央委員 新
5 写真:いれい かずみ 伊礼 一美 67 〈元〉西原町議 新

次世代の党
1 写真:なかやま なりあき 中山 成彬 71 〈元〉国交相 前
2 写真:そのだ ひろゆき 園田 博之 72 〈元〉官房副長官 前 熊本4区
3 写真:とうやま しんたろう 頭山 晋太郎 37 〈元〉物流会社員 新

幸福実現党
1 写真:えなつ まさとし 江夏 正敏 47 党政調会長 新
2 写真:よしとみ かずえ 吉冨 和枝 55 党福岡県副代表 新
3 写真:こうの いちろう 河野 一郎 55 党宮崎県副代表 新
4 写真:しもじ れいこ 下地 玲子 56 歯科医師 新
5 写真:きのした じゅんこ 木下 順子 55 〈元〉小売会社員 新

生活の党
1 写真:すえつぐ せいいち 末次 精一 52 〈元〉長崎県議 新 長崎4区
1 写真:たまき でにい 玉城 デニー 55 〈元〉ラジオDJ 前 沖縄3区
3 写真:おおた しんぺい 太田 真平 28 〈元〉衆院議員秘書 新

公明党
1 写真:えだ やすゆき 江田 康幸 58 〈元〉環境副大臣 前
2 写真:とおやま きよひこ 遠山 清彦 45 〈元〉参院議員 前
3 写真:はまち まさかず 浜地 雅一 44 弁護士 前
4 写真:よしだ のぶひろ 吉田 宣弘 47 〈元〉大牟田市職員 新
5 写真:くぼた てつや 窪田 哲也 49 公明新聞記者 新
6 写真:なかやま えいいち 中山 英一 38 公明新聞記者 新

維新の党
1 写真:かわの まさみ 河野 正美 53 医療法人理事長 前 福岡4区
1 写真:まつの よりひさ 松野 頼久 54 党国会議員会長 前 熊本1区
1 写真:とやま いつき 外山 斎 38 〈元〉参院議員 新 宮崎1区
1 写真:やまのうち つよし 山之内 毅 32 党鹿児島県代表 前 鹿児島1区
1 写真:しもじ みきお 下地 幹郎 53 〈元〉郵政民営化相 元 沖縄1区
6 写真:すずき のぞむ 鈴木 望 65 〈元〉磐田市長 前

自民党

1 写真:おにき まこと 鬼木 誠 42 〈前〉福岡県議 前 福岡2区
1 写真:こが あつし 古賀 篤 42 〈元〉財務省職員 前 福岡3区
1 写真:みやうち ひでき 宮内 秀樹 52 〈元〉衆院議員秘書 前 福岡4区
1 写真:はらだ よしあき 原田 義昭 70 弁護士 前 福岡5区
1 写真:はとやま くにお 鳩山 邦夫 66 〈元〉総務相 前 福岡6区
1 写真:ふじまる さとし 藤丸 敏 54 〈元〉衆院議員秘書 前 福岡7区
1 写真:みはら あさひこ 三原 朝彦 67 党副幹事長 前 福岡9区
1 写真:やまもと こうぞう 山本 幸三 66 〈元〉経産副大臣 前 福岡10区
1 写真:たけだ りょうた 武田 良太 46 党副幹事長 前 福岡11区
1 写真:いわた かずちか 岩田 和親 41 〈元〉佐賀県議 前 佐賀1区
1 写真:ふるかわ やすし 古川 康 56 〈元〉佐賀県知事 新 佐賀2区
1 写真:とみおか つとむ 冨岡 勉 66 〈元〉文科政務官 前 長崎1区
1 写真:かとう かんじ 加藤 寛治 68 〈元〉長崎県議長 前 長崎2区
1 写真:きたむら せいご 北村 誠吾 67 〈元〉防衛副大臣 前 長崎4区
1 写真:きはら みのる 木原 稔 45 〈元〉防衛政務官 前 熊本1区
1 写真:さかもと てつし 坂本 哲志 64〈前〉 党副幹事長 前 熊本3区
1 写真:かねこ やすし 金子 恭之 53 〈元〉国交副大臣 前 熊本5区
1 写真:あなみ よういち 穴見 陽一 45 外食会社相談役 前 大分1区
1 写真:いわや たけし 岩屋 毅 57 〈元〉外務副大臣 前 大分3区
1 写真:たけい しゅんすけ 武井 俊輔 39 〈元〉宮崎県議 前 宮崎1区
1 写真:えとう たく 江藤 拓 54 〈元〉農水副大臣 前 宮崎2区
1 写真:ふるかわ よしひさ 古川 禎久 49 〈元〉財務副大臣 前 宮崎3区
1 写真:かねこ ますお 金子 万寿夫 67 〈元〉鹿児島県議長 前 鹿児島2区
1 写真:みやじ たくま 宮路 拓馬 35 〈元〉総務省職員 新 鹿児島3区
1 写真:おざと やすひろ 小里 泰弘 56 環境副大臣 前 鹿児島4区
1 写真:もりやま ひろし 森山 裕 69 〈元〉財務副大臣 前 鹿児島5区
1 写真:こくば こうのすけ 国場 幸之助 41 〈元〉沖縄県議 前 沖縄1区
1 写真:みやざき まさひさ 宮崎 政久 49 弁護士 前 沖縄2区
1 写真:ひが なつみ 比嘉 奈津美 56 歯科医師 前 沖縄3区
1 写真:にしめ こうさぶろう 西銘 恒三郎 60 総務副大臣 前 沖縄4区
31 写真:いまむら まさひろ 今村 雅弘 67 〈元〉農水副大臣 前
32 写真:にしかわ きょうこ 西川 京子 69 〈元〉文科副大臣 前
33 写真:はやしだ たけし 林田 彪 70 〈元〉内閣府副大臣 前
34 写真:うえすぎ みつひろ 上杉 光弘 72 〈元〉自治相 前
35 写真:あさと まさあき 安里 政晃 46 社福法人理事長 新
36 写真:ゆかわ かずゆき 湯川 一行 65 〈元〉党鹿児島職員 前
37 写真:すえよし みつのり 末吉 光徳 68 〈元〉長崎県議長 前
38 写真:いずみ ゆきちか 泉 幸親 62 〈元〉大分県職員 新

