これはワタリじゃないのか





ふつう、赤字を出した社長は格下げされるか退職するかではないだろうか。ところが第三セクターTTCは経常利益を881万円を予想していたにも関わらず1億円を越す赤字を出したのに、TTCの花城社長は退任して那覇空港ビルディング社長に就任するという。花城氏はTTCの赤字決算の責任はとっていない。責任を取るどころか栄転をしているではないか。
 TTCの経営に関係なく、花城氏の那覇空港ビルディング社長就任は予定通りではないだろうか。つまり、TTCの経営状態に関係なくTTCの社長の次は那覇空港ビルディング社長就任に決まっていたのだろう。それは明らかなワタリである。ワタリの事実が堂々と新聞に掲載されているのだ。
 第三セクターTTCの社長は経営状態とは関係なく、大体四年間で交代するのがパターンのようだ。ゆいレール社長も同じ四年間交代のパターンだ。

 沖縄の第三セクターはワタリに利用されている傾向が強いのではないだろうか。四年間在籍のお飾り社長では合理的な経営をして、会社を発展させる努力はしないだろう。第三セクターの赤字は税金でカバーするシステムになっているから赤字を出しても倒産しないように仕組まれている。
 しかし、第三セクターの赤字は県や市町村の財政を圧迫する。一部の人間の利益のために県や市町村の財政が使われるのはあってはならない。

 橋下大阪府知事は赤字経営の第三セクターを民間に売却している。ワタリのための第三セクターはやめるべきであり、本当に必要な第三セクター以外は民間会社にするべきだ。
 財政が苦しい理由に天下りやワタリを目的にした第三セクターが多いことや議員や公務員の報酬が高いことがある。

 新聞はアメリカ軍基地だけに執心しないで、天下り、ワタリ、談合、公務員給与などの沖縄の政治・経済の重要な問題を追及してほしい。
 アメリカ軍基地問題は派手な割には県民の生活の向上には影響しない。沖縄の政治・経済をよくするには沖縄の政治・経済を直視して分析し問題を提起することだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« あはははと・... 跳ねる・雨・... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。