慰安婦問題で明らかになった日本の右翼、非左翼のお粗末さ

慰安婦問題で明らかになった日本の右翼、非左翼のお粗末さ

左翼は見事な連係プレーで「慰安婦は性奴隷」をでっち上げた。「慰安婦は性奴隷」の嘘は国連も容認し、世界に拡大していった。その後「慰安婦は性奴隷」が嘘であるとする理論が日本で拡大することはなかった。慰安婦は性奴隷ではなかった。売春婦であったという発表はいくつかあった。慰安婦が楽しそうにしている写真も掲載された。しかし、体験記や伝聞などであり、「慰安婦は性奴隷」論を覆すことができるような論文はなかった。
2014年にジャーナリストの櫻井よし子氏は植村氏が「女子挺身隊」の名で戦場に連行したという記事は捏造であると断定する評論を書いた。西岡力教授も92年頃から植村氏の記事は金さんが女子挺身隊の名で戦場に強制連行されたという、事実とは異なる記事をあえて書いたと発表していった。植村氏は二人を提訴した。しかし、植村氏は敗訴した。
西岡氏と櫻井氏の女子挺身隊の名で戦場に連行したという記事は捏造であるという主張を最高裁は認めたのである。二人にはもう一つの主張があった「金学順さんは日本軍による強制連行ではなく、人身売買によって『慰安婦』になった」である。最高裁は「人身売買により慰安婦にさせられたことを示唆するものもあるが、養父らから力ずくで引き離されたというものもあり必ずしも一致していない」と、人身売買論は認められなかった。
なんと、二人は金学順は人身売買で慰安婦になったと主張したのである。人身売買されたなら性奴隷である。二人は慰安婦が性奴隷であることを主張したのである。植村氏の記事が捏造であることは暴いたが、弁護士連合会が捏造した「慰安婦は性奴隷」には完全にはめられたのである。お粗末である。
日本の右翼、非左翼のジャーナリスト、学者、弁護士は左翼がでっち上げた「慰安婦は性奴隷」を暴くことができないのである。韓国では2013年『帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い』が出版され、2019年に『反日種族主義』が出版された。それは「慰安婦は性奴隷」論を覆すものであった。そして、2020年には米国で「慰安婦は売春婦」の論文が発表され、世界に衝撃を与えた。しかし、日本は国内、世界に衝撃を与える論文が発表されたことがない。
慰安婦問題では「慰安婦は性奴隷」論の左翼が勝ち続けている日本である。情けない右翼、非左翼である。
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