社民党
1 写真:てるや かんとく 照屋 寛徳 69 党国対委員長 前 沖縄2区
1 写真:よしかわ はじめ 吉川 元 48 党政策審議会長 前 大分2区
1 写真:いまいずみ かつみ 今泉 克己 64 党熊本県幹事長 新 熊本5区
1 写真:のろ まさかず 野呂 正和 63 〈元〉高校教諭 新 鹿児島4区
1 写真:ふじなか ひろゆき 藤中 寛之 40 党福岡県副代表 新 福岡11区

自民党は30人立候補者が「1」である。「1」は小選挙区と比例区に重複立候補している。マスコミの調査では自民党は議席を増やす勢いだと述べている。もし、前回と同じ議席を獲得するとすれば38人のうちで新人は4人であるから、比例順位の35、36、37、38が落選することになる。重複立候補している国場幸之助、宮崎 政久、比嘉奈津美、西銘恒三郎の四人は例え小選挙区で落選しても比例区で当選するだろう。
四人は今後も国会議員として活動するのは間違いない。
1 写真:ふるかわ やすし 古川 康 56 〈元〉佐賀県知事 新 佐賀2区
1 写真:みやじ たくま 宮路 拓馬 35 〈元〉総務省職員 新 鹿児島3区
35 写真:あさと まさあき 安里 政晃 46 社福法人理事長 新
38 写真:いずみ ゆきちか 泉 幸親 62 〈元〉大分県職員 新


私の関心は自民党ではなく、維新の党、次世代の党、民主党にある。維新の党と次世代の党が増え、民主党は減ってほしい。保守野党がひとつになってほしい。それには民社党の勢力が衰え、維新の党と次世代の勢力が伸びたほうがいい。民主党は政権の座についた経験があるから、野党の中心であるというプライドがあり、他の野党と同列に置かれるのは嫌がっている。民主党は他の野党を吸収するのには賛成であるが維新の党、次世代の党と同等な立場として合併するのを嫌がるだろう。だから、民主党の議員は減った方がいい。
維新の党、次世代の党、民主党が合併しない限り自民党と対等な政党はつくれない。二大政党にならないと日本国民の意思を反映する政治を築くことはできない。
自民党は中国、韓国に対して弱腰外交を続けている。世論調査で分かる通り、国民のほうが中国、韓国に厳しい。慰安婦問題でも自民党政権の弱腰外交のためにおかしくなった。二大政党になった自民党の弱腰外交かそれとも毅然とした外交をするか国民は選択することができる。
 
 多くの中国人が日本観光に来るようになった。V字回復をしている。しかし、日本国民の中国観光は激減したままであり回復の見込みはまだない。国民は中国に対して厳しい態度でいるのだ。同じように韓国への観光も激減している。慰安婦問題や韓国の日本非難に国民は強く反発しているからだ。慰安婦問題に対しては次世代の党のほうが国民に支持されるだろうが、しかし、次世代の党は少数政党であるが故に自民党にお願いするしかない。

三野党が合併し政権を握れるようになれば韓国に毅然とした外交をやり、慰安婦問題をもっと早く解決することができるだろう。政権につくのが自民党以外に存在しない状態であれば国民の意思が反映されない政治が続くだろう。

二大政党になるためにも維新の党と次世代の党の議席が増えるのが望ましい。しかし、二つの党の議席は減るだろうとマスコミは報道している。残念である。そうではあっても、今回の選挙で三野党が合併しないと将来の明るい展望が開けないことを自覚しなければならないような状況が生まれてほしい。

2014/12/10 に公開
平成26年12月10日水曜日に放送された『沖縄の声』。12月9日に県庁で仲井真知­事の退任式が行われたが、そこに集まった県民とは思えないプロ市民の妨害によって、予­定されていた離任式は中止になった。このような妨害をするプロ市民の実態とは?そして­、衆議院選挙に315人もの立候補者を出した共産党の資金力、14日に開票される衆議­院選挙についてキャスターの又吉 康隆にお話いただきます。
※ネット生放送配信:平成26年12月10日、19:00~

出演:
 又吉 康隆(水曜日担当キャスター)
 新川 優子(水曜日担当キャスター)



沖縄の声


次回のニコ生放送配信:平成26年12月24日、19:00~


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沖縄の野蛮人たち2

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沖縄の野蛮人たち2

仲井真氏は5日、「審査が終了し、承認基準に適合しているとの報告を受けたことから、公有水面埋立法に基づき承認を行った」とのコメントを出した。
○審査は専門の土木建築部がやった。知事の政治判断が介入する余地はない。
○仲井真知事は承認した理由を県民に発表した。記者の質問にも答えた。それはすべて報道されたのだから、仲井真知事から直接聞く必要はない。それに知事には公務がある。一般の人の質問にいちいち答える時間的余裕はない。
○「基地の県内移設に反対する県民会議」は個人的な集団であって公的な権利はない。仲井真知事から直接聞く権利はない。
○予約もなく勝手に知事室に100人もの人が押しかけるのは知事のことを無視した暴力行為である。こんな野蛮な行為をする連中に知事が合わないのは当然である。
○彼らは知事から変更申請を承認した理由を聞きたいと言ったが、知事がどんなに誠意に説明しても、イデオロギーに凝り固まった彼らが納得することはあり得ない。彼らは知事の説明を聞きにきたのではなくつるし上げに来たのだ。
○つるし上げにきた彼らと会うのを知事が避けるのは当然である。逃げたのではなく不毛なことをやらなかっただけのことである。

知事が6階の知事室で記者会見をするというのを聞きつけた左翼集団は記者会見を行う部屋に押しかけた。階段は怒号が飛び交う。


県庁内に多くの埋め立て反対派が押しかけて、マイクでがなり立て、シュプレイコールが渦巻いた。

 この人たちは県の最高権威の場所である県庁に土足で入りやりたい放題である。
 仲井真知事の仕事は昨日で終わり、今日は離任の儀式をやるだけである。知事の仕事はすべて終わった。仲井真知事に抗議してもなんの効果もない。今日はノーサイドにして、仲井真知事の八年間を慰労するべき日である。それが大人の常識だ。
 ところがこの人たちは、大勢で県庁に押しかけ、仲井真知事に「恥チラー」などと罵声を浴びせ、怒号の大音響をまき散らすのだ。沖縄の恥だ。

彼らは「県民」を自称しているが、県民とは一般の人であり、県庁の中に勝手に入ったり大騒ぎする権利を持っているわけではない。それに彼らは安保廃棄・米軍基地撤去を主張する特別な政治集団である。彼らに県庁内で身勝手に行動する権利はない。県民を自称してやり放題するのは間違っている。

