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共産党は本性を隠しているから票は倍増したが・・・
 狼魔人日記が共産党について述べている。

■君よ知るや  共産党の恐怖

知っているようで意外と知られていないのが日本共産党の実態である。

衆院選の勝利を受け、政府・与党は12月24日に首相指名選挙をする特別国会を召集する。

安倍晋三首相は同日中に第3次安倍内閣を発足させ、麻生太郎副総理・財務相や菅義偉官房長官ら主要閣僚は再任する。

国会での参院本会議の開会式には天皇陛下をお迎えして開会のお言葉をいただくのが慣例である。

新聞が報道しないのであまり知られていないが、日本共産党議員は天皇陛下のご挨拶を拒否する意味で一斉に退席するか、あらかじめ欠席で「天皇制廃止」の意思を国会の場で露にする。

日本共産党は護憲政党だと聞くが、護憲を言うなら、日本国憲法に日本国民の統合の象徴と明記された天皇陛下のお言葉を、日本国民から選らばれた国会議員として、きちんと出席して聞くのが筋である。

少なくとも国税で歳費を受取る国会議員なら、天皇陛下がご出席される国会開会式に国民の代表として参列するのは義務のはだが、共産党は党是として「天皇制打倒」を掲げているので天皇陛下とは席を同じくしないというのだ。


日本国憲法には「天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。 一  憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。 二  国会を召集すること。 」とある。

日本共産党は建前では護憲といいながら、日本国憲法を否定し、革命によって日本国の転覆を目論むのが本音であることは、「天皇制打破」という憲法無視の党是か全てを物語っている。

さて、今回の総選挙で驚いたのは共産党の躍進だ。

8議席から21議席と大きく議席を伸ばした。

特に沖縄地区では21人の共産党員の当選のうちただ一人赤嶺政賢氏が小選挙区で当選した。

つまり衆院の共産党員は20名が比例区で、沖縄地区だけが小選挙区での当選を果たしている。

同党の躍進について、「共産党は国民の政府批判票の受け皿となった」という説がある。

野党第一党の民主党が伸び悩み、海江田万里代表は落選など他の野党陣営の不甲斐なさに共産党が助けられた感は否めない。

民主党はその政治信条では自民党と大差はないが、共産党は共産主義というイデオロギーに基づく政党だ。

にもかかわらず、自民党への批判票が共産党へ流れたことに戸惑いを覚える。

日本の有権者、特に「オール沖縄」に扇動された沖縄の有権者は、共産主義の実態を理解したうえで投票したのか、疑問に思う。
 
有権者の中には、共産党の実態を知らずに投票した人の他に、おそろく、共産党のイデオロギーを支持はしないが、「一強」の自民党に対する批判の声として投票した国民が多くいたのだろう。

戦後、東西冷戦で共産党の恐怖に苛まれた歴史的教訓を持つヨーロッパ諸国に比べ、戦後アメリカの庇護の下平和ボケを享受してきた日本だからこそ共産党の躍進をもたらしたと考える。

筆者は、日本共産党が国家転覆の危険思想から決別するまで片時も警戒を解くべきではないと考えている。

共産革命が起きてからは、後の祭りである。
     「狼魔人日記」
 共産党の議席が倍増したのは本性を隠して市民の気を引く運動をしたからである。

共産党が第四十七回「衆院選」の候補者を発表。八代亜紀効果で八万人が来場|第四十一回『赤旗まつり』

赤旗祭り

赤旗祭り



赤旗祭りにはなんと演歌歌手の八代亜紀、沖縄民謡の人気歌手が登場している。それだけではない。バンドやDJ、ラッパーが次々登場し、クラブさながらの音楽を響かせている。バンド「NORA BRIGADE(ノラ・ブリゲード)」はマーチングバンド風にアレンジした「インターナショナル」を披露、会場内を演奏しながら練り歩いた。

音楽だけでなく、一般市民を集めるためにいろいろな工夫をしている。
 「似顔絵コーナー」、毎回好評のビームライフル、太極拳教室、健康体操教室、卓球3人勝ち抜き戦、フットサル大会、アーチェリー教室、ウオーキング教室なども開催している。

共産党は市民に対しては完全に本性を隠している。共産党に属している組織には民青=民主青年同盟、民商=民主商工会などあるが、共産党系の団体であるのに団体名からは「共産」を隠し、「民主」を掲げている団体が多い。民主を団体名の冠に据えることで、共産主義を隠して民主主義を装っているのだ。市民をだまして、共産党に引き入れる手段に「民主」を利用している。

