寂聴と美輪の安保関連法案反対の下らなさ


「翁長知事・県議会は撤回せよ謝罪せよ」
「一九七一Mの死」
4月30日より県内書店で発売しました。

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「沖縄に内なる民主主義はあるか」
第六章 八重山教科書問題はなにが問題だったか全文
第五章 普天間飛行場の移設は辺野古しかない全文
第四章 基地経済と交付金の沖縄経済に占める深刻さ全文
第三章 県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155億5千万円経済効果試算の真っ赤な嘘全文
第二章 命どぅ宝とソテツ地獄全文
第一章 琉球処分は何を処分したか全文

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寂聴と美輪の安保関連法案反対の下らなさ

僧侶で作家の瀬戸内寂聴さんと歌手の美輪明宏さんがが25日、被爆70年を迎える長崎市で対談した。
 瀬戸内寂聴さんは93歳であり終戦の時は23歳であり、美輪明宏さんは80歳で終戦の時は10歳であった。二人は自身の戦争体験に触れつつ「このままだと第2次世界大戦と同じようにひどい目に遭う」と訴えた。二人にとって戦争とは第二次世界大戦であり、東京大空襲、広島、長崎の原爆被災である。
 戦後に朝鮮戦争があった。ベトナム戦争があった。カンボジア内戦もあった。二人には戦後の戦争は存在しないのであろうか。それとも他国の戦争なので他人事なのであろうか。
 戦後も多くの戦争があった。戦争の一つ一つに戦争をする複雑な理由があり、形態も変化していった。
 社会主義国家ソ連や中国による侵略、社会主義国家対民主主義国家の対立と戦争。戦後の戦争は第二次世界大戦とは戦争する原因が違っていった。第二次世界大戦のような戦争は起こらなかったしこれからも起こらない。
 世界の政治と経済は発展し、議会制民主主義国家は増えていった。議会制民主主義国家と議会制民主主義国家は戦争をしない。議会制民主主義国家は根本的に平和主義である。議会制民主主義国家は増え、戦争は減っていっている。
 日本は議会制民主主義国家であるから根本的に平和主義である。戦争が起こらない努力をしている。集団的自衛権の行使、積極的平和主義も戦争をしないためであり、安保関連法案も当然そうである。

「国会議員が言い出しっぺの責任を取って鉄砲を担いで鉄かぶとをかぶって、まず第一に兵隊として出ていただくのがよい」の三輪さんの主張は笑うしかない。三輪さんの戦争は鉄砲を担いで鉄かぶとをかぶって戦う戦争なのである。
 ミサイルを鉄砲で撃ち落とすというのか。三輪さんは竹やりで米軍と戦うのを教えた日本軍のようだ。読谷村チビチリガマの少年が竹やりで米軍に攻めて銃で撃たれた。第二次世界大戦の竹やり対銃は現代では銃対ミサイルである。
 米軍は無人戦闘機でテロの幹部を殺している。宇宙衛星と無人戦闘機によるポイント攻撃ができる時代である。イラク・シリアのISISに対して有志連合国は爆撃攻撃をしている。現地の鉄砲を担いで鉄かぶとをかぶった兵士を空からの爆撃で応援しているのが米軍や有志連合国である。
「アシュトン・カーター(Ashton Carter)米国防長官のイラク訪問中に首都バグダッド(Baghdad)で記者会見したスティーブン・ウォレン(Steven Warren)米国防総省報道官は、ラマディ奪還作戦に有志連合軍が訓練し武器を供与した「イラク兵3000人」が参加していると述べ、「この展開に非常に満足している」と語った。
 有志連合軍の訓練を受けたイラク兵約9000人に上るが、これまではISとの戦闘には参加していなかった。これらのイラク兵の戦闘参加は米国の対IS戦略にとって重要な節目だ。
 米国は昨年ISに制圧された地域の奪還を目的に、イラク軍に助言と訓練を提供する要員として米兵約3500人をイラクへ派遣している。【翻訳編集】 AFPBB News」
 このように米兵はイラク兵を訓練しているが戦争には参加していない。
 
 イラクで起こっている戦争は第二次大戦のような国家対国家の戦争ではない。民主主義国家対テロとの戦いである。
 安保関連法案を問題にするなら戦後のアジアや世界の戦争を知らなければならない。そして、現在起こっている戦争、アジア情勢を知らなければならない。第二次世界大戦の体験は全然役に立たない。むしろ、安保関連法案を誤解する。

