朽ち果てている大江健三郎の平和憲法の理念




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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間




裏表紙です。名護市街地は辺野古から10km離れています。しかも、間には山があります。
辺野古が安全であり、普天間基地がいかに危険であるかは写真を見れば一目瞭然です。
この事実を多くの人に知ってもらいたいと思って、このような裏表紙にしました。
買わなくてもいいから、裏表紙を見てほしい。
この三つの写真を見ても、辺野古移設に反対するのは「命どぅ宝」の精神が欠けている証拠です。

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 朽ち果てている大江健三郎の平和憲法の理念

 集団自衛権行使の閣議決定にノーベル賞作家の大江健三郎氏は記者会見を開き、「集団的自衛権の行使は中立の立場を捨てることで、過去の戦争の多くが集団的自衛権を名目に正当化されてきた。憲法の理念を権力者から取り戻さないといけない」などとする声明発表をした」。

 政治を知らない文学者の的外れの考えには苦笑するしかない。

○集団的自衛権の行使は中立の立場を捨てる

 政治に中立はない。それぞれの国家はそれぞれの国家の利益を守るために行動をしている。また、民主主義国家、独裁国家、社会主義非国家など国家体制が違えば利害の在り方も違う。
 日本も国家の利益を優先してきたのであって中立であったのではない。大江氏が「中立」を発想するのは大江氏が観念的政治の中にいるからである。観念では中立政治を想像することができるが、現実の政治はかならず国家の利益が左右しているのであって、「中立」による行動はない。「中立」するときも国家の利益が原因しているのだ。

 ウクライナの戦争、イラクの戦争は「集団的自衛権とは無縁の戦争だ。

戦争が起こればすべての国が自分が正しいと主張する。集団的自衛権を名目に正当化されてきたのではなく、集団的自衛権を行使した国々が自分たちの戦争を正当化したのだ。戦争の自己正当化は誰でもやることだ。

○憲法の理念を権力者から取り戻さないといけない。

 大江氏が文学者だからこのような滑稽な発想をする。
 日本は議会制民主主義国家である。日本の権力者は国民の選挙で選ばれた政治家である。権力者から憲法の理念を取り戻すということは間接的に国民から憲法の理念を取り戻すということになる。ややこしいことになる。

 憲法の理念を大江流の理念にするには、大江氏と同じ考えの政治家が国会の過半数を占め、内閣が大江氏と同じ考えの政治家になった時に大江氏の望む憲法解釈になる。しかし、それでは権力者が変わっただけであり、大江氏のいう「権力者から取り戻す」ということにはならない。

 国民の過半数が大江氏の主張に賛同し、国会に何百万人もの国民が押し掛け、政権維持の危機まで追い詰めれば「憲法の理念を権力者から取り戻す」ことができるかもしれない。しかし、国民にとって「集団的自衛権の行使」はそれほどに深刻な問題ではない。これ以上反対デモがいまの二倍三倍に盛り上がるようなことはないだろう。国民の結集を利用して「憲法の理念を権力者から取り戻す」の不可能だ。
 
 「集団的自衛権の行使」の問題は与党対野党の対立にはならない。保守対左翼の対立である。
野党にも保守政党があるから、法案も通るだろう
はっきり言えば、大江氏が「憲法の理念を権力者から取り戻す」方法はないのである。

○「平和憲法と民主主義が自分の支えであり、打ちのめされたような気持ちだ。

 大江氏よ、「平和憲法と民主主義」はお前の私物かと言いたくなる。
平和憲法の理念、民主主義の理念を自分の独断でつくり、それを神様にしたのが大江氏である。現実とはかけ離れた文学者の観念の中でつくった「平和憲法の理念、民主主義の理念」は大江氏の神棚にある。地面には決して下りてこない。
 大江氏の神棚にある「平和憲法の理念、民主主義の理念」は六〇年以上も変わらないだろうが、地面はどんどん変化してきた。
 私たちは地面の上で生きてきた。私たちには地面と繋がった憲法や民主主義が必要であって神棚の理念のまま凍り付いている憲法、民主主義は必要がない。