彼らは県民というより政治活動家である。

 県民ホールで午後予定されていた離任式は、辺野古基地建設反対派がホールを占拠したため実施されなかった。八年間知事を務めたのに離任式をすることができなかった。
 辺野古基地建設反対派といっても彼らは辺野古基地建設だけに反対している大衆運動家ではない。米軍基地撤去・安保廃棄を主張する反米主義の政治活動家である。大衆運動家であったなら、仲井真知事の離任式を汚すようなことはしなかっただろう。彼らが反米主義政治活動家であったから離任式をぶち壊したのである。

 
仲井真弘多知事は9日、2期8年の任期満了に当たり県庁で退任の記者会見を開いた。米軍普天間飛行場の県外移設を公約に掲げながら、普天間の辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請を昨年末に承認したことについては、「法令にのっとった処理で誤っていない。基準に適合していれば了(りょう)とするのは当然のことだ」と述べ、承認は事務的な手続きだったと重ねて訴えた。
一方、辺野古埋め立ての工法変更を退任4日前の5日に承認したことについては「残り4日で、という言葉の意味が理解不能だ。今日の夜中の12時まで私が知事で、あらゆる責任は負っている」と主張した。
会見の冒頭、「多くの県民に幅広く、理解、協力、支援を頂いたことに心から感謝する」と述べた。
あと、1階で職員らが作った花道を通り退庁。花道の周りには県職員と警備員、警察官が3重のスクラムを組み、反対派が暴徒とならないよう抑えた。

 大勢で押しかけてこういう公共の場の建物の中で仕事の邪魔をし・・・と仲井真知事は県庁に乱入した連中を批判した。しかし、マスコミが一切彼らを批判しないことが沖縄の政治をゆがませている。

 県庁に土足で入り込み、スピーカーでがなり立て、知事の離任式を中止させる無法行為をなぜ彼らは当然のごとくできるのか。
 彼らの多くは元教員、元公務員である。または共産党や社民党系列の人間たちである。
 
県庁の敷地内でテントを張って座り込みをしている人間たちを見てわかるように運動家の多くは定年退職をした老人たちである。


1967年に教員たちは全員が年休を取って立法院に押しかけた。そして、警察をごぼう抜きして立法院になだれ込み、教員の政治活動を禁止する教公二法を可決しようとしていた議会を蹴散らして立法を暴力で阻止した。教員は暴力行為で政治活動の自由を勝ち取ったのである。
だから、復帰前の沖縄では教員や公務員の政治活動は自由であった。
言いかえれば、沖縄の教員たちは議会制民主主義を破壊することによって政治活動を自由にしたのである。


教公二法阻止で実力行為で自分たちの要求を勝ち取ることを経験した教員・公務員の思想は議会制民主主義よりも上に自分たちを置くようになったのである。

彼らは海上の辺野古飛行場建設を実力で阻止した。
 そして、仲井真知事の離任式も県庁に押しかけて阻止した。
 自分たちの要求を実力で実現しようとする彼らは議会制民主主義に逆行する人間たちである。
 辺野古埋め立てに反対する翁長氏が仲井真氏に10満票の差をつけて当選したので、彼らは民意は辺野古埋め立て反対だと主張しているが、それでは埋め立て賛成の仲井真氏が当選したら、彼らは民意は埋め立て賛成だと理解して埋めて反対運動を止めていたか。
 それはあり得ないことである。仲井真氏が当選すれば、名護市の民意は埋め立て反対であると言って埋め立て反対運動を続けていただろう。名護市が埋め立て賛成の市長だったとしても埋め立て反対運動を続けていただろう。その証拠に東村に建設中である高江ヘリパットは村長はヘリパット建設に賛成であるが、反対運動を続けている。彼らの運動に民意は関係ないのである。
 彼らに取って「民意」は遵守すものではなくて反対運動に利用するものである。
 彼らは「民意」も「法律」も「議会制民主主義」も尊んでいない。辺野古移設を阻止し、普天間飛行場を閉鎖・撤去し、日本から全ての米軍基地を撤去し、日米安全保障条約の破棄に向かった運動に徹しているだけである。その目的のために「民意」も「法律」も「議会制民主主義」も利用しているだけである。
それは現代社会においては野蛮行為である。

2014/11/26 に公開
平成26年11月26日水曜日に放送された『沖縄の声』。本日水曜日の放送では、嘘だ­らけの沖縄県知事選挙、私のこれからの闘い、そしてイスラム国から学ぶ日本のあり方を­テーマにキャスターの又吉康隆に解説していただきます。
※ネット生放送配信:平成26年11月26日、19:00~
出演:
 又吉 康隆(水曜日担当キャスター)
 大城 和桂子(水曜日担当キャスター)


沖縄の声


次回のニコ生放送配信:平成26年12月10日、19:00~
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沖縄の野蛮人たち

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沖縄の野蛮人たち

仲井真氏は5日に「審査が終了し、承認基準に適合しているとの報告を受けたことから、公有水面埋立法に基づき承認を行った」とのコメントを出した。藻仲井真知事のコメントはマスコミで報道されて県民は仲井真知事のコメントを知ることができる。
防衛省の変更申請の審査は専門の土木建築部がやり、土木建築部の幹部が問題ないことを知事に報告した。報告の内容に従って知事は承認したのである。「知事は公有水面埋立法に基づき承認を行った」と述べている。承認に「知事の政治判断が介入する余地はないことが分かる。
新聞を読めばそのことが分かる。県庁の知事室に100人もの市民が押しかけて、知事から直接説明を聞く道理はない。
新聞やテレビ報道を見れば分かることなのに直接知事に会おうとした彼らは知事がどんなに誠意に説明しても納得することはあり得ない。辺野古埋め立て阻止に凝り固まった彼らは知事の説明を聞きにきたのではなくつるし上げに来たのだ。
「仲井真知事の承認に抗議するため座り込みをしていた市民団体「基地の県内移設に反対する県民会議」らのメンバーら約100人が知事室のある6階に押し寄せたが、仲井真知事は11時50分ごろ、非常階段から庁舎の外に出て待機していた車で県庁を離れた」
知事が彼らと会うのを避けたのは当然である。逃げたのではなく不毛なこと
をやらなかっただけのことである。

