日本の核武装論の根拠は崩れた



沖縄内なる民主主義17新発売中


本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

本土取次店 (株)地方・小出版流通センター
http://neil.chips.jp/chihosho/ TEL.03-3260-0355 
chihosho@mxj.mesh.ne.jp
県内取次店 株式会社 沖縄教販
電話番号098-868-4170
shopping@o-kyohan.co.jp

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
クリックお願いします。

:掲示板 あなたの意見を書いてください

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本の核武装論の根拠は崩れた
金正恩は独裁体制を維持することが目的である。韓国や日本を侵略する気はない。核ミサイル開発するのは米国、日本を攻撃することにあるのではなく、核ミサイルを所有していることで、米国の攻撃を防ぐためにある。北朝鮮が日本を核ミサイル攻撃する危険はなかった。それなのに日本の評論家たちは北朝鮮の核ミサイル攻撃から守るために日本も核武装するべきであると主張してきた。
「正論」に、
櫻井良子よしこ
「なぜ国難を論じない・・・迫り来る北朝鮮の有事、中国の脅威・・・。我が国は国難と正面から向き合うべきだ。しかし、相変わらず核武装を論じることもできない・・・」。 
麻生幾氏
「忍び寄る恐怖・・・半島有事が静かに始まる・・・」。
久保田るり子氏
「破局のカウントダウン・・・核ミサイルはどうなっている? 米国はいつ軍事攻撃を始める?・・・」
渡部昇一、小池百合子、西尾幹二、日下公人、中山恭子、吉川勝久、吉川元偉

が掲載されたが、それは北朝鮮の核ミサイル開発の目的を誤った認識をしていたからだ。
金正恩は核武装放棄をトランプ大統領と約束した。核ミサイル開発を続ければ米国に攻撃される恐れがあったからだ。核ミサイル開発は北朝鮮が攻撃されないためであったから、開発が攻撃の理由にされたら核ミサイル開発を止めなければならないのが金正恩である。

「正論」の北朝鮮核武装の危機を強調している評論家たちは北朝鮮の恐怖をあおり、北朝鮮が戦争をしようとしている国であると決めつけている。もし、北朝鮮の核武装が日本や米国を攻撃する目的であるなら、日本の核武装論もあり得るが、金正恩は北朝鮮の独裁支配を守るのに必死であり、戦争をする気はない。むしろ戦争になることを避けている。金正恩は米国に攻撃されないために核、ミサイルを開発していたのである。金正恩を冷静に分析すれば分かることである。
トランプ大統領が北朝鮮を攻撃する可能性を示唆した。米軍が北朝鮮を攻撃すれば金正恩独裁は崩壊し、金正恩を待っているのは死である。それを避けるには核ミサイル開発を放棄しなければならない。だから、金正恩は、
「我々にはいかなる核実験、中長距離や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射も必要なくなった。北部核実験場も自己の使命を終えた」
と核実験とICBM試射を中止し、咸鏡北道豊渓里の核実験場を廃棄することを宣言した。
そして、トランプ米大統領とシンガポール南部セントーサ島のカペラホテルで会談し、核廃絶の合意文書に署名した。
これで北朝鮮の核ミサイルの恐怖はなくなり、日本が核武装をする理由がなくなったのである。

日本の核武装論は北朝鮮の核武装を根拠にしているが、北朝鮮の核武装は金正恩独裁体制を守るのが目的であるから核武装の恐怖は本当はなかった。そのことを認識するべきである。

金正恩が恐れているのは米国の攻撃と独裁体制が崩壊しての民主主義国家になることである。米国の経済制裁が続けば北朝鮮経済は破綻して金正恩独裁体制は崩壊する恐れがある。
トランプ大統領は、対北経済制裁継続は「核の脅威がなくなったときに終わる」と述べている。経済制裁を解くために核を解体すればいいが、核がなくなれば北朝鮮の脅威がなくなり、米国、韓国等の企業が進出するようになり、民主化運動も活発なっていくだろう。それを防ぐには民主化を防止しながら経済を復興させる保障と引き換えに核放棄をしなければならない。安易に核放棄ができない金正恩である。
経済制裁のために北朝鮮の経済はどん底状態である。どん底の経済状況に加えて、当局の事実上の税負担が増えるばかりいる。 地方では、
「地方で集めたカネで平壌市民を食わせていることぐらい、誰でも知っている。地方には電気すらないのに、平壌だけは電灯が煌々と灯っている。お先真っ暗だ。戦争にでもなればいいのに」
と思う住民が増えているという。
絶望からやってくる「戦争待望論」も出てきている北朝鮮である。

北朝鮮の本当に深刻な問題は北朝鮮国民を絶望させる無慈悲な搾取をしている金正恩独裁体制である。金正恩独裁を崩壊させ民主主義国家にすることこそが北朝鮮の本当の問題である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 我が子を人身... 14日に辺野... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。