読谷村の4割は米軍事基地である しかし・・・

読谷村の4割は米軍事基地である しかし・・・


 嘉手納町の隣の読谷村に住んでいる私である。読谷村の4割は米軍事基地である。黒い部分が米軍基地である。<center>
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 米軍基地は嘉手納弾薬庫とトリイ通信施設である。嘉手納飛行場に隣接している嘉手納弾薬庫には爆弾を貯蔵している。祖国復帰する前は原子爆弾も貯蔵しているという噂があった。子供の間でも原子爆弾の噂は広まっていた。
 4割も米軍基地が占領し、爆弾を貯蔵している読谷村である。人々は読谷村を恐れ、読谷村に住むことを避けるはずと予想するだろうが現実は違う。読谷村の人口はどんどん増えて4万2千人になっている。日本一人口が多い村なのだ。納得できない人は多いと思う。読谷村の上空写真である。右の緑の山が弾薬庫である。<center>
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 緑の山を米軍基地だと怖がる人は居ない。むしろ緑の自然を感じて心が和む。弾薬庫の緑の山を見て読谷村は自然に囲まれた村というイメージがある。だから、読谷村に住むひとが増えて、村でありながら4万人以上の人が住んでいる。
 村民は米軍基地とは言わないで軍用地という。軍用地の多くは黙認耕作地である。ビニールハウスなどの設備は建設できないが、畑をするのは黙認している。だから、軍用地の多くは畑である。東側の緑の濃い場所は山であるので木々が植わっている。山の一部では蜜柑を栽培している。


 友人が軍用地で畑をやっている。密かに川から水をくみ上げる設備を造り、散水をしている。この設備は黙認されている。しかし、ビニールハウスを造った人がいたが、ビニールハウスは強制的に撤去させられた。養蜂をやろうとして10数個のミツバチ箱を設置した人もいた。ミツバチ箱の前に撤去しろという自衛隊の警告板が立てられた。ミツバチ箱は撤去した。軍用地では本格的な農業はできない。だから、軍用地ではサツマイモ、ジャガイモや家庭で食べるだけの野菜を栽培している。
 友人は無料で畑を借りている。畑は米軍用地として地領をもらって貸している。だから、民間人に有料で貸すことはできない。畑をやる余裕はなくて畑を放置せざるを得ないひとは友人のように畑をやりたい人に貸したほうが畑が荒れ地にならなくてすむ。というような事情があって友人は無料で畑を借りている。畑をやる人がいなくて雑木林になっている場所もある。<center>
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「国土面積の約0.6%しかない沖縄県内に、全国の約70.3%の在日米軍専用施設・区域が依然として集中しています」と米軍基地が沖縄県民の生活を圧迫しているイメージを与えるが、それは間違っている。読谷村の現実で分かるはずだ。

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