仲井真弘多知事は9日午前、県庁で退任会見に臨んだ。普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、自身が埋め立て承認したことについて批判が強いことを問われ「誤っていない。法上の処理、法令にのっとった処理だ」と述べた。
法令にのっとった処理でさえ、辺野古移設反対に凝り固まった彼らは取り消しを求めて騒ぐのである。

市民団体「基地の県内移設に反対する県民会議」のメンバーら約100人が知事室のある6階に押し寄せたというが、「基地の県内移設に反対する県民会議」は自分勝手につくった団体である。県民会議としているが、県民を代表する団体ではないし、メンバーは県民に選ばれてもいない。彼らにはなんの公的な権利もない。

それなのに県庁内を我が物顔で闊歩し、県知事室に押しかけ、県庁職員を小間使い扱いする彼らは何様のつもりだろう。

法律を無視し、神聖な県庁で無法行為を繰り返す彼らにプロ市民と呼ぶのももったいない。もはや彼らは市民と呼べない。法律も礼儀も知らない彼らは野蛮人と呼んだほうがいい。
 
2014/11/26 に公開
平成26年11月26日水曜日に放送された『沖縄の声』。本日水曜日の放送では、嘘だ­らけの沖縄県知事選挙、私のこれからの闘い、そしてイスラム国から学ぶ日本のあり方を­テーマにキャスターの又吉康隆に解説していただきます。
※ネット生放送配信:平成26年11月26日、19:00~
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 又吉 康隆(水曜日担当キャスター)
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民主主義者とテロリストの違い

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民主主義者とテロリストの違い


 写真は琉球立法院で教公二法を可決しようとしていることに対して抗議のハンガ―ストライキをしている屋良朝苗氏である。彼は戦後の教育に大きな功績を残し、初代沖縄県知事になった人である。
屋良 朝苗(やら ちょうびょう、1902年12月13日 - 1997年2月14日)は、琉球政府および沖縄県の政治家・教育者である。
沖縄戦後、沖縄群島政府文教部長、沖縄教職員会長などを歴任の後、1968年の行政主席選挙では革新共同候補として立候補し、保守系の西銘順治との選挙になったが、本土への早期復帰を訴えた屋良が当選し第5代行政主席に就任する。


この写真は教公二法を阻止するために10割の教師が年休を取って立法院を取り巻いている写真である。教職員は警察官をごぼう抜きにして立法院内に乱入して、議員を蹴散らして教公二法の立法を阻止した。
 教公二法には教師の政治活動を禁止する条文があったので教師は実力で阻止したのだ。本土ではすでに立法化されている法律であった。しかし、沖縄では沖縄人民が選出した議員の会議を実力で排除して立法を阻止したのである。これは議会制民主主義の破壊である。テロ行為である。
 屋良氏のハンガーストライキは民主的な行為であるが沖縄教職員の行為は非民主的なテロ行為である。

 爆弾や銃で殺害したり破壊したりする行為だけをテロというのではない。民主的な手続きを無視した違法な政治行為はテロである。

 辺野古で座り込み闘争をして、世間に訴え、支持者を増やして県や国へ圧力をかけたり、支持する議員を当選させるための運動は民主的である。しかし、トラックの前に立ちはだかり実力でトラックを止めるのは違法行為であるし民主的ではない。

山城平和運動センター議長は「基地に入るすべての車両を止める」と発言しているし、事実実力でトラックを止めている。これは沖縄教職員が立法院になだれ込んで教公二法の成立を阻止したことと同じ思想であり同じ行為である。
 実力で基地に入るすべての車両を止めれば辺野古埋め立て工事はストップするだろう。それを本気で考えている山城氏はテロリストと同じ考えである。銃や爆弾で攻撃するのはテロリストであって山城議長はテロリストではないと考えるのは間違いだ。
 日本は議会制民主主義国家であり法治国家である。屋良氏のようにハンガーストライキで抗議するのはいいが、沖縄教職員のように実力で立法院になだれ込んで法律の成立を阻止するのは議会制民主主義を破壊するテロ行為である。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は「トラックの1台も入れない。埋め立てを強行するなら、米軍車両も全て通さず基地の機能を止める」と述べている。本気で実力で阻止することを考えている山城議長はテロリストである。

キャンプシュワブのゲートで三上智恵トラックを止めようとして機動隊ともみあいになり、倒れて一時意識不明になり救急車で運ばれるた人が島袋文子(84歳)さんであるが、私は彼女への批判を2014年01月04日のブログでやっている。


 沖縄タイムスは多くの戦争体験者の体験談を掲載し、戦争は悲惨であり、二度と戦争をしてはならないと反戦平和を訴える。
 しかし、沖縄戦体験者には大きな欠点がある。彼らは自分の戦争体験だけしか知らない。戦争の原因や背景など戦争全体のことを知らない。非常に狭い視野で戦争を見ている。

 戦争は沖縄戦のような負け戦だけではない。勝ち戦もある。戦前の日本は領土を拡大するために大陸を侵略していった。大陸や南方に侵略して現地の人々を支配した。そして、多くの日本国民を移住させて農業や事業をさせた。
 貧しい沖縄の多くの県民が南方や大陸に移住して農業をやったが、その土地は日本軍が現地の人たちから奪った土地だった。日本軍が勝っていた時は沖縄の人々は日本軍の侵略の恩恵を得ていた。現地の土地を奪って自分たちに与えてくれた日本軍に感謝していた。日本軍によって追い出された大陸や南方の農民たちの悲惨さを沖縄の人たちは知らない。知ろうともしない。沖縄は戦争加害者でもあったのに、自分たちは戦争被害者だと思っている。沖縄戦の負け戦を体験した島袋さんの戦争体験は個人的な体験の域を出ていない。戦争は体験だけでは理解できない。

 自分の戦争体験しか知らない島袋さんは戦後の沖縄のことについて自分の体験だけしか知らない。糸満出身の島袋さんは米軍のお陰で繁栄した辺野古に移り住み、夫はキャンプシュワブ建設現場で働き、島袋さんもシュワブ内で働いた。戦前の沖縄は貧しかった。米軍が駐留して基地関係の仕事が増え、戦前に比べて飛躍的に沖縄の経済はよくなった。そのことに対しての感謝の気持ちが島袋さんにはない。沖縄の貧しさを救ってくれた米軍に感謝の気持ちがない島袋さんは恩知らずだと私は思う。

