カバン・マコーマック氏への反論




カバン・マコーマック氏は北朝鮮と中国が好戦的で地域の不安定の元凶いうのは最近の出来事を見ればまったくの間違いであるということが分かるという。
マコーマック氏は中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突したことで船長を逮捕したのは小平との合意を無効にしたと主張している。マコーマック氏は中国船に衝突されても逮捕しないで泣き寝入りをしろというのだ。そんな馬鹿なことはない。
中国漁船が尖閣諸島の海域で八重山の漁師を追い出して我がもの顔で漁をしている行為は小平との合意に含まれているというのか。冗談じゃない。

尖閣の領海をあらされて、しかも巡視船に衝突されても泣き寝入りすることが小平との合意を守ることになるというのはとんでもない解釈だ。日本の領海内で公務を実行中の巡視船が衝突されたら逮捕するのが当然だ。日本国家に喧嘩を売ったのは中国漁船である。

中国漁船が巡視船に衝突する行為は好戦的行為以外に解釈できるというのか。マコーマック氏は中国がベトナムやフィリピンと領海争いをして、軍事力にものをいわせて領海を広げたことをどのように解釈するのか。また、チベットを武力にものを言わせて支配しているのを民主主義国家に住んでいるマコーマック氏はどう思うのか。

北朝鮮は、多くの日本人を拉致した。また、高速船で日本に侵入して麻薬を密輸していた。韓国に対しては何度も攻撃をしている。「安全保障と平和協定調印と引き換えに核開発を凍結する用意があると北朝鮮は繰り返している」のにアメリカがまともに取り上げる気配がないことをマコーマック氏は非難しているが、以前に北朝鮮は核開発をしないと約束してアメリカから莫大な援助を受けたが、核開発はやめなかった。何度も北朝鮮に裏切られたからアメリカは北朝鮮を信用していないのだ。
それに北朝鮮の問題は韓国、日本とも深く関係している。だから、六カ国協議があるのだが、六カ国協議をないがしろにしているのが北朝鮮なのだ。

北朝鮮と中国は好戦的で不安定の元凶であるのは思い込みではなく、事実だ。


マコーマック氏は、沖縄の新聞に依頼されたので、「平和憲法の原則を唱える市民の力が、基地政策に決定的影響を与えたことは否定できない。沖縄の草の根民主主義が沖縄の隣人たちに広がっていくことを心が願っている。」とリップサービスしている。反基地運動がどうして草の根民主主義なのだろう。沖縄には悪いのは全てアメリカだという風潮が沖縄にはあり、それが災いして沖縄の民主主義は進んでいないのが現実だ。


マコーマック氏の評論を切り抜きした後に左下の「落ち穂」も北朝鮮、中国問題を扱っていて、カバン・マコーマック氏に近い意見なので掲載した。

中国が台湾を脅す目的でミサイル演習をしたときに第七艦隊が台湾海峡に入れば台湾海峡を制圧してことになるのだろうか。制圧するというのはその地域を支配し、自国のために収益を上げることだ。
第七艦隊の目的は中国が台湾に侵略しないために防波堤の役目をするのが目的だ。制圧ではない。丸川氏はアメリカ軍が東アジアの海を我がもの顔で航海いるのが気に入らないようだが、アメリカ軍はアジアを制圧する目的で動いてはいない。


東アジアの海が平等にシェアーされるには中国、ベトナム、北朝鮮等が民主主義国家になるのを待たなければならない。アジアの国々が民主主義国家になった時、EUのようにお互いの国の垣根がなくなり自由に行き来ができるようになるだろう。
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