JAのずるがしこさ



JA全中が水田経営の大規模化を提言した。現在の10倍以上の水田を集約することが適当だとして大規模路線をJA全中が打ち出した。新聞はJAは「小規模農家への配慮から大規模化に傾斜することにな慎重だった」と述べているが、そうじゃない。JAは大規模化に反対して、農業の大規模化を潰してきたのだ。今回のTPP問題でも、JAの職員や農家を動員してTPP反対の県民大会を開いた。小泉首相時代に農業の株式化の特区を作ろうとしたが、JAが中心になって潰した過去がある。

一貫して大規模農業を潰してきたJAがなぜ今になって大規模化を提言してきたのか。それはTPPが避けることができないものであると判断したからだ。そして、TPPが実行されたときにも農業の実権を今のようにJAが握り続けたいからだ。
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