 島袋さんは「沖縄を、人殺しの島にしないで」と言っている。米軍をひどく侮辱している言葉である。
 米軍は人殺しをするために沖縄に駐留しているのではない。中国、北朝鮮、北ベトナムがアジアの弱小国に侵略して人殺しをさせないために駐留しているのだ。

 一九五〇年六月二五日に発生した朝鮮戦争はなんの予告もなく北朝鮮が南朝鮮に侵略して始まった。米軍は侵略してきた北朝鮮を追い返し、南北の国境線を守るために戦った。ベトナム戦争も同じだった。社会主義国家だった北ベトナムは南ベトナムも社会主義国家にしようと侵略した。米軍は南ベトナムを守るために侵略してきた北ベトナム軍やベトコンと戦った。朝鮮戦争では米軍が北朝鮮軍を追い返した。だから現在は北朝鮮と韓国に分かれている。しかし、ベトナムは北ベトナムが勝利したので南ベトナムは北ベトナムに支配されて、社会主義国家になっている。

 朝鮮戦争やベトナム戦争で分かるように米軍は人殺しをするために沖縄に駐留しているのではない。社会主義国家の侵略を防ぐために駐留している。侵略を防ぐためには戦わなければならない。もし、侵略者と戦って勝利しないとチベットやウイグルのように植民地にされ惨めな生活を強いられる。米軍が沖縄に駐留していたから、戦後六十九年間、沖縄は社会主義国家に侵略されず平和でいられたのだ。

 島袋さんは米兵から「戦争はビジネスだ」と聞いたという。戦地に派遣されると給料を多くもらうから、島袋さんは「金儲け」と「人殺し」が繋がると言う。そして、「沖縄にある米軍基地がベトナムの人を殺したんじゃないのか」と思い、脳裏に忘れかかった沖縄戦の記憶がよみがえるという。

 島袋さんの話はひどい。南ベトナムが共産党独裁国家北ベトナムに侵略されないように戦い、死んでいった若き米兵たちを侮辱している。確かに沖縄にある米軍基地がベトナムの人を殺している。しかし、ベトナムの人といっても彼らは南ベトナムを滅ぼして北ベトナムの支配下に置こうとしたベトコンと北ベトナム軍である。ベトコンと北ベトナムは多くのベトナム人を殺害している。北ベトナム兵やベトコンによる南ベトナム人の殺害を食い止めるために米軍は南ベトナムで戦ったのだ。島袋さんは自分が体験した沖縄戦とベトナム戦争を重ね合わせて米軍がベトナムの一般人を殺害したと思い込んである。米軍が戦った相手はベトコンと北ベトナム軍であって、ベトナムの一般の人たちではない。

 自分の沖縄戦体験だけで戦争を見ている島袋さんは敵兵であった米兵が死ぬことには平気なようだ。沖縄戦では敵であり、沖縄の人々を殺害した米兵であったが、戦争が終わり、戦後の島袋さんは軍で働いた。多くの米兵や彼らの家族を見てきた島袋さんは彼らが普通の人間であることを感じたはずである。それとも、島袋さんは沖縄戦のトラウマが強く米兵は普通の人間にはみえなかったのだろうか。ウチナーンチュだけが赤い血が流れていて、米兵にはウチナーンチュとは違う白い血が流れている人間だと思っているのだろうか。島袋さんには米兵が赤い血が流れている人間には見えないのだろう。米兵は死ぬのが平気で「戦争はビジネス」だと考えていると島袋さんは信じているようである。

 米兵もウチナーンチュと同じ赤い血が流れている。自由を求め、恋を求め、幸福を求めている普通の人間だ。米兵の誰もが長生きしようと願っている。死にたくないと思っている。
戦争に行けば死ぬかも知れない。戦争に行くことは死を覚悟することである。死ぬかも知れない戦争に若き米兵は「金儲け」のために平気で行くというのか。米兵はお金のためなら平気で死ぬというのか。米兵は普通の人間ではないというのか。それはおかしい。

 基地内で働いて辺野古に住んでいた島袋さんなら知っているはずだ。明日、ベトナムに行かなければならなくなった若い米兵は、「死ぬかも知れない自分にお金は必要ない」とありったけのお金を沖縄で使ったことを。浴びるほど酒を飲んだことを。沖縄のベトナム戦争景気はそのような死を覚悟した若い米兵たちの金に支えられていたことを。
 ベトナム戦争を体験した多くの若者が精神障害者になった。精神障害がひどくなったある若者は大学の建物の屋上から無差別殺人をして射殺された。
 ベトナムでは戦場ではなく街や村で一般人の中に紛れたベトコンに襲われたり、子どもに襲われたりもした。そのためにベトナム人みんなが敵だと思い込むような精神障害に陥った米兵がベトンム人を大量殺害した悲劇も起こった。
 米兵は殺人マシーンではない。普通の人間だ。本当に島袋さんは米兵から「戦争はビジネスだ」と聞いたのか。その米兵の精神状態はどのような状態だったのか。自暴自棄になっていなかったか。冗談で言ったのか。私は「金儲け」と「人殺し」が繋がるという島袋さんの考えに違和感がある。米兵を人間として見ていない島袋さんに失望する。

 戦争は殺し合いである。人間の悲劇である、惨劇である。戦争はしないほうがいい。しかし、朝鮮戦争、ベトナム戦争時代は共産勢力の侵略を防ぐのが米国の使命だった。そのためには戦争をしなければならなかった。ベトナム戦争は北ベトナムの侵略から南ベトナムを守るための戦争だった。守るための戦争さえ否定するということは共産勢力の侵略を肯定することであり、共産勢力に植民地にされることを認めることだ。 
 米軍は韓国を守るために、南ベトナムを守るために戦争をしたのだ。守るための戦争さえ「戦争は人殺し」という理由で否定していいのだろうか。島袋さんは沖縄が中国に侵略されて植民地になってもいいと言うのか。
 島袋さんの考えのほうが沖縄が戦争に巻き込まれるだろう。
「ブログ沖縄に内なる民主主義はあるか」

島袋文子さんについて、「標的の村~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~」の監督三上智恵さんも述べている。

「命に代えても」
反戦おばあ・島袋文子さんたちの思い

 「あたしはね、命からがら、壕から這い出したんだよ」
 そう言って文子さんはシャツの左袖を大きくめくって見せた。
 火炎放射器に焼かれた左肩。放射状に引き攣ったその肌からは、69年前の地獄絵が立ち上って来るようだった。

