ウクライナ戦争が沖縄に教えたこと 米国は民主主義の味方 米軍基地はアジアの平和を守っている

ウクライナ戦争が沖縄に教えたこと 米国は民主主義の味方 米軍基地はアジアの平和を守っている

 ロシアが突然侵攻してウクライナ戦争が始まった。戦争が始まって3ケ月以上が経過した。
ウクライナ戦争で明らかになったのはロシアが独裁国家であり、ウクライナが民主主義国家であることである。ウクライナ戦争の原因はプーチン大統領がNATOの拡大を防ぐために起こったなど、専門家やジャーナリストが色々な面から解説している。ロシアがウクライナに侵攻したのはウクライナを支配し、ロシアのようにプーチン大統領が独裁支配することである。独裁支配してプーチン政権と財閥のオリガルヒがウクライナを搾取することだ。それが真相だ。
プーチン大統領の資産は総額が約2000億ドル(約22・8兆円)と推計されている。これほどの資産は大統領の収入だけではつくれない。独裁支配し搾取したから莫大な資産をつくれたのである。
ウクライナ侵攻はウクライナを支配し、搾取するのが目的である。

ロシアの侵攻に対してウクライナ国民は「自由と民主主主義を守る」ために命を懸けて戦っている。国を守るために戦っていると解説する専門家が多い。彼らは間違っている。ウクライナ国民が戦うのは自由と民主主義を守るためである。そのことを単純に国を守るためと勘違いしている専門家は多い。
もし、ウクライナが独裁国家で自由のない国であったならロシアが侵攻してきてもウクライナ国民は立ち上がって戦うことはなかっただろう。
琉球王国の時代にソ妻班が沖縄を攻めてきた。その時に農民は戦わなかった。戦ったのは琉球王国の武士であった。農民にとって琉球王国、薩摩藩は農民を支配し搾取する同じ存在であり、どちらが勝っても農民の権利は同じだからだ。もし、琉球王国が自由で民主主義国家であったなら、農民は自由と民主主義を守るために薩摩藩と戦ったはずである。
江戸時代は支配階級である「武士」は約7%であった。約85%が農民であった。テレビで武士を中心のドラマが多い。織田信長、豊臣英洋などの戦国武将の話や日本の城が素晴らしいなど、武士階級を中心とした番組がほとんどである。でも人口はわずか7%である。テレビなどで7%の武士が85%以上の存在である。天下取りの争いは人口7%の争いだったのだ。93%の日本国民は関係がなかった。

ウクライナ戦争で明らかになったのは米国が民主主義国家であることである。そして。、他の民主主義国の危機を救うのに徹底して支援する国であることだ。そのことをウクライナ戦争は沖縄に教えてくれた。
戦後の沖縄には米軍基地が存在している。もし、ウクライナに沖縄のような米軍基地が存在していたらプーチンはウクライナに侵攻していたか。NOである。絶対に侵攻していなかった。侵攻すれば米軍に戦争を仕掛けたことになり、米国と戦争になる。米国との戦争は絶対に避ける。沖縄に米軍基地が存在しているということはロシアが沖縄に侵攻することは絶対にないということだ。
共産党の志位委員長は「有事になったら辺野古新基地がミサイル攻撃される」を理由に辺野古の飛行場建設に反対している。有事になるということは米軍と戦争することである。米軍と戦争する国はない。中国が台湾に侵攻しないのは米国との戦争を避けているからだ。米国と戦争する気があったらとっくの昔に台湾侵攻をしている。共産党は米軍基地があるから戦争になると現実とは逆のことを巧みに話して、米軍基地があるから戦争になると県民を騙し続けてきた。共産党に問うべきは米国と有事になるような国はどこかを問うことである。共産党は返事に困るだろう。残念ながら「共産党が想定する米軍と有事になる国はどこか」と共産党に鋭く詰問する保守政治家が居ない。

ウクライナ戦争は米国が民主主義国家であることを明らかにした。そして、民主主義国家の危機を救うために惜しみなく莫大な国の予算を使って兵器を提供することを教えてくれた。米国がウクライナにしていることは沖縄でもしているということだ。
7年前の2015年「捻じ曲げられた辺野古の真実」を出版した。

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辺野古の真実を明らかにするには米軍が沖縄に存在する理由を明らかにする必要がある。それにはソ連の存在を説明しなければならない。「捻じ曲げられた辺野古の真実」でソ連、アジアの情勢を説明した上で辺野古問題を展開した。

