自民党県連は安慶田元副知事を抱き込め



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自民党県連は安慶田元副知事を抱き込め
 副知事を辞任した安慶田氏は「一般社団法人沖縄経済懇談会」を13日に立ち上げ、第1回シンポジウムを開催するなど活動を本格化させた。

安慶田氏は教員採用試験の口利き疑惑を巡り辞任したが、口利き疑惑を沖縄紙にリークしたのは教育庁の幹部であった。彼らは共産党や左翼の牙城である教育庁に安慶田氏が介入してきたことに反発して、安慶田氏の教育庁介入を阻止するために教員採用試験の口利き疑惑をマスコミに流したのである。   
それだけではない。翁長知事は自民党県連に居たし、多くの事業家が翁長知事を支持している。彼らは県や国の公共工事や補助事業に頼っている。だから安慶田氏は副知事の時、翁長知事が辺野古基地建設問題を巡り政府と真っ向から対立する中で、沖縄振興が滞らないように安倍政権と密接な交流をしていた。その事実を沖縄紙も認めている。

「ずっと闘って」と県と政府の関係を評した安慶田氏だが、副知事時代は自身が知事の懐刀として、辺野古新基地建設問題を統括していた。菅氏との関係はその時に築いたものだ。基地問題で知事が表舞台で政府を強く批判する中、非公式に菅氏と会談し、予算交渉などを担った。“泥をかぶる”仕事ができることでも知られる。
      「琉球新報」
シンクタンクの第1回シンポジウムを開催した日に菅義偉官房長官から祝電が届いた。安慶田氏はシンクタンク設立について水面下で菅氏と事前調整していたということであり、安慶田氏は安倍政権とはずっと「蜜月」にあったのである。

安倍政権と裏で繋がっている安慶田前副知事を嫌っていたのが安部政権を倒すのを目標としている共産党を中心とした県政与党の左系政党であった。彼らにとって安倍政権と親しくしている安慶田前副知事は邪魔な存在であった。左翼与党にとって翁長知事を安倍政権との関係を断ち切り、完全支配するには安慶田前副知事を排除する必要があった。
辞任に追い込む策略が教員採用試験の口利き疑惑と教育庁幹部人事依頼をマスコミに流すことであった。

教員採用試験介入の報道
・(2015年の)1次試験の後に3~4人分の氏名と受験番号が記された紙を安慶田副知事から渡された。
・その紙はすぐに捨てた。
・安慶田副知事の要求を受けたが、試験結果を触れば大変なことになるのでそのようなことはできないと受け止めた。
・数人で協議し、応じない方針を確認した。
・応じなかったことの報告はしなかったが、試験結果が出て、結果的に伝わった。その後、副知事室に少なくとも1人が呼ばれたらしいが、誰かは不明。
 
教育庁幹部人事依頼の報道
・2015年の末に、特定の人を教育庁内の幹部に据えてほしいという依頼が副知事からあった。
・関係者で緊急会議を開いたが、庁内人事は教育庁の権限であり、副知事の権限ではないから断ろうと決めた。
・応じない考えが副知事に伝えられたが、教育庁幹部に電話があった。
・副知事が就任してすぐの頃と、その翌年にも副知事から要望があった。少なくとも15年1月ごろ、会議を開いた。登用依頼は合計で3度あった。
・依頼は複数の名前が挙がっていた。