 普天間基地を返すという話が、辺野古への基地建設にすり替わって17年。当初ほとんどの区民が反対した。中でも戦争を体験したお年寄りの反発は強かった。
「この豊かな海を埋めるなら水に入ってでも止める」
「怖くないですよ。その覚悟です」
おばあたちは口々にそういった。
お年寄りを人柱にする前にできることをしようと、県内各地から、本土から、たくさんの人々が駆けつけ、辺野古の反対運動を作っていった。
しかしあくまで反対運動の最初の核は辺野古と周辺の住民であり、中でも揺るがなかったのはお年寄りだった。

2010年、県外移設を掲げて県民に希望を与えた鳩山総理大臣が一転して辺野古に回帰した時、名護に来た総理の車列に突っ込んで行こうと文子さんは車椅子を立った。
私は後ろから追うが、機動隊の列を潜り抜けようとして阻まれた。よろよろと戻った文子さんは車椅子の上で泣い
た。
「この命はね、もう一度は死んだ命だったんだよ。私が鳩山の車に轢かれて基地が止まるなら、それでいい。そう思ったの」
 命に代えても。
そういうおばあは文子さんだけではない。
      「命かえても」
「基地に反対して苦労してる息子たちが哀れでしょうがない。それで終わるなら命は惜しくない」
「海に入って生き埋めになります。本気だということですよ」
瀬嵩の東恩納文子さん(故人)は沖縄サミットの時、「爆弾を腰に巻いてクリントン大統領に抱きついたら、基地は止まるかね?」と私に真顔で聞いたと書いている三上智恵さん。三上さんはテロリスト思想の老人を美化している。

 議会制民主主義,を知らない老人たち。戦争がなぜ起きるかを知らない老人たち。社会主義国家、独裁国家と民主主義国家の違いを知らない老人たち。
 朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争、イラク戦争を客観的に判断することができない老人たち。今、イラクで起こっているイスラム国の残虐行為に無関心な老人たち。
 米軍が沖縄・日本そしてアジアの平和に貢献していることを知らない老人たち。
無知な老人を美化する沖縄のマスコミ、革新、沖縄二紙、文化人たち。

2014/11/26 に公開
平成26年11月26日水曜日に放送された『沖縄の声』。本日水曜日の放送では、嘘だ­らけの沖縄県知事選挙、私のこれからの闘い、そしてイスラム国から学ぶ日本のあり方を­テーマにキャスターの又吉康隆に解説していただきます。
※ネット生放送配信:平成26年11月26日、19:00~
出演:
 又吉 康隆(水曜日担当キャスター)
 大城 和桂子(水曜日担当キャスター)


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侵略されなかった日本と侵略されたイラクとの違い




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侵略されなかった日本と侵略されたイラクとの違い

2001年9月10日時点での難民数は、パキスタンに200万人、イランに150万人、その他周辺諸国に19万5000人をかぞえた。さらに越境していない国内避難民も100万人存在した[3]
2001年9月11日以後、米軍とNATOがアフガニスタンでターリバーンとの戦闘の準備を整えていたとき、さらに100万のアフガニスタン人が今後予想される米軍・NATO軍・北部同盟軍による攻撃から逃れるため、自国から避難した。2001年末までに、およそ500万人のアフガン難民がパキスタンに避難していた。
タリバンを掃討して民主主義国家を樹立した後は多くの難民が戻った。アフガニスタンに戻る家族にはunhcrによって発行される本国送還文書によって、アフガニスタン政府から新しい家を建築するため無償で土地が提供されるという]。
しかし現実は予想を超える帰還者の数にアフガニスタン政府は全く対応し切れていないのが実情である。

イスラム国に侵略されている今のイラクはタリバンが支配していたアフガンに似ている。

シリア難民の国際的な受け入れを推進しているスウェーデン移民庁のオスカー・エクブラッド氏(41)が3日、東京都内で毎日新聞の取材に応じた。イスラム過激派組織「イスラム国」の侵攻により、シリア難民がここ1カ月で約57万人増えて約377万人に達したことを明らかにし、「周辺国の受け入れは限界。難民の1割は避難先での暴力や食糧不足に苦しみ、新たな国への移住が必要だ」と訴えた。日本を含めた国際社会に今後2年間で10万人の受け入れを求めた。

タリバンが支配したアフガンの時も難民がどんどん増え、援助が限界に達していた。もし、タリバン支配が続けば避難民援助は限界を超えていた。この悲惨な状態を解決したのが米軍である。軍事力でタリバンを掃討し、アフガンを民主主義国家にしたから難民の多くは帰国した。
イラクも米軍がフセイン独裁国家を倒して、民主主義国家になった。ところが現在はイスラム国に侵略されて、多くのイラク国民が惨殺されたり、国外に避難したりしている。なぜイラクはイスラム国に侵略されたのか。原因ははっきりしている。イラクから米軍が撤退したからである。米軍が撤退したイラクの軍隊はぜい弱であり、簡単にイスラム国の侵略を許した。
イスラム国にはフセイン政権時代の軍の幹部が参加し、軍隊を訓練し強くしていった。ところがシーア派とスンニ派の勢力争いに埋没していたイラク政府は軍隊の強化を疎かにしていた。
イラク軍は攻撃されると戦わずして武器を放棄して逃げたという。イスラム国はイラク軍が残した武器を集めて軍事力を高めて支配地域を広げたのである。イラクが侵略されたのは米軍の撤去とイラク軍の弱さであった。

なぜ米軍はイラクから撤退したか。理由はイラクが米国の要求する地位協定を断ったからである。米国は米兵が起こした事件・事故は米国が裁くことをイラク政府に要求したが、イラク政府は受け入れなかった。
米兵は米国に所属し国に忠誠を誓い、国のために戦っている。米政府は兵士の人権を守る義務がある。罪を犯した兵士を米国の法律で裁くのが米政府の義務である。米兵を米国と違うイラクの法律で裁かせるというのは米政府にはできないことである。だから、米国の要求を受け入れないイラクから撤退した。

国の支配者は他国に干渉されるのを嫌う。それは世界共通である。米国の兵士を特別扱いをしないで自国の法律で裁くことを主張したのはある意味当然のことである。
アフガンに米軍が駐留しているが、アフガンにはタリバンがまだ存在し、米軍が必要であることを知っている。もし、タリバンが壊滅して、内戦の危険性がなくなればアフガン政府もイラクと同じように米軍を撤退させていたはずである。
支配者が他国の干渉を嫌うのは当然のことである。フィリピンも民主主義国家になってからイラクと同じように米軍を撤退させた。

