辺野古の嘘」を信じているから反対72・15%になった 2



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辺野古の嘘」を信じているから反対72・15%になった 2
〇貴重な自然が失われるから
 大浦湾は 約3,600haである。埋め立てるのは辺野古崎沿岸の160ヘクタールである。辺野古の海や大浦湾の4%であり極一部である。埋め立てる160ヘクタールは自然が失われるが96%の約3,440haは自然がそのまま維持されるのだ。たった4%の沿岸がうめたられるだけで貴重な自然が失われるというのは大げさである。


 写真は辺野古埋め立て地側から移しているから埋め立て地が大きいように見える。実際は写真ほどは大きくない。

埋め立て反対派がかつて主張していたのは埋め立てが大浦湾や辺野古の海を土砂で汚染することであった。汚染するのでサンゴは死滅し魚やジュゴンも棲めなくなると主張していた。しかし、埋め立てが海を汚染することはない。このことを2015年に出版した「捻じ曲げられた辺野古の真実」で明らかにした。

埋立ての土砂は外に出ない


埋め立て反対派は埋め立てで土砂がどんどん海の中に流し込むイメージを与えている。もし、土砂をどんどん流し込むと土砂が広がって海底の広範囲を埋めてしまう。そうなるとものすごい大量の土砂が必要になる。それにそのような埋め立て方法だと反対派の言う通り大浦湾も辺野古の海も土砂で埋まり死滅するだろう。しかし、そのような海の広範囲を汚染する埋め立ては日本では行われていない。公有水面埋立法で自然環境を破壊する埋め立ては禁じているからだ。
それではどのようにして海を埋め立てるのか。
最初に海底に土台をつくった後、コンクリート製の箱船を埋め立て地の周りに隙間無く並べる。この箱船の名前はケーソンと言う。ケーソンの底の栓を抜くと水が入って沈む。傾かずに沈むように海底の状態を修正する。沈んだケーソンに岩石や解体ビルの破片などを入れて重くする。
土砂も同時に入れる。ケーソンの上に上部コンクリート壁を築く。消波ブロック(テトラポット)は魚巣にもなる。
全部沈むと埋め立て地の外壁ができあがる。海水は最初は吸い上げない。だから外海の水圧の影響は受けない。囲いの中に土砂を流し込む。それに応じて海水を吸い上げ放出する。中に土砂を流し込んで埋め立て地の出来上がり。土砂が外海に出ることはない。浅瀬の場合はケーソンを使わない。
「捻じ曲げられた辺野古の真実」
 このように辺野古埋め立て地が大浦湾を汚染することはない。キャンプ・シュワブも汚染しない。ところが民間地である大浦湾の北側と西側は汚染されている。汚染するのは生活排水と畑やゴルフ場からの赤土が川を伝って大浦湾に流れ込むからだ。この事実を沖縄タイムスが報じたことが一度だけある。

タイムスの写真がゴルフ場と民間地による大浦湾汚染を証明した
2016年6月14日の沖縄タイムスに「海が泣いている… 名護・大浦湾が赤土で染まる」が掲載された。
 【名護】13日午後4時前、名護市瀬嵩に面した大浦湾が赤土で真っ赤に染まるのが確認された。この日は断続的に強い雨が降っていた。赤土は国道331号を挟んだ山手側から流出。上にはゴルフコースがある。


赤土が流出した大浦湾=13日午後4時前、名護市瀬嵩(読者提供)
 北部保健所によると、ゴルフコースでは建物の建設工事が今年3月まで予定され、県赤土等流出防止条例に基づく届け出があった。保健所は「流出元を確認し、必要なら指導したい」とした。
 目撃した市内の女性(38)は「よくこの道を通るが、こんなにくっきり赤土が見えたのは初めて。美しい大浦湾を守ってほしい」と話した。
    「沖縄タイムス」
 2016年6月14日の沖縄タイムスに読者が投稿した写真とともに「海が泣いている… 名護・大浦湾が赤土で染まる」という記事が掲載された。写真は大浦湾の北側から撮影したものである。
 大浦湾に赤土が流れ出て、海を真っ赤に染めている。原因は断続的に強い雨が降り、赤土が国道331号を挟んだ山手側から赤土が流れ出たせいである。山手側にはゴルフコースがある。 
 写真を見ると赤土で汚染されているのは北側の331号線沿いである。向こう側は青い海であり赤土に汚染されていない。
 写真でわかることは、大浦湾全体が赤土に汚染されているのではなく、北側半分が汚染されていて南側は汚染されていないことである
 大浦湾を汚染しているのはキャンプ・シュワブではなく住宅、畑、ゴルフ場である。この事実を私はタイムスが報道する前から写真に撮りねブログで発表していた。ブログで発表した写真である。



