沖縄の野蛮人たち2

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沖縄の野蛮人たち2

仲井真氏は5日、「審査が終了し、承認基準に適合しているとの報告を受けたことから、公有水面埋立法に基づき承認を行った」とのコメントを出した。
○審査は専門の土木建築部がやった。知事の政治判断が介入する余地はない。
○仲井真知事は承認した理由を県民に発表した。記者の質問にも答えた。それはすべて報道されたのだから、仲井真知事から直接聞く必要はない。それに知事には公務がある。一般の人の質問にいちいち答える時間的余裕はない。
○「基地の県内移設に反対する県民会議」は個人的な集団であって公的な権利はない。仲井真知事から直接聞く権利はない。
○予約もなく勝手に知事室に100人もの人が押しかけるのは知事のことを無視した暴力行為である。こんな野蛮な行為をする連中に知事が合わないのは当然である。
○彼らは知事から変更申請を承認した理由を聞きたいと言ったが、知事がどんなに誠意に説明しても、イデオロギーに凝り固まった彼らが納得することはあり得ない。彼らは知事の説明を聞きにきたのではなくつるし上げに来たのだ。
○つるし上げにきた彼らと会うのを知事が避けるのは当然である。逃げたのではなく不毛なことをやらなかっただけのことである。

知事が6階の知事室で記者会見をするというのを聞きつけた左翼集団は記者会見を行う部屋に押しかけた。階段は怒号が飛び交う。


県庁内に多くの埋め立て反対派が押しかけて、マイクでがなり立て、シュプレイコールが渦巻いた。

 この人たちは県の最高権威の場所である県庁に土足で入りやりたい放題である。
 仲井真知事の仕事は昨日で終わり、今日は離任の儀式をやるだけである。知事の仕事はすべて終わった。仲井真知事に抗議してもなんの効果もない。今日はノーサイドにして、仲井真知事の八年間を慰労するべき日である。それが大人の常識だ。
 ところがこの人たちは、大勢で県庁に押しかけ、仲井真知事に「恥チラー」などと罵声を浴びせ、怒号の大音響をまき散らすのだ。沖縄の恥だ。

彼らは「県民」を自称しているが、県民とは一般の人であり、県庁の中に勝手に入ったり大騒ぎする権利を持っているわけではない。それに彼らは安保廃棄・米軍基地撤去を主張する特別な政治集団である。彼らに県庁内で身勝手に行動する権利はない。県民を自称してやり放題するのは間違っている。

彼らは県民というより政治活動家である。

 県民ホールで午後予定されていた離任式は、辺野古基地建設反対派がホールを占拠したため実施されなかった。八年間知事を務めたのに離任式をすることができなかった。
 辺野古基地建設反対派といっても彼らは辺野古基地建設だけに反対している大衆運動家ではない。米軍基地撤去・安保廃棄を主張する反米主義の政治活動家である。大衆運動家であったなら、仲井真知事の離任式を汚すようなことはしなかっただろう。彼らが反米主義政治活動家であったから離任式をぶち壊したのである。

 
仲井真弘多知事は9日、2期8年の任期満了に当たり県庁で退任の記者会見を開いた。米軍普天間飛行場の県外移設を公約に掲げながら、普天間の辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請を昨年末に承認したことについては、「法令にのっとった処理で誤っていない。基準に適合していれば了(りょう)とするのは当然のことだ」と述べ、承認は事務的な手続きだったと重ねて訴えた。
一方、辺野古埋め立ての工法変更を退任4日前の5日に承認したことについては「残り4日で、という言葉の意味が理解不能だ。今日の夜中の12時まで私が知事で、あらゆる責任は負っている」と主張した。
会見の冒頭、「多くの県民に幅広く、理解、協力、支援を頂いたことに心から感謝する」と述べた。
あと、1階で職員らが作った花道を通り退庁。花道の周りには県職員と警備員、警察官が3重のスクラムを組み、反対派が暴徒とならないよう抑えた。

 大勢で押しかけてこういう公共の場の建物の中で仕事の邪魔をし・・・と仲井真知事は県庁に乱入した連中を批判した。しかし、マスコミが一切彼らを批判しないことが沖縄の政治をゆがませている。

 県庁に土足で入り込み、スピーカーでがなり立て、知事の離任式を中止させる無法行為をなぜ彼らは当然のごとくできるのか。
 彼らの多くは元教員、元公務員である。または共産党や社民党系列の人間たちである。
 
県庁の敷地内でテントを張って座り込みをしている人間たちを見てわかるように運動家の多くは定年退職をした老人たちである。


1967年に教員たちは全員が年休を取って立法院に押しかけた。そして、警察をごぼう抜きして立法院になだれ込み、教員の政治活動を禁止する教公二法を可決しようとしていた議会を蹴散らして立法を暴力で阻止した。教員は暴力行為で政治活動の自由を勝ち取ったのである。
だから、復帰前の沖縄では教員や公務員の政治活動は自由であった。
言いかえれば、沖縄の教員たちは議会制民主主義を破壊することによって政治活動を自由にしたのである。


教公二法阻止で実力行為で自分たちの要求を勝ち取ることを経験した教員・公務員の思想は議会制民主主義よりも上に自分たちを置くようになったのである。

彼らは海上の辺野古飛行場建設を実力で阻止した。
 そして、仲井真知事の離任式も県庁に押しかけて阻止した。
 自分たちの要求を実力で実現しようとする彼らは議会制民主主義に逆行する人間たちである。
 辺野古埋め立てに反対する翁長氏が仲井真氏に10満票の差をつけて当選したので、彼らは民意は辺野古埋め立て反対だと主張しているが、それでは埋め立て賛成の仲井真氏が当選したら、彼らは民意は埋め立て賛成だと理解して埋めて反対運動を止めていたか。
 それはあり得ないことである。仲井真氏が当選すれば、名護市の民意は埋め立て反対であると言って埋め立て反対運動を続けていただろう。名護市が埋め立て賛成の市長だったとしても埋め立て反対運動を続けていただろう。その証拠に東村に建設中である高江ヘリパットは村長はヘリパット建設に賛成であるが、反対運動を続けている。彼らの運動に民意は関係ないのである。
 彼らに取って「民意」は遵守すものではなくて反対運動に利用するものである。
 彼らは「民意」も「法律」も「議会制民主主義」も尊んでいない。辺野古移設を阻止し、普天間飛行場を閉鎖・撤去し、日本から全ての米軍基地を撤去し、日米安全保障条約の破棄に向かった運動に徹しているだけである。その目的のために「民意」も「法律」も「議会制民主主義」も利用しているだけである。
それは現代社会においては野蛮行為である。

2014/11/26 に公開
平成26年11月26日水曜日に放送された『沖縄の声』。本日水曜日の放送では、嘘だ­らけの沖縄県知事選挙、私のこれからの闘い、そしてイスラム国から学ぶ日本のあり方を­テーマにキャスターの又吉康隆に解説していただきます。
※ネット生放送配信:平成26年11月26日、19:00~
出演:
 又吉 康隆(水曜日担当キャスター)
 大城 和桂子(水曜日担当キャスター)


沖縄の声


次回のニコ生放送配信:平成26年12月10日、19:00~
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