石垣港湾ストは左翼が仕掛けた反米運動である

石垣港湾ストは左翼が仕掛けた反米運動である


石垣市の日本港湾労働組合(全港湾)がストを決行した。ストの理由は米海軍のミサイル駆逐艦の石垣港寄港による乗組員の休養と補給のために約300人が上陸したからである。
 全港湾幹部は「もし戦闘があった場合、石垣港に艦船が停泊していれば、我々の職域である港湾が攻撃対象になる。労働者の命を守るためにも、港の使用が常習化されることはあってはならない」と強調した。
 駆逐艦が寄港するのは数日である。戦後70年以上も沖縄で戦争は起こっていない。駆逐艦が寄港する数日間に戦争になることは100%ありえない゜妄想である。港湾ストは全港湾幹部たちの妄想が起こしたのである。


 港湾ストで驚いたことがある。港湾労宇組合は幹部独裁団体であるということである。ストをするかしないかの投票はしないで幹部が一方的にストするのを決定したのだ。幹部たちは沖縄県全域でストすると決めていたが石垣市だけに変更した。それもすべて幹部だけで決めていったのである。
 ストを実行するのは港湾労働者である。労働者の投票で決めるのが民主主義ルールである。しかし、今回の港湾ストは投票をしなかった。幹部が一方的に決め、幹部の命令でストか実行された。港湾労働者に選択の自由はなかったのである。民主主義の日本で許されないことである。


 港湾ストの目的は米海軍のミサイル駆逐艦が停泊させないことが目的である。港湾の労組条件を改善するのが目的ではない。政治目的のストである。今の時代にはありえないストである。もし、投票をしたならストは成立しなかっただろう。
 徳島新聞社の労組がストをやった。4月から編集部門を分社化し、来年春以降に採用する新入社員の賃金水準を大幅に抑制する計画を示したことに対して、労働組合は計画の撤回を求めてストをやった。労働条件など改善を求めてやるのが労組のストである。米艦隊の寄港に反対する政治ストを労組幹部だけで決めて実行するのはおかしい。あってはならない港湾ストであった。
 全港湾沖縄地方本部の諸見力書記長は「(米海軍は)混乱が生じると分かっていながら、なぜ石垣港を使用したのか」と批判したというが、スト以外の混乱はなかった。ストによって港の物流が混乱しただけである。混乱を起こした原因は港湾労組幹部が命じて起こしたストである。


ストの原因は港湾幹部の反米主義である。反米主義だから米軍の駆逐艦が寄港しただけで港湾労働者にストを命じたのである。港湾幹部は左翼である


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