民主党は分裂し保守議員は維新の会と合流を

 民主党は分裂し保守議員は維新の会と合流を

「民主全体とは合流困難」野党再編で橋下氏、「海江田代表とは考え方違う」

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は6日、野党再編をめぐり、民主党全体との合流は困難との認識を示した。「党全部という訳にはいかない。海江田万里代表とは公務員改革などの考え方が違う」と市役所で記者団に語った。

 一方で「民主党の閣僚経験者に旗を振ってもらいたい」と述べ、一部の議員に再編の中心的役割を担ってほしいと強調した。

 分党後、橋下氏側のグループが合流を目指す結いの党との共通政策案に関し「『自主憲法制定』は消える。そうしないと民主党の一部やみんなの党と一緒になれない」と語った。
               産経デジタル

 民主党の意見が集団的自衛権の行使で真っ二つに割れている。
 会合には菅氏や赤松広隆衆院副議長、江田五月元参院議長ら計15議員が参加し、集団的自衛権の行使は容認できないとの見解で一致。海江田氏に対し「自民党の対抗軸として行使容認への反対を(11日の)党首討論で明確にしてほしい」
                  産経新聞

 集団的自衛権の行使に反対する議員は旧社会党関係の議員であり、日教組、自治労、左系労組の支持に支えられている。だから、平和憲法を擁護する側である。
 公務員の支持に支えられているから橋下市長の指摘するように、民主党の左系議員は公務員改革の足を引っ張るだろう。
 民主党内のリベラル派と呼称されている左系の議員を排除しなければ新しい保守政党はつくれない。

 民主党は「集団的自衛権の『行使一般』は認めない」との党見解をまとめたが、4日には前原誠司前国家戦略担当相ら保守系議員が行使容認の関連法案提出方針を発表したばかりで、党内の混乱が続いている。
                     産経新聞

 尖閣諸島、フィリピン、ベトナム領海での常軌を逸した中国の実力行使に日本国民は反発している。沖縄県民の九割が中国を嫌っていることが世論調査で判明した。多くの日本国民も中国に反発している。
 安倍首相が主張しているように集団的自衛権の拡大解釈をやり、その行使によって中国のアジア支配の拡大を食い止めるべきであると多くの国民が考えるようになっている。

 前原誠司前国家戦略担当相ら保守系議員は、共産党、社民党と同じ系統の左系新聞、学者、識者と同じ主張している民主党議員とは袂を離れて維新の会と合流するべきだ。保守派と左派という水と油の関係にある政治家が一緒にいる民主党はすでに内部は分裂している。
 保守は日教組、自治労などの公務員組織とは絶縁するべきだ。そうしなければ学校改革、公務員改革ができない。憲法改革も困難であるし、集団的自衛権を拡大し、フィリピン、ベトナムなどのアジアの国々と連携して中国と堂々と対抗することもできない。

 共産党、社民党、日教組、自治労、左翼系労組は同じ穴のむじなだ。保守は彼らとはっきりと決別するべきだ。そのために民主党の保守派議員は民主党へのこだわりを捨てて、維新の会と合流するべきだ。そうすれば、保守政党と左翼政党にはっきりと線引きができる。
 
保守政党=自民党、維新の会と合流した新政党、石原氏の政党
左翼政党=共産党、社民党、保守派が出ていった民主党


 沖縄県の与論調査で県民の九割が中国を嫌っていることが分かった。読売新聞の調査では、中国と親しくし、日本非難を続けている韓国を「信頼できない」が過去最悪の73%(昨年55%)に急増していることが判明した。
 世論調査からみても、中国や韓国の圧力に屈しないで毅然とした態度で対応することを日本国民は政治家に望んでいることが分かる。
 中国に利するような左翼系の政党が国民から見放され衰退するのは織り込みずみである。
 共産党、社民党が衰退しているように、左系議員だけの民主党が衰退していくのは確実だ。一日も早く民主党の保守系議員は民主党から離れたほうがいい。

 経済大国になった中国は領土拡大主義、漢民族独裁主義の本性を露わにしてきた。中国政府は軍事力を強化し、経済力と軍事力を利用して南沙諸島でフィリピン、ベトナムの領海に露骨な侵略をしている。国内では新疆ウイグル、チベットの植民地支配を強化している。人権活動家への弾圧も強化している。
 中国の本性が明らかになってきた現在、中国に親近感を持つ日本国民、沖縄県民は激減した。激減するのは当然である。

 世界は民主主義対社会主義の時代は終わった。アジアでは社会主義国家中国対民主主義国家の対立は続いているが、日本国民の世論調査を見れば、国民が保守対革新の時代に終止符を打っていることがわかる。すでに自民党対社会党、共産党の時代は終わっている。そして、保守の二大政党の時代を築く時代に入っている。
しかし、民主党内は保守系と左翼系の議員が混合していて、国民の民主党への判断をしにくくしている。民主党は混合状態に終止符を打ち、国民が理解しやすいように保守と左翼に党を二分するべきだ。

 野党の保守政治家は国民の期待に応えるためにも、小異を捨てて大道につく精神で結集して野党系保守政党をひとつにまとめるべきだ。
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