立憲民主党が連合派と共産党派に分裂するかも

立憲民主党が連合派と共産党派に分裂するかも


 共産党と連合による立憲の奪い合いが始まった。
 共産党の小池晃書記局長は連合が立憲と共産党の連携を批判したことに撤回を求めた。
 連合は立憲と国民を支援している。立憲と国民が連携することを要求している。立憲と共産党が連携することに連合は反対である。連合は次期衆院選の基本方針に、「議会制民主主義や資本主義とは異なる社会の実現を掲げる政党から支援を受ける候補者は推薦できない」と明記している。連合の言う政党とは共産党である。東京15区の補選で共産党が立候補を下ろして立憲候補を応援したので連合は支援をやめた。共産党が支援する候補を連合は支援しないと決めたのだ。


 共産党は立憲、社民。れいわの4政党で野党連合を結成した。立憲と野党連合を組んだので、東京15区補選では立憲の候補を支援した。立憲の候補は当選した。
 共産党の小池晃書記局長は衆院東京15区補欠選挙での立共共闘を連合が批判していることに反発した。「政党間の取り組みに関する不当な干渉というほかない。市民と野党の共闘を壊すもので、絶対に容認できない」と述べ、連合に撤回を求めたのである。
 連合と共産党は立憲を挟んで直接対立するようになった。連合と共産党の対立が表面化したのだ。これは立憲にとって大きなマイナスである。立憲が共産党と野党連合を結成したのは立憲の失敗である。


「内なる民主主義34」の二大政党の目次である。


二大政党
・自民党が与党であり続ける根本的な理由は 左翼野党にある 4
・左翼であり続ける共産党 8
・立憲民主内の保守と左翼問題 8
・岸田内閣の支持率低下 自民党の裏金問題で政権交代の可能性があるというが それは絶対にない 9
・野党4党連合の実態とは 15
・共産党が野党連合を設立する理由 17
・自民・公明・維新・国民は「悪政四党連合」であると共産党は断言した 19
・共産党は維新の会、国民民主とは共闘しない 21
・4党の野党連合が与党になることはない 22
・自民党が与党であり続けるのは野党が保守政党と左翼政党に分裂しているから 23
・立憲民主は政権交代どころか議席を減らす 26


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