報道から推察すると沖縄タイムスに告発した人物は最低でも二人居る。告発は計画的であり、安慶田副知事下ろしが目的であることはその後の展開を見れば分かる。
翁長知事と安慶田副知事は教員採用試験・人事介入疑惑についての報道の内容を否定した。マスコミのインタビューに安慶田副知事は「口利きの事実はない」と何度も言った。
そして、翁長知事も「副知事から確認したところ働き掛けの事実はないと聞いている」と述べ、疑惑の事実はないとの判断を示した。そして、「県民にも心配を掛けていることは大変残念なこと。県民の理解を得るにはどうしたらいいか考えている」と、疑惑の解消を模索していることを述べた。会見に同席した平敷昭人教育長も、「統括監が18と19日に前教育長と前の統括監2人、前の参事2人の計5人に電話で確認したところ、働き掛けの事実はないとの返事をもらった」と述べ前教育長らから聴取の結果「働き掛けの事実はない」と結論付けたと発表した。
20日の時点では、翁長知事らの説明で疑惑に関する騒動は“幕引き”となり、口利き問題は県議会に移り、自民党の疑惑追及が展開されると予想されていたが、わずか3日後に安慶田副知事は辞任した。
安慶田氏はマスコミに流したのは共産党を中心とした左翼政党の安慶田氏を副知事の座から下ろすための策略であることに気づいたのである。彼らと闘っても勝ち目はない。だからわずか3日後に辞任したのである。

安慶田副知事の辞任で、県政与党の左翼政党は完全に翁長知事を支配した。それが事実であることが11日の翁長雄志知事の小野寺五典防衛相との会談でも明らかである。
翁長知事は11日に防衛省で小野寺防衛相と会談し、県が策定した、在日米軍の法的地位などを定めた日米地位協定の見直し案を提出した。この案は施設の用途変更など重要事項を協議する際に地元の公共団体から意見聴取することや、米軍基地外で事件や事故が起きた場合、日本の捜査当局が現場規制を主導することを協定に明記するよう求める内容である。この案は共産党などの左翼のイデオロギーを反映した案である。保守政党ならば提出しない案である。事実、保守系の稲嶺恵一知事、仲井眞弘多知事時代の16年間はこの案が提出されたことはなかった。翁長知事になって17年ぶりに提出した案である。左翼イデオロギーを丸出しの日米地位協定の見直し案を提案した翁長知事に保守の面影は完全になくなった。翁長知事は左翼そのものである。
翁長知事が左翼になり安倍政権と真っ向から対立し安倍政権とのつながりが絶たれた時に一番困るのが翁長知事を支持してきた事業家たちである。翁長知事が安倍政権と徹底的に対立すれば国から県への交付金が削られ県の公共事業が減ってしまう。翁長知事支持派の事業家たちの仕事が減っていってしまう。
安慶田氏が立ち上げたシンクタンクは、なんとかして安倍政権とのつながりをつくり国の交付金が増え、自分たちに仕事が来ることを願っている事業家が結集した組織である。
安慶田氏は「観光発展に必要なMICEの予算も計上できず、来年度予算も国の直轄事業は増加したが、一括交付金は100億円以上カットされた」と懇談会のあいさつで述べている、それは翁長知事を支持してきた事業家たちの気持ちの代弁である。

県知事選で共産党と組んで当選した翁長知事であったが、反安部政権左翼イデオロギーの塊である共産党への認識が甘かった。当選した後は共産党の策略に嵌り、今では左翼政治家そのものである。翁長知事が保守に回帰するのは困難である。
副知事の座から排除された安慶田氏が安倍政権と親密になったとしても、翁長知事と安倍政権を親密な関係にしていくのは不可能といえるほどに困難である。もし、翁長知事が安倍政権と親密にしようとする態度を少しでも見せればすぐに共産党は圧力かけるだろうし、沖縄二紙も圧力をかけるだろう。それでも安倍政権と親しくしようとすれば県政与党である共産党、社大党、社民党は翁長知事支持を止める。翁長知事は県政でますます孤立するだけである。孤立しないためには左翼政党の指示に従わなければならない。

保守が左翼イデオロギーの塊である共産党と組べば翁長知事のように共産党のロボットにされてしまう。それが実証したのが翁長知事である。保守は共産党と組むべきではない。
そのことを本土の多くの保守政治家は認識している。民進党は前の参院選で共産党と連携した。蓮舫前代表が次の衆議院選挙でも共産党と連携する方針を主張している時に、東京都議選があり、共産党との連携を嫌った都議選立候補者が民進党を離党して保守党である都民ファーストに入党した。そして、民進党は大敗した。
共産党との連携を嫌う国会議員も民進党からの離党が続いている。共産党と組めば翁長知事のように共産党に支配されることを知っている保守政治家は民進党を離党したのである。
保守は共産党と組むことはできない。翁長知事をみればそれがはっきりと分かる。
社民党や社大党なら保守としての翁長知事と妥協することはあっても共産党は妥協しない。徹底して共産党イデオロギー政治をやる。それも巧妙に。政争で翁長知事が太刀打ちできないのが共産党である。

