デニー知事が本気で辺野古埋め立てを阻止する気がないことが明らかになった4月10日の日本記者クラブ会見



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デニー知事が本気で辺野古埋め立てを阻止する気がないことが明らかになった4月10日の日本記者クラブ会見
 玉城デニー知事は4月10日の日本記者クラブの記者会見で米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設への代替案に関し「県が提案することは考えていない」と述べ、「基本的に政府が考えて地元にしっかり説明し、納得していただく手順が大事だ」と述べた。
 辺野古移設反対の翁長氏とデニー氏が知事になり、衆議院も全員が辺野古移設反対の立候補者が当選しても、政府は辺野古移設を推し進め、県民投票投票で埋め立て反対が72%を占めたにも拘わらず「辺野古移設が唯一」とする政府は埋め立て工事を進めている。政府は普天間飛行場の移設は辺野古が唯一と考えている。辺野古移設の代替案はないと主張しているのが政府なのだ。
 代替案はない政府に代替案を出させるのは無理である。それなのにデニー知事は政府が代替案を出して地元に説明しろというのである。辺野古移設が唯一と言っている政府が代替案を出せば政府は嘘つきだと非難されるだろう。政府が代替案を出すはずがない。
 代替案を出さなければならないのは政府ではなくデニー知事である。しかし、デニー知事は代替案を提案することは考えていないという。
 デニー知事は名護市辺野古の新基地建設工事の中断を前提に、普天間の危険性除去について3~6カ月程度期間を区切って協議することに応じるよう政府に求めている。辺野古問題は移設するかしないかである。協議をするのなら、辺野古居移設を中止するか否かの協議になる。辺野古移設が唯一であるという日米政府と辺野古移設中止を求める県との対立を解決する方法は県が日米政府を納得させることができる代替案を提示することである。それ以外にはない。ところがデニー知事は代替案を県は考えないという。それでは協議する価値がない。
 デニー知事は辺野古移設を条件としない普天間返還の方策に関し、幅広いテーマについて有識者を交えて「万国津梁会議」で議論して意見集約する考えであるという。デニー知事は「専門的な知識を有する方から広く意見を聴取し、基地問題解決に向けた取り組みにつなげたい」と強調しているが、辺野古の埋め立ては現在進行形で進んでいる。のんびりと有識者を集めて議論する余裕はない。辺野古移設を中止できる代替案を総力を挙げて作成するべきだ。でなければ辺野古埋め立てはどんどん進んでいく。埋め立てに危機感を持つ市民有志が辺野古移設の代替案を国民全体で議論するように働きかける実行委員会を結成して全国の1788地方議会に陳情書を郵送した。辺野古埋め立ての賛否を問うた県民投票で投票者の7割超が反対した結果を受けての市民有志の行動である。デニー知事は市民有志以上に辺野古移設の代替案を見つける努力をするべきである。
翁長前知事が主張していたのは県外移設であった。翁長知事の遺志を引き継ぐデニー知事なのだから、翁長前知事に代わって県外移設の実現に全力を尽くすべきである。県外移設プロジェクトを設立して全国の自治体に普天間飛行場受け入れを交渉することから始めるべきだ。市民有志でさえ全国の自治体に普天間飛行場移設を解決するように訴えたのである。市民以上に県の民意を実現する努力をデニー知事するべきである。
しかし、デニー知事は日本記者クラブで「「県が(辺野古移設の代替案を)提案することは考えていない」sと言ったのである。それは「辺野古移設に反対をするし、中止を主張するが、中止を実現させる努力は全然しない」と言っているのに等しい。デニー知事は本気で辺野古移設を阻止する気はないのだ。

デニー知事は辺野古移設を阻止するために県知事になったのではない。逆である。県知事になるために辺野古移設反対を選挙公約にしたのである。自民党県連に所属して県外移設を主張していた翁長前知事は国外移設・閉鎖撤去を主張していた共産党などの左翼と共闘するために辺野古移設反対を選挙公約にして県知事選に勝利した。翁長前知事の遺志を引き継いだのがデニー知事である。翁長知事の遺志を引き継いだデニー知事だから本気で辺野古移設を阻止する気はない。知事の座に座り続けるために辺野古移設反対を言っているだけである。そんなデニー知事だから、辺野古移設代替案をつくる気はない。県民の支持を維持するために埋め立て反対の県の民意を安倍政権批判に利用し続けるだけである。デニー知事に埋め立て反対の民意を実現する気は全然ないことが明らかになったのが4月10日の日本記者クラブ会見である。
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