民主連合政府」「統一戦線」の共産党は議会民主主義の破壊者だ



新発売・沖縄内なる民主主義12 A5版  定価1490円(税込み)
新発売・違法行為を繰り返す沖縄革新に未来はあるか 定価1404円(税込み)

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
クリックお願いします
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「民主連合政府」「統一戦線」の共産党は議会民主主義の破壊者だ
東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれた名護市辺野古の新基地建設阻止などを訴える「4・19大集会」で反対運動中に傷害罪などで逮捕・起訴され、係争中の山城博治沖縄平和運動センター議長が参加して、
「沖縄は動乱のような時代を迎える。決して弾圧に屈せず、前進していこう」
と吠えた。
しかし、山城議長が「動乱のような時代を迎える」と言った沖縄のキャンプ・シュワブでは、ゲート前に集まる辺野古基地反対派はせいぜい二桁の人数であり、ゲート前で座り込みをしても機動隊に簡単に排除される毎日だ。海上でもカヌー隊は進入禁止のフロートを超えてもすぐに保安員に捕まってフロートの外に出される。なにもできない彼らは工事の進行を眺めているだけである。
辺野古基地建設反対運動は2年前の勢いはすでにない。山城議長は逮捕され、保釈されたが反対運動の先頭に立つことが禁じられている。山城議長は保釈の条件を守っていて、前のように反対運動の先頭に立たなくなった。
 辺野古基地建設反対運動の勢いは衰えていっているのに山城議長は沖縄は動乱のような時代を迎えると東京で吠えたのである。それは現実を客観的に見ることができない妄想テロリストの山城議長だから吠えたのである。
 キャンプ・シュワブの反基地運動は二桁の反対派の座り込みが続き、県民投票はできないで、翁長知事の撤回に頼っているのが現状である。その撤回も困難だと県専属の弁護士は吐露した。撤回し、起訴しても翁長知事が敗北するのは確実であるからだ。
 辺野古基地建設工事は順調に進み、反対運動の勢いは衰えていくのが現実である。
 工事が進めば進むほどに妄想テロリスト山城議長は妄想の中に閉じこもり、「動乱は近い」などと吠え続けるだろう。沖縄に妄想テロリスト山城議長は要らない。彼の妄想をもてはやす愚かな連中も要らない。

山城議長は辺野古基地建設を阻止するのが本当の目的ではない。建設反対運動を広めていって、その先に安部政権を倒し、国を変革することが目的だ。山城議長は反体制運動をやっているのだ。彼は今の国家を認めていない。機動隊を暴力団と呼び、防衛局職員を泥棒と呼び、裁判所を違法行為を裁く場所ではなく国と対峙した論争をする場としているのは山城議長が現国家を否定しているからだ。
山城博治を熱烈に信奉している三上千恵はフェイスブックで「罪を犯しているのは国ではないのか~博治さん法廷へ」という題名で3月17日の公判について述べている。彼女には山城議長が正しくて国の方が罪を犯していると見えるのである。
東京で「動乱は近い」と豪語した山城議長の高江や辺野古での行動を一部始終見てきた三上千恵である。彼が「動乱」を求めている人間であることを膚で感じたはずである。彼に心酔している三上千恵子であるから彼が正しくて国のほうが間違っていると信じている。山城議長を逮捕した国が罪を犯していると思い込んでいるのである。その延長線上に「動乱」が正しいという考えが生まれてくるのだろう。
「動乱」を目指しているのは山城議長の沖縄平和運動センターだけではない。中核派や革マル派は言うまでもないが二段階革命を目指している共産党も「動乱」を目指している。共産党は国会議員も居るし地方議員も居る。そして、民主主義を主張している。しかし、共産党の正体が議会制民主主義を否定し「動乱」を目指していることをヘリパッド建設反対運動で露呈した。
ヘリパッド建設は国頭村長と東村長は賛成した。もし、共産党が民主主義政党であるならば、そしてヘリパッド建設に反対であったならば国会や県議会で反対し、国頭村長と東村長に抗議はしても、ヘリパッド建設阻止運動はしなかっただろう。しかし、共産党配下の統一連は県道70号線を占拠してヘリパッド建設工事を阻止しようとした。共産党は議会ではなく、建設現場で阻止運動をやったのである。議会で決まったことを現場で実力で阻止する行動をすることは議会制民主主義を否定した行為である。
と、共産党について書いていたら、今日の産経新聞に「志位和夫委員長が日米安保廃棄訴え『恥ずかしい米従属から抜け出せ』」という記事が載った。
 共産党の志位和夫委員長が23日に若者向けに党綱領の意義を解説する「綱領セミナー」を党本部(東京都渋谷区)で開いたのである。セミナーは日本民主青年同盟(民青)の主催であった。民青は共産党の若手の組織で、大学の共産党組織は民青である。大学の民青は共産党の将来の幹部を養成する場所である。
セミナーは全国約190の党施設にネット中継された。志位和夫委員長は綱領が目指す日米安全保障同盟の廃棄や、資本主義から社会主義に転換する意義などを説いた。産経新聞の記事は要約した短い文章であるが、しかし、それだけでも共産党の本性を知ることができる。

