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蓮舫代表は都民ファーストとも共産党とも共闘して二大政党を目指していた。だから保守からも左派からも嫌われた。
 7月27日、民進党の蓮舫氏(49)は代表辞任を表明した。会見した蓮舫氏の目は腫れていたという。目の腫れは会見前に涙を流したということであり、辞任をしたくないのに辞任しなければならない状況に追い詰められた無念さの涙であっただろう。
 蓮舫氏は代表を辞める気は全然なかった。執行部を再編成して出直そうとしていた。しかし、できなかった。
 蓮舫氏は辞任の理由を、
「自分の中で昨日、一日考えて遠心力を働かせてしまった、どうやったら求心力に持っていけるのか、という部分でいろいろ考えた結果、その部分の思いが今回の判断につながったということだけを伝えさせてください」
と述べた。「遠心力」が辞任の理由である蓮舫氏は述べていると。蓮舫氏のどのような行動が「遠心力」を働かせてしまったのだろうか。
 最初の遠心力は共産党との共闘である。そして、第二の遠心力は都民ファーストの集会に民進党員を参加させたことである。蓮舫氏は小池都知事を女性政治家の先駆者として尊敬している。都民ファーストに敵対心よりも将来共闘する政党と考えていたとしても不思議ではない。
野党共闘によって二大政党を目指していた蓮舫氏は共産党も都民ファーストも共闘する政党として念頭にあったはずである。
しかし、共産党との共闘に対して民進党の保守派が反発した。長島昭久・元防衛副大臣(衆院比例東京、当選5回)は離党した。細野豪志代表代行は代表代行の辞任した。共産党との共闘は保守派へ遠心力として働いた。そして、都民ファーストへ民進党員を参加させたのは民進党員の反発を招いた。特に自民党員であった小池都知事の率いる都民ファーストを左派系は強く反発したに違いない。民進党を離党して都民ファーストに加入した党員が多かったのも蓮舫氏の責任であると思った民進党員は多かっただろう。これもまた遠心力として働いたのである。
蓮舫氏は保守系からも左翼系からも嫌われたのである。

 保守系も左翼系も同じ野党だから共闘するべきであると軽く考えていた蓮舫氏は保守系のイデオロギーも左翼系のイデオロギーも深く認識をしていなかったのである。だから保守系からも左翼系からも嫌われたのである。蓮舫氏は執行部再編をやろうとしたが幹事長を受ける者は一人もいなかった。側近である党執行部員には、幹事長候補者に「受けるな」と働きかける者も居た。側近が蓮舫おろしに加担するという異常事態も起きていたのである。だから蓮舫氏は新しい幹事長を決めることができなかった。ある党幹部は「最近の蓮舫さんは、近くで見ていて痛々しかった」と言う。すべての幹事長候補者から断られた蓮舫氏は代表を辞任するしかなかったのである。

週刊朝日は民進党中堅議員の言葉として、
「党の顔を代えたところで、民主党のイメージが残る政治家がトップなら、支持率が回復するとは思えない。まずは自由党の小沢一郎氏も一緒になって野党再編をする。その後は、都ファはもちろん、自民党の反主流派と一緒になるぐらいの大きな政界再編を実現するぐらいでなければ、再び政権交代は起こらない」
と述べているが、週刊朝日は野党再編するための肝心な点を抜かしている。それは共産党と民進党内部左翼リベラル派の排除である。野党再編から共産党や左翼を排除しないと自民党の反主流派と一緒になるのは無理である。都民ファーストや維新の党と一緒になるのも無理である。共産党と共闘するのに平気な小沢一郎も野党再編には必要ない。そもそも民主党政権時代に自分の利権に固執して民主党政権党を混乱させたのが小沢一郎であった。小沢一郎は排除するべきである。

 左翼系を排除した保守政党による共闘こそが野党再編を成功させることであり、二大政党をつくる最大のミソである。
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