自民党県連は安慶田氏を抱き込むべきである。
事業家のために頑張っているのが安慶田氏である。事業家は保守政治家以上に保守である。共産党は資本主義を否定し、資本家を敵視している。共産党が反自民党であるのは自民党が資本家のために政治をしている政党であると決めつけているからである。沖縄の事業家が資本家を否定している共産党と組むことはできない。組むことはできないのに組んでしまったのが翁長知事支持派の事業家である。
翁長知事は辺野古移設に徹底して反対した結果、一括交付金は100億円カットされ、県の事業の目玉になるMICEの予算も計上できない状態である。県の事業が滞れば翁長知事を支持してきた事業家の仕事がなくなる。事業家は路頭に迷ってしまう。県政与党の左翼政党にがんじがらめにされた翁長知事が彼らを救うことはできない。翁長知事を支持し続ける事業家は仕事にあぶれてしまうだろう。
県知事選の時は翁長候補が当選すれば県の公共工事にありつけると考えて翁長候補を支持した事業家たちであったが、現実は彼らの思惑が外れてしまった。一方仲井眞候補を支持していた事業家は辺野古基地建設工事を請け負って儲けている。毎日数十台のトラックが砂利をキャンプ・シュワブに運んでいるが国場組は大量の砂利を売って儲けているし、トラック会社も儲けている。

翁長知事はずっと自民党県連に所属していた。翁長知事支持の事業家も自民党県連支持者であった。翁長知事が県外移設にこだわり、県知事選で当選するために共産党と共闘した。共産党の恐ろしさを知らないで。当選した翁長知事であったが知事の職に就くとどんどん共産党のいなりになっていった。その中で安慶田氏は共産党と距離を置き、菅官房長官と親密な関係を作っていった。それは翁長知事支持派の事業家の仕事を確保するためであった。しかし、そんな彼を嫌う共産党や左翼政党の策略によって安慶田氏は副知事の座から去らなければならなくなったのである。

副知事の座から去った安慶田氏であるが、彼は沖縄の経済を発展させることにこだわり、翁長知事支持派の事業家を守ることに固執している。安慶田氏は観光発展に必要なMICEの予算が計上できなかったこと、来年度予算で一括交付金は100億円以上カットされたことを問題視している。
そうなった根本の原因は共産党にある。安慶田氏もそのことを認識しているだろう。

自民党県連は安慶田氏を抱き込むべきである。

安慶田氏は自民党県連に属していたし、菅官房長官からシンクタンク結成の祝辞をもらったように彼は根っからの保守政治家である。安慶田氏が事業家のために立ち上げたシンクタンクは共産党と対峙する組織であることは明確である。彼のシンクタンクは保守色の強い組織であり、自民党県連と同じ性質の組織である。自民党県連は安慶田を抱き込み、翁長知事支持派の事業家たちを再び自民党県連支持にする努力をしてほしい。

辺野古基地の護岸工事は順調である。護岸工事が進めば進むほど県民は辺野古基地が建設されるのが確実であると思うようになるだろう。埋め立て予定の護岸工事が進み周囲の壁が完成すれば基地建設に反対する県民は激減するのは間違いない。
埋め立てが進めば工事の規模はもっと大きくなっていく。翁長知事支持派の事業家たちであっても辺野古建設反対をやり続ける翁長知事に愛想をつかし離れていくだろう。

自民党県連は安慶田氏を抱き込み、沖縄の保守の連合体をつくり共産党や左翼と毅然と対峙していくべきである。


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