山城議長は現場で活動している活動家である。彼は衆議員選挙に落選して国会議員になれなかった。だから、沖縄平和運動センターの議長になって現場で反基地運動をしている。現場で運動をしているから「動乱」などと品のない言葉を吐く。志位委員長は共産党のトップに立っている政治家である。山城議長のような品のない言葉は使わない。しかし、山城議長の言った「動乱」は共産党の目指す暴力革命と同じ意味である。品のいい志位委員長は暴力革命も乱暴なイメージであるから使わない。

志位委員長は、共産党が市民などによる「統一戦線」と国会で安定した多数を占め、「21世紀の遅くない時期に『民主連合政府』をつくるのが大目標だ」と説いた。この民主連合政府は国民の選挙によって議員になった政治家がつくる政府ではない。共産党と共産党イデオロギーに近い政党が集まってつくる連合政府である。連合と言っても実質的には独裁である。市民などによる「統一戦線」とは現地で闘争をする、いわゆる「動乱」をやる組織である。沖縄でいえば統一連のようなものである。統一連は東村長と国頭村長が賛成したヘリパッド建設に反対し、実力で建設を阻止しようとした。機動隊の圧倒的強さによってヘリパッド阻止はできなかったが、もし、機動隊より統一連の力が勝っていたならヘリパッド建設を阻止していた。「統一戦線」とは共産党が目指す民主連合政府と対立する政党や組織を実力で排除する実行部隊のことである。「統一戦線」は「動乱=革命」を起こす実行部隊である。
もし、共産党が与党になり、「民主連合政府」を樹立することができた時、野党になった自民党は排除する対象になる。また、警察や裁判官も「民主連合政府」に従わなければ排除する対象になる。排除するのが「統一戦線」であり、現在の共産党配下にある安保廃棄中央実行委員会であり沖縄の統一連である。共産党幹部は現在でも「統一戦線」意識が強い。高江の県道70号線で集会を開いた時は。必ず交通整理の人間が機動隊の隣に立っていた。彼は機動隊を邪魔扱いをしながら交通整理をしていた。ユーチューブの映像では車を止めて、ヘリパッド建設の作業員であるかどうかを問い、作業員や建設関係者は通さないと明言して、運転手に身分を明らかにするのを強制しているグループもいた。彼らも「統一戦線」で警察の役目を負う連中である。

志位委員長は新体制下では言論の自由を認め、中国のような一党独裁にはならないと述べた。一党独裁にはならないと述べたが志位委員長が目指しているのは、今の体制を倒して新体制にすることである。今の日本の体制は議会制民主主義体制である。安倍政権体制と思うかも知れないが、そうではない。議会制民主主義体制の中の安部政権である。志位委員長のいう新体制とは「民主連合政府」の独裁体制である。実質的には共産党一党独裁体制であるが一党独裁は受けが悪いから民主連合といっている。