 大雨で大浦湾を汚染しているのはゴルフ場だけではない。大浦湾には二見川、大浦川、汀間川が流れ出ているが、川沿いには人家や畑があり生活排水や赤土が川に流れ込み、川はそれらを大浦湾に運んでいる。
三つの川の中で大浦川が一番大きい。大浦川には沖縄で一番大きいマングローブ林があるが、マングローブが植わっている場所は上流から赤土が流れてきて堆積している場所である。
大浦川の川沿いは住宅とウコン畑が続いている。ウコン畑の溝は川につながっている。雨が降ると生活排水や畑の赤土が大浦湾に流れ出るのである。
二見川、大浦川、汀間川の河口は赤土の混ざった砂である。白ではなく茶色にくすんだ砂である。汚染された砂である。三つの川は住宅や畑沿いを流れて赤土や生活排水を大浦湾に流している。

大浦湾を汚染してるのは米軍基地であると辺野古移設反対派は繰り返し主張し、沖縄2紙も事実であるように報道してきた。しかし、嘘である。嘘であることを沖縄タイムスに掲載したひとつの写真が証明したのである。

 辺野古飛行場建設のために埋め立てをするが、その埋め立てが大浦湾を汚染するというのも嘘である。
大浦湾に5,806種の生物が棲み、世界でも有数の自然が育まれているが、その自然維持に貢献しているのがキャンプ・シュワブである。この事実を「捻じ曲げられた辺野古の真実」に掲載した。
大浦湾の藻が繁茂している原因


キャンプシュワブ内を流れている美謝川の写真である。川は見えない。美謝川は左上の辺野古ダムから国道339号線の下を抜け、緑の木々の中を流れている。山の自然の水がそのまま海に流れ出ているのが美謝川である、
埋め立て反対派グループの報告である。
「特にキャンプ・シュワブ大浦湾側、つまり普天間代替飛行場移設事業による直接の埋め立て地の中が最も多くジュゴンに利用されている」
グループはキャンプシュワブ側に藻が最も多く生えていると報告している。だから、埋め立てるとジュゴンに多大な被害を与えると主張していて辺野古埋め立てに反対している。グループはキャンプシュワブ側に藻が繁茂している原因は報告していない。原因を報告するのは彼らにとって不都合であるからだ。
藻が繁茂している場所はキャンプシュワブを流れている美謝川河口付近である。つまり藻が繁茂している原因は美謝川にある。
美謝川は畑の赤土や生活排水に汚染されないでキャンプシュワブの山の豊富な養分をそのまま大浦湾河口に運んでいる。それが藻が繁茂している原因である。大浦湾には二見川、大浦川、汀間川が流れ出ているが、川沿いには人家や畑があり生活排水や赤土が川に流れ込み、川はそれらを大浦湾に運んでいる。人家は少なく、畑の規模も小さいので大浦湾の汚染度は低いが、三つの川が大浦湾を汚染しているのは確実である。美謝川だけが汚染されないで山の栄養豊富な水を大浦湾に供給しているのである。
 美謝川は飛行場建設予定内を流れているし、河口も埋め立て予定地に入っている。河口は北の方に移す予定である。防衛局は飛行場の地下を通る設計をしている。およそ1キロメートル以上の川になる。国としては辺野古ダムから新美謝川河口までまっすぐにして半分の距離にしようとしているが、それには稲嶺市長の許可が必要である。辺野古移設反対の稲嶺市長は変更を拒否すると発言した。もし、稲嶺市長が拒否するのであれば、稲嶺市長には大浦湾の自然を守ろうという考えがないということだ。
大浦湾・辺野古の海が豊かなのはキャンプ・シュワブの山のお蔭である
 キャンプ・シュワブの山は昔のままである。その山から大浦湾に流れている美謝川が大浦湾の自然を豊かにしている。
 川沿いに住宅や畑のある二見を流れる川の河口には赤土が流れ出て汚染されている。大浦湾の北側には広大なカヌチャゴルフ場がある。ゴルフ場も海の汚染こそすれ、自然を豊かにはしない。大浦湾・辺野古の海が豊かなのはキャンプ・シュワブの山のお蔭であるといっても過言ではない。山の自然が保たれれば大浦湾の自然も保たれる。それが真実だ。
    「捻じ曲げられた辺野古の真実」
 嘉手納町、読谷村、うるま市にまたがる嘉手納弾薬庫がある。私が棲んでいた比謝の東側は嘉手納弾薬庫であった。国道58号線の東側である。嘉手納弾薬庫は子供のころの山遊びする場所であったが、自然が豊かだった。民間の土地はどんどん開発されて住宅地になっているが嘉手納弾薬庫は開発されないで自然のままである。
 普天間飛行場を嘉手納弾薬庫に移設する案が出た時、読谷村は豊かな自然が破壊されるという理由で反対した。今でも嘉手納弾薬庫は豊かな自然のままである。比謝川に合流する嘉手納弾薬庫を流れている長田川も汚染されていない。このことを知っていたから、同じように大浦湾のキャンプ・シュワブ側は自然が豊かであり、民間地側は汚染されていることを知っていた。残念ながらこの事実を知っている県民は非常に少ない。なぜか、この真実を広める努力をする政党や活動家が居ないからである。
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