自民党県連は普天間飛行場移設問題に真剣に取り組み左翼を覆すべき


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自民党県連は普天間飛行場移設問題に真剣に取り組み左翼を覆すべき

 県議選が終わり、57日ぶりに辺野古埋め立て工事が再開された。作業船2隻が臨時制限区域内に入った。米軍キャンプ・シュワブのゲート前では工事再開に抗議する市民約70人が座り込んだ。市民は機動隊に排除され、午前9時40分頃から資機材を積んだダンプカーなどの車両が次々と基地内に入った。
 いつもの風景になったということか。そして、沖縄紙は政府は沖縄の民意を踏みにじっていると批判する。これもまたいつもの記事である。
 変わったこともある。翁長知事が主張していた「県外移設」を後継者であるデニー知事が言わなくなったことだ。デニー知事は辺野古の工事を止めて政府と話し合いをしようと言うだけである。
 
 県外移設を主張し辺野古移設反対で共産党と共闘して県知事になった翁長前知事に県外移設を実現させるように行動しろと自民党県連は要求しなかった。県外移設は翁長前知事が直接本土の知事、市長村長と直接交渉しなければならない。もし、翁長知事が県外移設交渉しようとすればすぐに全国から反発され、移設先探しは断念していただろう。翁長前知事に県外移設を実現するようにしつこく要求していけば翁長前知事の県外移設は確実に崩れていた。それに共産党は県外移設に反対である。共産党に県外移設に賛成か否かを追及すれば共産党を追い詰めることもできた。翁長前知事と共産党を分裂させることもできたはずだ。翁長前知事と共産党の主張の違いを明確にすれば翁長前知事への支持は落ちていたはずである。しかし、自民党県連は辺野古移設問題から逃げて翁長知事と共産党を追い込むことができなかった。

 左翼政党が与党になっている原因は辺野古移設反対で県民の支持を集めているからである。左翼の辺野古移設反対の根拠を崩せば左翼は与党になれない。

 デニー知事は辺野古移設が反対ならどのようにして普天間飛行場問題を解決しようとしているかを自民党県連は県議会で問い詰めるべきである。辺野古移設以外の普天間飛行場の解決方法は県外移設・国外移設・閉鎖撤去しかない。三つのうちデニー知事はどれを選択しているかである。
 県外移設を実現するには県が全国の知事、市町村長と交渉しなければならない。しかし、受け入れる市町村はない。県外移設は交渉を始めれば実現不可能であることが判明する。国外移設、閉鎖撤去は日米政府を承諾させなければ実現できない。左翼政党が政権を握らなければ実現しないということだ。普天間飛行場の辺野古以外の移設が実現できないことをデニー知事を追及することで明らかにすればいいのだ。簡単なことである。
 辺野古移設反対は左翼の強みであるが弱点でもある。辺野古の海を埋め立てれば海が汚染されてサンゴが死滅する。ジュゴンが棲めなくなるなどと辺野古移設反対の理由を説明するが、そんなことに反論する必要はない。
 普天間飛行場をどこに移設するかを問題にすればいいのだ。そして、辺野古に移設しなければ普天間飛行場が固定化してしまうことをデニー知事に認めさせればいいのだ。

 軟弱地盤のために工期が伸びて歓声が10年後になるのは気に食わない。遅くても5年以内には普天間飛行場を辺野古に移設してほしいものだ。
 軟弱地盤は飛行場建設予定の端にある。いっそのこと軟弱地盤の箇所は建設しないで飛行場をちょっとだけ小さくした方がいいのではないか。大型輸送機は離着陸できないのが辺野古飛行場である。オスプレイ専用の飛行場にすればいい。
 普天間飛行場の危険性をなくすために一日も早い辺野古移設を主張して、軟弱地盤の部分は削除した飛行場を建設するように政府に要求するのも県民の支持を得る方法である。
 デニー知事が辺野古飛行場建設を阻止することはできない。デニー知事がやっていることは辺野古飛行場建設を遅らせているだけである。そのために宜野湾市民の普天間飛行場被害を先延ばししていると自民党県連は県民に訴えるべきである。
 辺野古移設問題を原点である普天間飛行場移設問題に戻して、辺野古移設しなければ普天間飛行場が固定化してしまうことを県民に納得させることが重要である。そうすれば県民の60%以上は辺野古移設に賛成するだろう。自民党県連がやるべきことは辺野古問題から逃げることではなく、真正面から取り組み、左翼の主張をくつがえすことである。左翼のよりどころである辺野古移設反対を覆せば2年後の県知事選で自民党県連が推薦する知事候補が当選するだろう。
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