志位委員長は言論の自由を認めると言っているが、認めるか認めないかを決めるのは国民ではなくて「民主連合政府」である。その「民主連合政府」が確実に認めないのがある。それは民間の資本家である。共産党は資本主義を否定している。志位委員長は「今の資本主義では生産手段が個々の資本家の手に握られて利潤第一主義となり、格差や貧困など『さまざまな害悪をつくる根源になっている』」とセミナーで強調した。資本主義の否定こそが共産党の一丁目一番地である。資本主義否定が共産党の出発点であるといっても過言ではない。だが資本がなくなるはずはない。資本は会社であり機械であり、原料である。生産するための全てが資本である。資本は誰かの所有にならなければならない。理想的には労働者が資本の所有者になればいいが、共産党はそうしない。資本は政府が所有する。全ての企業が国営企業となるのである。
政府がブルジョア階級になるのが共産党の目指す「民主連合政府」である。ソ連などのすべての社会主義国家は共産党一党独裁であると同時にブルジョア独裁国家でもあった。日本に例えると財閥がすべての経営を掌握し、且つ財閥が政治家であり官僚であることだ。ソ連はブルジョア独裁国家であったから自由競争がなく経済は発展しなかった。だから、労働者は貧困になり、共産党一党独裁への不満がソ連を崩壊させ、議会制民主主義国家になっていったのである。
民間の資本家は経営に成功すれば富を得るが失敗すれば無一文になる。自由競争とは経営に秀でている者は勝ち残るがそうでない者は消えていく。それが自由競争であり、経済を発展させる原動力である。
志位委員長は言論の自由を認めると言っているが、資本主義を否定しているから「民主連合政府」になったら経済の自由はない。そして、宗教も認めない。共産党は宗教を根本的に否定しているからだ。

格差や貧困の原因は資本主義にあると決めつけている共産党は資本家を徹底的に排除する方針である。だから、資本家を認める政党は全て排除する。「民主連合政府」が自民党を排除するのは決定的である。

実は、共産党が左翼であることが問題ではない。フランス大統領選に立候補したマリーヌ・ルペン(48)は極右である。立候補者の中には極左も居る。極右であろうと極左であろうと選挙に勝てば大統領になれる。フランス国民が選んだことであるから問題はない。日本でも共産党が国会の過半数を取り、政権を取る可能性はあるが、共産党が選挙によって政権を取ることに問題はない。共産党が政権を握り、共産党のリードによる国民投票によって憲法を改正して社会主義国家になったとしたら、日本国民が望んだことであるからそれでいい。もし、共産党が議会制民主主義に徹した政党であったなら問題はない。しかし、共産党は議会制民主主義を破壊する政党である。「民主連合政府」になったら選挙で政治を担う政治家を選ぶのではなく、「民主連合政府」は独裁政府になる。独裁政府が政治やるようになる。志位委員長が言った統一戦線とは「民主連合政府」の政治に反対する者を暴力で排除する存在である。
共産党の根本的な問題は共産党が共産主義であることではない。問題は議会制民主主義を破壊して「民主連合政府」と言う名の独裁支配体制を目指していることである。独裁支配体制を暴力で実現するための「統一戦線」である。「民主連合政府」「統一戦線」を描く共産党が本性を現したのが高江のヘリパッド建設阻止運動である。

ヘリパッド建設は地元の国頭村長と東村長は賛成した。共産党が議会制民主主義を尊重するなら、共産党はヘリパッド建設阻止運動はしないはずである。しかし、共産党はヘリパッド建設は米軍基地の強化であると主張し、国会で反対するだけでなく、現場では統一連が建設工事を阻止する運動をやった。議会での反対運動や現地での合法的な反対運動は議会制民主主義体制では許されるが、違法な反対運動は議会制民主主義体制では許されない。
統一連は7月22日に沖縄反戦運動センターと一緒になって、県道70号線を150台の車と1000人の座り込みで占拠した。それは歴然とした違法行為である。共産党が議会制民主主義を尊重するなら統一連に県道70号線の占拠をさせなかっただろう。しかし、共産党は議会制民主主義を否定し「民主連合政府」「統一戦線」樹立を目指しているから、ヘリパッド建設に賛成した国頭村長、東村長の権利を無視し、「統一戦線」の前身である統一連によって県道70号線占拠をやったのである。その後も、統一連は県道70号線での集会を繰り返した。地方自治体の首長の権利の無視や違法行為を繰り返したのは共産党の本性が「民主連合政府」「統一戦線」樹立を目指す政党だからである。

