問責決議はやりすぎだ

 自民党を中心とした野党は仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議を可決した。これはやりすぎだ。
 政権与党であった自民党ならば、政権運営の困難性を知っているだろうし、野党が与党の足を引っ張ることだけに専念することは、国の政治に大きなマイナスであることを自民党は何回も体験したはずだ。

 内閣の失態には国民の支持率が鉄槌を下す。尖閣問題から始まった管内閣のさまざまな失態は国民の支持率が20%台まで下降したことで鉄槌は下されたのだ。

 初心者マークの管内閣なのだから、法務大臣の辞職くらいで妥協するべきであり、仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議の可決はやらないほうがよかった。

 問責決議は政治の混乱、弱体化をつくるだけだ。

 管首相は、北朝鮮の韓国攻撃の時の失態を反省して、今回の米韓演習の間は内閣は全員東京内にいることを命じた。この命令が適切かどうかは別にして、このようにして失敗を反省して新たな対応をしていくことは認めるべきだ。

 日本政治の全体から考えれば、次に失態を犯せば問責決議をやるぞという警告でよかったと思う。

 




 

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