 中国は経済力が世界二位となり、軍事力も大増強している。そして、アジア諸国に圧力をかけて中国に従属させようとしている。ベトナム、フィリピンと領海争いをし、日本とも尖閣諸島の領土争いをしている。一方アジアへの投資を拡大して中国の影響力を浸透させようとしている。中国の覇権拡大を抑止するには日本がアジアの国々と連携する必要がある。
 TPPが成立した時は、アジアの貿易の安全を守るために日本の自衛隊が他の国々と連携する必要がある。
 アジアの平和を守り、貿易が発展するのには集団的自衛権の行使は必要である。
 アジアの民主主義と経済発展のために集団的自衛権の行使は大きく貢献するだろう。

現実の政治経済を見ることができない文学の目の大江氏の神棚にある平和憲法の理念、民主主義の理念はすでに朽ち果てている。老いた大江氏には朽ち果てた理念がまだ新鮮に見えるのだろう。

バカらしい「沖縄標的になる恐れ」

 公明党県本部の糸洲朝則代表は、集団的自衛権行使容認の憲法解釈をめぐる「県代表懇談会で、「米軍を抱える沖縄は真っ先に攻撃のターゲットにそれる恐れがあり、行使は容認できない」と発言した。

 六〇年以上も前から「沖縄には米軍基地があるから戦争になったら沖縄が真っ先に攻撃される」と言われ続けてきた。しかし、一回も沖縄が攻撃されたことはない。事実は逆であることを歴史が教えている。歴史的な事実をもとに米軍基地があったら戦争に巻き込まれるのかどうかを検証するべきであるのに、沖縄の無責任な政治家は検証をしないで、米軍基地があるから攻撃されると嘘を平気でつく。

 現在ウクライナとイラクで戦争が起こっている。それぞれ戦争が起こった原因は違うが、両国に共通するのは軍事力が米軍に比べて非常に弱いことである。
 もし、米軍だったら、ウクライナの新ロシア派もイラクのスンニ派過激組織も一蹴していただろう。ウクライナやイラクが米軍と同じ軍事力があったなら戦争は起きなかった。勝ち味が全然ない戦争は仕掛けないからだ。軍事力が弱いから攻め込まれ戦争が起こる。

 アジアには、ロシア、北朝鮮、韓国、中国、台湾、フィリピン、ベトナム、シンガポール、インドネシアの国々がある。アジアの国々の中に、沖縄に米軍が駐留しているからという理由で攻撃する国はない。
 もし、あるとすれば北朝鮮と中国だが、北朝鮮なら軍事力が圧倒的に強い米軍に一瞬のうちに滅ぼされるだろう。
 中国も軍事力はまたまだ米国に劣っている。米国と戦争をすれれば負けるだろう。中国の都市は廃墟になる。中国が米国と戦争することはないし、沖縄を攻撃することもない。むしろ、中国は米国との戦争を徹底して避けている。

 沖縄は世界一強い米軍の基地があるからどこの国からも攻撃されないというのが事実である。集団的自衛権の行使は米軍との協力関係が強まるからますます沖縄が攻撃されることはない。

 「米軍を抱える沖縄は真っ先に攻撃のターゲットにそれる恐れがあり」は事実ではない。嘘である。公明党県本部の糸洲朝則代表は嘘を根拠に「行使は容認できない」というのである。糸洲代表だけではない。革新政治家はみんな嘘を根拠にして集団的自衛権の行使に反対しているのである。革新政治家だけではない。自民党政治家にも革新の嘘の宣伝を信じて、沖縄に米軍基地があるから攻撃されると妄想する政治家がいて、集団的自衛権の行使に反対している。

 米軍基地があるからどこの国も沖縄を攻撃しないという真実を知らない政治家が沖縄には多すぎる。

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