イラク、フィリピンが米軍を撤退させたのに、米兵の犯罪は米国が裁くという条件はイラク、フィリピンと同じであったのに日本政府は米軍の沖縄駐留を許した。戦勝国の米国には逆らうことができなかったからだろうか。「米国に従属している日本政府」はよく聞くことである。多くの人たちが、日本政府は仕方なく米軍駐留を許しきたと考えているだろう。米国に干渉されないで自分たちが思うように支配するのが政治家の本音だ。内心は米軍が撤去するのを望んでいた。しかし、仕方なく米軍の駐留を許した。米軍の駐留は米国の押しつけであったと思われている。しかし、それは事実ではなかった。

去年、驚くべき事実が沖縄二紙で報道された。沖縄が祖国復帰した時に、実は米国は沖縄の駐留を撤退しようとしていたというのである。それを引き留めたのが日本政府だったというのだ。

米国がベトナム戦争で多大な予算を使い、米国経済が疲弊した。国力が衰えた米国はアジアの米軍を維持するのが困難になった。だから、沖縄の米軍基地を維持するために日本政府が援助することになった。しかし、当時の沖縄は米国が統治していたので思いやり予算を「他国」である沖縄に適用するのは難しかった。適用するために沖縄を復帰したのである。
米軍基地を日本政府と米政府が協力して維持させる目的の祖国復帰であることを琉大自治会(革マル)は主張して日の丸と星条旗を交錯させて焼いた。そのために、祖国復帰の象徴として崇めていた日の丸をにっくき星条旗と一緒に燃やしたことが民青の憎しみに火をつけて革マルの町田が惨殺された。

祖国復帰が沖縄の米軍基地を維持するのが目的であったのは学生の時に知っていたが、米国が沖縄から撤退しようとしていたことは知らなかったし、想像もしていなかった。
あの頃はフィリピンにも米軍基地があったし、沖縄の米軍基地を撤去しても社会主義の拡大は阻止できると米国は考えていただろう。
沖縄の米軍基地の維持を希望していたのは米国ではなく日本政府=自民党だった。
日本政府の本音はフィリピンやイラクと同じであっただろう。米国の介入を断絶して、他国に介入されない独立国家を築くことである。しかし、現実を見れば中国、北朝鮮、北ベトナムなど日本にとって脅威である社会主義国家が君臨していた。日本が社会主義国家の侵略を抑止するには米軍が沖縄に駐留するのは必要である。日本政府はイラク・フィリピンのように政府の国内支配を優先させないで、国の安全を優先させたのである。だから、沖縄を復帰して日本の一部にして思いやり予算で米軍基地を維持したのである。
共産党など左翼は日本政府は米国のいいなりで米国の利益を優先していると非難するが、それは間違いである。日本政府は日本の利益を優先させて米国と付き合っているのだ。

イラクはイスラム国に侵略され、フィリピンは中国に侵略された。原因は政治家たちが国の安全より国内支配に没頭し、米国に干渉されるのを嫌って米軍を撤退させたからである。イラクやフィリピンは侵略されたが日本は侵略を許していない。左翼は日本政府は米国に従属しているというが、イラク・フィリピンと比較すれば日本政府は米国に従属したのではなく国の安全を守るために米国を利用したことが分かる。
尖閣に中国が侵略するなら米国も戦うことを宣言している。そのおかげで、尖閣が侵略されるの心配はない。日本一国だけで守るより米国と二か国で守った方が安全はより高まる。
米軍の沖縄駐留を望んだ日本のほうがイラク・フィリピンより賢い選択であったことがわかる。

国の安全は一国より二国、二国より三国と多くの国が協力したほうが守れる。もし、日本が北朝鮮、韓国、中国、フィリピンなどアジアの全ての国々と安全保障条約を結ぶことができれは日本は完全に安全だ。

中国、北朝鮮と安全保障を結ぶことは不可能ではあるが、日本は日兵安保条約だけではなく、他のアジアの国々と安全保障条約を結ぶ方向に進んでほしい。
それは私の妄想ではない。



シンガポール,NZ,チリ,ブルネイ、米,豪,ペルー,ベトナム、マレーシア、日本,カナダ,メキシコ、オーストラリア12カ国のTPP協議は山場に来ている。来年には締結すると思われる。

TPPが締結されれば12カ国は自由貿易が安全に行われるために政治だけでなく軍事でも協力する必要がある。日本は集団的自衛権を行使してアジアの国々と軍事的な協力をするだろう。TPPの国々といずれは安全保障条約を結ぶことになると思う。

米太平洋軍の次期司令官に指名されたハリー・ハリス海軍大将は「米軍艦船の6割をアジア太平洋に配備」すると述べた。北朝鮮と中国を抑止するのを理由にしているが、それは同時にTPP参加国の安全を守ることでもある。

TPPが締結されればでアジアの平和のために沖縄の米軍基地の重要性がますます高まる。


2014/11/26 に公開
平成26年11月26日水曜日に放送された『沖縄の声』。本日水曜日の放送では、嘘だ­らけの沖縄県知事選挙、私のこれからの闘い、そしてイスラム国から学ぶ日本のあり方を­テーマにキャスターの又吉康隆に解説していただきます。
※ネット生放送配信:平成26年11月26日、19:00~
出演:
 又吉 康隆(水曜日担当キャスター)
 大城 和桂子(水曜日担当キャスター)


沖縄の声


次回のニコ生放送配信:平成26年12月10日、19:00~
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仲井真知事よ。テロリストに屈するな



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仲井真知事よ。テロリストに屈するな

私は沖縄防衛局の工事変更申請仲井真知事が承認するより翁長新知事に引き継がせたほうがいいと考えている。工事変更申請は事務レベルの問題である。不備に対して県が質問をするのには限界があり、県が承認するのは時間の問題であるからだ。
翁長新知事になって詳しく精査して、不許可にする箇所を指摘すれば防衛局はそこを改善すればいい。とにかく、工事変更を不許可にすることは不可能である。
だから、「翁長候補が当選すれば辺野古移設を阻止できる」と信じている革新の翁長支持者が翁長新知事に失望させるためには翁長新知事に引き継いだほうがいい。