日本は議会制民主主義国家である。議会制民主主義の原理は多数決であり、市民の代表者である議員が多数決で法律をつくり、その法律で社会を収めていく。議会制民主主義には法治主義が絶対条件である。
しかし、共産党は民主主義を標榜し民主主義政党であるように見せているが「狼魔人日記」で指摘しているように共産党は議会制民主主義の根本である法律遵守をしない。憲法を共産党は都合のいいように守ったり破ったりしている。
実は共産党には民主主義の理念はない。共産党一党独裁が共産党の理念である。それには理由がある。社会主義国家をつくり発展させるためには共産主義者以外の政治家は排除したほうがいい、もし、選挙で代表者を選ぶことになれば社会主義国家を破壊しようとする政治家が参加してしまう。だから、共産党は議会制民主主義の選挙制度には反対である。
それなのになぜ共産党は選挙に参加して国会だけでなく全国の県、市町村の首長や議員の選挙に参加するのか。
それは全国の議員の過半数を獲得して社会主義国家に転換するためだ。だから、国会議員の立候補も全国でやり、市町村の知事、議員にも立候補しているのだ。共産党の狙いは議会を制圧して社会主義国家に転換するためである。しかし、議会を制圧しただけでは社会主義国家に転換するのは困難である。
だから、大衆運動を広げて共産党員を増やし、反体制運動を高めていって議会、大衆の両面から革命を目指しているのだ。1950年代に共産党は暴力革命を図ったが弾圧されて失敗した。そのために議会を制圧して社会主義国家を実現すの戦略に転換した。しかし、国民の意識を転換させるための大衆運動にも力を入れている。それが日米安保廃棄、米軍基地撤去である。

民青、統一連、民商、自由法曹団は共産党は以下の組織であるし、高教組、自治労の中には共産党員が多い。

共産党員30万人
しんぶん赤旗発行部数は約24万部、
機関紙誌・書籍で年間200億円前後の売上高──。
2012年の日本共産党の収入は約233億円で政党収入は自民党を抜いて第一位だった。

衆議員の立候補は315人で全国的に立候補を立てた。共産党が全国制覇を理念としていることが分かる。議会と大衆運動の二面戦略で社会主義国家目指しているのが共産党である。

保守政党は他の政党と合併を目指して政党を大きくしようとする。しかし、共産党が社民党と合併しようとした話は一度もない。共産党は他の政党とは絶対に合併しない。共産党一党独裁の社会主義国家を目指しているからだ。

共産党の理論も路線も決まっていて、結束は固く揺らぎがない。だから党内の問題はない。共産党の大きな課題は共産党員を一人でも多くすることである。そのためには共産党の本性を表に出すと市民は引いてしまうから、党員を増やすために、市民に親しまれるようなことをやるのだ。赤旗祭りで演歌歌手の八代亜紀を呼ぶのも市民を集めるためである。市民を集め、共産党に親しみを持たせ党員にするのが目的だ。

共産党が議会制民主主義を認め、法治主義であったなら問題ないが、共産党の本性は資本主義を否定し、議会制民主主義、法治主義を否定し、共産党一党独裁国家を目指している組織であるから問題なのである。

汀間漁港で水死した染谷正圀氏(72)は共産党員であった。彼は抗議船の船長であった。彼の死から分かることは多くの共産党員が辺野古にやってきている可能性が高いということだ。カヌー隊にも共産党員は多いはずである。染谷正圀氏の死で予想できるのは辺野古の埋め立て反対運動の裏のリーダーは共産党だろうということである。

だが、辺野古の反対運動やカヌー隊などの暴力的な運動で共産党の名前は出てこない。染谷正圀氏の死によって彼が共産党員であり、海上での抗議運動でリーダーの一人であったことが判明した。共産党は暴力行為の先頭に立っているのにそれを徹底的に隠しているのだ。

そして、赤旗祭りのように平和を愛し。貧しき者、弱き者に味方する心のやさしい日本共産党であることを宣伝するのである。

しかし、共産党がどんなに心やさしい政党であることを装っても共産党を名乗る限り、国民が共産党を支持することはない。
政党資金は自民党と同じであり、赤旗発行部数24万部、党員30万人を誇り、派手に赤旗祭りをやり、他のどの政党よりも国民への宣伝は大きいのに、今度の衆議院選で倍増したといってもたった21議席である。自民党は2議席減らしても291議席である。共産党の10倍以上である。維新の党は1議席減らしたが41議席であり、共産党の2倍である。
共産党は本性を隠して市民に親しまれる党であることを装って議席は倍増したが、たった21議席しかないのだ。倍増してたった21議席であることは、共産党は国民から敬遠されていることの証明にもなっている。

議席が倍増して、秘書が足りない。安倍政権を批判しているのは共産党だけであり、安倍政権を追い詰めることができるのは共産党だけである。国民はそんな共産党を支持しているなどと志位委員長は浮かれているが、冷静に見れば倍増したといってもたった21議席である。共産党が政局に影響を与えることはほとんどない。志位委員長の浮かれ振りを見ていると共産党が少数政党に固定していることが分かる。




2014/12/10 に公開
平成26年12月10日水曜日に放送された『沖縄の声』。12月9日に県庁で仲井真知­事の退任式が行われたが、そこに集まった県民とは思えないプロ市民の妨害によって、予­定されていた離任式は中止になった。このような妨害をするプロ市民の実態とは?そして­、衆議院選挙に315人もの立候補者を出した共産党の資金力、14日に開票される衆議­院選挙についてキャスターの又吉 康隆にお話いただきます。
※ネット生放送配信:平成26年12月10日、19:00~

出演:
 又吉 康隆(水曜日担当キャスター)
 新川 優子(水曜日担当キャスター)


沖縄の声


 次のニコ生放送配信:平成26年12月24日、19:00~
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