右翼か左翼のどちらかを選択せよと言われれば私は左翼を選択する。私は自民党支持者ではない。しかし、安倍政権を支持している。自民党の派閥政治は大嫌いだった。自民党に興味を持ったのは小泉政権の時である。小泉政権を支持したが、その後の政権を支持することはなかった。第一次安部政権は嫌いだった。しかし、今の安部政権は支持する。派閥政治のにおいをプンプンさせる二階幹事長は嫌いである。
東日本大震災の被害に関し「東北で良かった」と失言をして復興相を辞任した今村雅弘氏は二階派である。今村氏の失言を最初に指摘したのは安倍首相であった。東京電力福島第1原発事故をめぐる失言で窮地に陥った今村氏の「名誉挽回のチャンス」として、二階派が用意したひのき舞台で、「東北で良かった」と今村氏は発言した。直後に講演後の懇親会に駆け付けた安倍晋三首相があいさつの冒頭で今村氏の失言を陳謝した。パーティーでの異例の首相の発言に会場の空気が凍ったという。その時に今村氏の辞任は決まったようなものである。安倍首相の政治姿勢は素晴らしい。安倍首相は今村氏の失言を一刀両断したが、二階幹事長は「政治家が何か話したらマスコミが余すところなく記録を取って、一行でも悪いところがあったらすぐ首を取れとはなんちゅうことか」と報道に不満を示し、「そんな人は初めから排除して(会場に)入れないようにしなきゃダメだ」とも言った。派閥拡大に精魂を傾けてばかりで、政治理念のない二階氏だからこその発言である。

左翼側である私はできるなら安部政権ではなく共産党を支持したい。しかし、共産党は労働者の権利や生活の豊かさを求めている政党ではない。だから、労働者にも嫌われる政党である。労働者の最大団体である連合は共産党を嫌っている。当然である。
安倍晋三首相は24日、連合の神津里季生会長と首相官邸で会談し、先に実行計画を策定した長時間労働是正などの働き方改革について、今後の法制化などの局面で経済界を合わせた「政労使」の3者で引き続き連携していく方針を確認した。私が左翼政党に求めることを安部首相が実現した。労働者の権利を拡大し豊かにしていくには政権が労働者側と経営者側の間に入って、徹底的に討議していくことが必要である。首相は会談で、実行計画の内容を「歴史的な第一歩だ」と強調したが、その通りである。
内閣支持率が58%であることは多くの労働者が安倍政権を支持しているからだ。理由は安倍政権が労働者の生活を豊かにしようと努力しているからである。

共産党は次期衆院選で民進、社民、自由各党と野党共闘をしようとしている。民進党の幹部も共産党と共闘しようとしている。共産党は巨大組織であり、資金は豊富であり運動員も豊富である。赤旗は日曜版を合わせると110万部あるという。日教組や自治労を中心とした共産党系団体も多いから共産党には固定票がある。民進党幹部にとって選挙に勝つためには魅力的な存在である。だから、次の衆議院選では共産党と共闘しようとしている。しかし、共産党の本性を知っている民進党の保守議員の中には民進党を離脱している者が続出している。民進党は共産党と共闘する前の段階で分裂して、がたがたになっている。
目先の選挙に目を奪われて共産党との共闘をすれば、選挙の後に共産党の圧力が強くなっていき、ますます党はがたがたになっていくだろう。

「民主連合政府」「統一戦線」樹立を描いているのが共産党である。共産党は議会制民主主義体制の破壊を目指している政党である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 沖縄タイムス... 「安倍一強政... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。