 戦後日本は議会制民主主義国家である。国民の選挙で選ばれた政治家が国会議員になって国の政治を行う。国会議員は政治の専門家であって戦争の専門家ではないし議員が兵士になることはあり得ない。
米国は議会制民主主義国家である。戦争をするかしないかは国会が決める。しかし、議員が兵士になることはない。戦争をするのはシビリアンコンロールされた米軍の兵士である。
 戦争をするのは国会議員が決め、戦争をするのは軍隊であることは議会制民主主義国家の常識である。言い出しっぺの国会議員が兵士になって戦場に行くべきだという三輪さんは安保関連法案を理解しているか否かの問題以前に議会制民主主義を理解していない。
 戦争についての考えが70年前に止まっただけでなく国家についての理解も70前に止まっている。

 自衛は単独国家でやるより複数国家でやったほうが自衛能力は高くなる。日本は米国と安全保障条約を結んでいたから旧ソ連や中国の侵略を防ぐことができた。
 中国の船が尖閣諸島の領海への侵入を繰り返している。南沙諸島ではフィリピンやベトナムの領海を侵略している。中国の侵略を抑止するにはフィリピン、ベトナム、インドなどアジアの国々と連携して集団的に行動したほうが抑止力は高まる。紛争も抑えることができる。集団的自衛権の行使は日本・アジアをより平和にするのだ。

 日本が議会制民主主義国家であることを理解しないで、安保関連法案が戦争のための法律だと誤解している瀬戸内寂聴さんと美輪明宏さんは反戦平和を主張しているが、二人の反戦平和は虚ろである。本当の反戦平和に逆行している。

 戸内寂聴さんと美輪明宏さんは2000人の聴衆を70年前の時代錯誤の思想に引きずり込んだだけであり、日本の平和と未来への発展の足を引っ張る人間を増やしているだけである。



聞いて下さい、沖縄県民の真実の声
「言論の自由」を盾にした偏向報道を許すな!
琉球新報・沖縄タイムスを正す緊急国民集会
6月下旬の自民党勉強会での沖縄2紙を批判する発言について、報道各社が連日一斉に非難的報道を行った。ここで彼らが主張するのは、「言論の自由」「報道の自由」の保証である。しかし、嘘や偏向報道によって誤った世論誘導を狙う報道機関などに「言論の自由」はあるのか。私たちは沖縄2紙の本質を暴き、国民に真の「言論の自由」を取り戻す。
<開催要領>
<集会呼びかけ人>
加瀬英明呉善花ケント・ギルバート・櫻井よしこ・杉原誠四郎
すぎやまこういち・石平・高橋史朗・トニー・マラーノ・中山成彬
西村幸祐・百田尚樹・水島総・宮崎正弘・宮脇淳子・茂木弘道
八木秀次・山本優美子・柚原正敬・渡部昇一(敬称略)
■日時平成27年8月7日(金)18時00分~20時00分
*集会終了後、引き続き同所で記者会見を行います。集会の参加者の皆様も是非ご覧ください。30分間を予定しております。
■場所星陵会館(東京都千代田区永田町2-16-2)
東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線永田町駅6番出口より徒歩3分
東京メトロ千代田線国会議事堂前駅5番出口より徒歩5分
東京メトロ南北線溜池山王駅5番出口より徒歩5分
東京メトロ銀座線・丸の内線赤坂見附駅11番出口より徒歩7分
■参加費1000円(資料代として)*当日受付で申し受けます
■登壇予定者沖縄で活動する主催団体のメンバー多数(調整中)ほか
元在沖米海兵隊・政務外交部次長のロバート・エルドリッジ
氏がビデオ出演で、沖縄の真実を激白!
<主催>
琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会(代表我那覇真子)
<開催協力>
緊急国民集会実行委員会
●集会に関するお問い合わせ
〒902-0078沖縄県那覇市識名1-1-12(507)
TEL:090-5478-1810(我那覇)/090-2389-1932(越後)
●詳しくは「正す会」HPをご覧ください。http://okinawa-tadasukai.com/
※当会は、一切の政党や企業、宗教団体に属するものではありません。



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