沖縄防衛局は9月に「美謝川の水路切り替えルートの変更」を含む4件の工事変更申請を県に提出。そのうち当初計画より暗渠(あんきょ)(地下水路)が約4倍に延びる「美謝川」について県は、「生物への影響が大きい」と指摘。審査は長期間を要し、次期県政に先送りされる公算が大きかった。

 しかし、防衛局は27日、環境保全の観点から問題の多い「美謝川」の変更申請を取り下げた。残り3件の承認を先行して取り付けることが狙いだ。県の審査が円滑に進めば仲井真氏の任期中に承認の可否を判断する環境が整う。

 そうなったとしても、選挙で敗れ退任する仲井真氏に県政の重要課題を判断する資格があるのか。到底、多くの県民は納得しないだろう。
      「沖縄タイムス」
 このように選挙で敗れた仲井真知事には「県政の重要課題を判断する資格」はなく、翁長新知事が判断するべきだとタイムスは主張している。ということは翁長新知事が工事変更を承認すればタイムスも認めるということになる。翁長新知事が承認したほうが沖縄二紙と革新の衝撃が大きい。だから、翁長新知事に引き継いだほうがいいのだ。

 タイムスは「県の審査が円滑に進めば仲井真氏の任期中に承認の可否を判断する環境が整う」と述べている。県の審査は客観性が要求されている。審査をするのは専門家であって知事ではない。審査の結果、客観的に問題がないという結論になれば、その旨を知事に報告するということである。
知事の判断にゆだねられるといっても、問題がないのに知事が一方的に承認をしないということはできない。そうすれば国は裁判に訴えるだろう。問題がなければ知事は承認をする。それが当然でありらこき翁長新知事でも同じである。

 翁長新知事に引き継いだほうが沖縄二紙や革新の痛手は大きいだろう。だから、仲井真知事は承認しない方がいいと思っていたが、次の記事を見て考えが変わった。

反対派市民、辺野古工事車両止める「県民無視の暴挙」
 【名護】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で1日午前9時20分ごろ、工事車両が同基地内に入ろうとしたため、それを阻止しようとする反対派市民らが山型鉄板の上に座り込むなどして、一時騒然となった。
 市民側の代表が警察と話し合い、けが人を出さないためにミキサー車1台のみ基地内に入り、後に続いていた資材を積んだトラックは入れなかった。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は、仲井真弘多知事が埋め立て工事の変更申請について、任期中に承認意向としていることと合わせ、「県民の意思を無視する暴挙だ。こういうことをするなら、基地に入るすべての車両を止めるぞ」と怒りの声を上げた。
      「沖縄タイムス」
 沖縄平和運動センターの山城博治議長はテロリストである。
84歳の老婆がシュワブに入るトラックのミラーにしがみつき転倒して失神した事件が起こったが、年寄りがトラックにしがみつけば失神どころか命が危険である。。命の危険を承知で山城博治議長は老婆をトラック阻止の特攻隊に使ったのである。彼は老婆の命をなんとも思わない人でなしのテロリストである。そのテロリストに沖縄の警察は妥協し敗北した。
「市民側の代表が警察と話し合い、けが人を出さないためにミキサー車1台のみ基地内に入り、後に続いていた資材を積んだトラックは入れなかった」
この妥協は警察権力の敗北である。

山城議長の思想は実力で「基地に入るすべての車両を止める」ことである。これはテロ思想である。ミキサー一台以外のトラックを阻止したのだからテロ行為の勝利であるし、沖縄の警察のことなかれ主義が招いた警察権力の敗北である。今の沖縄は沖縄二紙、革新、翁長新知事の勢力が席巻し、警察でさえテロ行為に圧されているのだ。

仲井真知事はこの理不尽な圧力に屈してはならない。

山城代表は、仲井真知事が埋め立て工事の変更申請について、任期中に承認意向としていることに、「県民の意思を無視する暴挙だ」と言っているが、それでは仲井真氏が当選すれば、彼は辺野古埋め立ては県民の意思だと理解して、辺野古埋め立て阻止運動を止めていたか。そんなことはあり得ない。山城代表は誰が当選しようと辺野古飛行場建設阻止運動は続けていただろう。「県民の意思」は山城代表にとって辺野古飛行場建設阻止運動を高めるための口実でしかない。「県民の意思」がどうであろうとあらゆる手段を使って辺野古飛行場建設を阻止するのが彼の目的なのだ。だから、老婆の命の危険を無視してトラック搬入阻止の特攻隊に使ったのだ。常識のある人間なら老人を命の危険があるトラック阻止に使わない。

仲井真弘多知事が12月9日までの任期中に承認する意向を自民党関係者に伝えたのなら、承認をするべきである。もしやらなかったらテロリストの脅しに屈したことになる。
それはあってはならない。

仲井真知事が三つの変更申請を承認したとしても、審査が長期間を要しそうな美謝川の変更申請は残る。それを翁長新知事は審査することになるが、時間がかかるだけであっていずれは承認することになる。その時に山城議長は怒り心頭に来て翁長新知事を非難するだろう。その時は確実にくる。楽しみに取っておこう。

美謝川の件が承認されれば辺野古飛行場建設問題すべてがクリヤーされることになる。埋め立て工事は順調に進み、次第に埋め立て反対運動は下火になっていくだろう。

辺野古埋め立てを中止させるために残された方法はテロ行為による工事の破壊活動しかないが、カヌー隊や山城代表のようなテロリストが数万人くらいいても辺野古埋め立て工事を阻止するのは無理だ。
ここはイスラム国に侵略されたイラクではない。警察・自衛隊が強固な日本であるからだ。

仲井真知事は沖縄警察のようにテロリストに屈しないで、沖縄防衛局の変更要請の審査結果に問題がなければ毅然として承認するべきである。
テロリストたちは怒りで燃え上がり、辺野古の埋め立て反対運動は激しくなるだろうが、そんなものどうってことはない。

2014/11/26 に公開
平成26年11月26日水曜日に放送された『沖縄の声』。本日水曜日の放送では、嘘だ­らけの沖縄県知事選挙、私のこれからの闘い、そしてイスラム国から学ぶ日本のあり方を­テーマにキャスターの又吉康隆に解説していただきます。
※ネット生放送配信:平成26年11月26日、19:00~
出演:
 又吉 康隆(水曜日担当キャスター)
 大城 和桂子(水曜日担当キャスター)


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