普天間飛行場の騒音被害は日本の法律と宜野湾市政の責任

本をつくるのに忙しくブログを更新する余裕がなかった。日本図書コード管理センターに申し込んでISBN出版者記号がもらえた。本の裏側に印刷されている二段のバーコードだ。これがあれば全国の書店やコンビニなどで販売できる。後は本の原稿を仕上げて印刷所にもっていけばいいが、本つくりに悪戦苦闘している。カバー、目次、前書き、本文、後書きなど、1ページから200ページ余まで完璧に仕上げなければならないから大変だ。でも楽しい。


 
 新聞がとっても滑稽な記事を掲載した。
普天間飛行場とハワイのカネオヘベイ基地の図を掲載して、二つの基地の環境を比べて、「ハワイの学校で米軍機からの騒音はほとんど聞こえず、防音ガラスなどもない。日常的に騒音に苦しみ、定期的に米軍機墜落を想定した避難訓練をしなければならない沖縄の状況とはあまりにも違いすぎる」とハワイの米軍基地周辺と比べて普天間飛行場周辺の小中学校の環境の悪さを訴えている。
 ハワイのほうは環境のことを考慮して騒音被害を徹底して抑えているのに、普天間飛行場では騒音をまき散らしていると新聞は暗にアメリカ対して怒っているが、それはおかしい。ハワイの基地の周辺はアメリカの法律が適用されるが、普天間飛行場の周囲は日本の法律が適用される。米軍基地の周囲の環境状況はアメリカの法律と日本の法律の違いである。

 ハワイの米軍基地の環境に比べて普天間飛行場の環境が悪いのは日本の法律や普天間飛行場の金網沿いに普天間第二小学校をつくった宜野湾市政の責任であって、アメリカの責任でもなければアメリカ軍の責任でもない。アメリカ軍は普天間飛行場の外側に対してはなんの政治的権限も持っていないのだ。新聞はアメリカの法律を普天間飛行場の周辺に適用しろと主張しているのだろうか。
 それならば日本政府にアメリカの法律を普天間飛行場周辺に適用しろと要求すればいい。普天間飛行場の周辺の環境がハワイの米軍基地より環境が悪いのはアメリカや米軍の性ではなく、日本の法律と宜野湾市政の性である。悪いのはなにもかもアメリカ軍の性にするのはおかしい。
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