第1章 本土・沖縄の米軍基地はアジアの民主主義国家の平和に貢献している
沖縄の米軍基地強化と密接な関係がある中国の拡  
 大
沖縄の米軍基地強化と密接な関係がある朝鮮戦争
沖縄の米軍基地強化と密接な関係があったアジアの冷戦
東欧の民主主義革命=社会主義国家の崩壊
 *18歳の時にメキシコオリンピックでベラ・チャスラフクの体操を見てとても感動した。感動を詩にした。ベラはチェコスロバキアで民主化運動に参加したために政府から弾圧されていたことを知った。ベラは政府の圧力に屈しないで戦い続けた。

 ベラ

われる拍手と歓声の中で
乱れた金髪を後光にほほえむベラ
踊り終えた肉体は安らぎ
安らいだ心が
生を終えた心が
よろこびをかみしめる

沈黙の世界がいつしかおとずれる
棘をもたない花
金貨で買えない真珠
目が遠い宇宙をみつめる
そこにはなにもない

血のにじむ練習
自信 転落 絶望 回転
喜び 躍動 希望 自信
過去の世界
宇宙塵と散った過ぎし日
過去も見えない未来も見えない 現実も

真空の無時間の世界であなたは生きていた

平均台
マット
跳馬

生きていた場所から去ったあなたはよろこびを噛みしめる
ああ すばらしいあなたの姿
女神よりも尊いあなたの姿
涙を一粒
喜びのあなたの涙が私の胸に落ち
わたしはうちふるえ 高鳴り 熱くなり
よろこびとも悲しみとも言えない
いわれのない
涙があふれでる

 目次
フランスの五月革命
ポーランド民主化運動
ベルリンの壁崩壊
ブルガリアの民主化
ビロード民主化革命
ルーマニア民主化革命
コマネチの亡命
1991年にソ連崩壊
共産党一党独裁国家を倒した民主化運動
アジアの平和のために本土・沖縄の米軍基地は必要である
台湾海峡危機
第二次台湾海峡危機(1958年)
国光計画(1962年)
フィリピンの対テロ戦争
日本の米軍基地は日本を防衛するだけでなくアジアの平和を守るために存在している
日本の米軍基地
〇沖縄の米軍基地
本土6基地沖縄4基地が日本・アジアの安全を守っている
アジアの平和のキーストーン沖縄

第2章 戦後沖縄の非合法共産党・米民政府
伊佐浜が激しい抵抗運動になった原因
日本共産党の暴力革命 日本共産党の歴史
戦後米軍は、沖縄の人々の健康と政治、経済向上に尽力した
戦後米軍政府が行った医療改革
米軍による政治改革
立法院
行政主席
米軍による文化等発展施策
沖縄産業の恩人 サムエル・C・オグレスビー

*米軍・米軍政府は間違い。米民政府が正しい。
*オグレスピーには驚いた。戦後の沖縄の産業が生まれ発展したのは彼のお陰である。彼の功績をたたえて産業界はオグレスビー氏産業開発基金奨学金を設立した。現在も続いている。

 「アジアの平和のために本土・沖縄の米軍基地は必要である」が私の昔からの米軍基地論である。ウクライナ戦争で沖縄の米軍基地について理解した県民は増えたと思う。
 ウクライナ戦争に一喜一憂はしない。米国、イギリスなど47カ国の民主主義国が支援するウクライナが勝利する。加えてロシアもプーチン独裁が崩壊して民主義国家になる。これが私の予想である。

 ウクライナ戦争は日本の政治にすぐに影響を与えた。立憲民主党が14日、自衛隊員の処遇改善を後押しする「自衛隊員応援議員連盟」を設立したのだ自衛隊は憲法違反である。軍隊が存在するから戦争になるのだと日本の軍事増強に反対してきたのが立憲民主党の左派である。左派の影響で立憲民主は自衛隊の強化には反対であった。しかし、ロシアのウクライナ侵攻、ウクライナ国民への残虐行為に立憲民主は方針転換をした。
ロシアによるウクライナ侵攻で国民の国防への関心が高まってきたことに同調して、、立民は自衛隊員の処遇改善を後押しする「自衛隊員応援議員連盟」の設立したのである。参院選公約には隊員の任務環境と処遇の改善を盛り込んだのである。議連では福利厚生や備品支給の充実など具体策も検討する方針である。
会長に就いたのが左派の枝野幸男前代表である。左派の参加も増えて行くだろう。枝野会長は「人を大事にしない組織は脆弱(ぜいじゃく)だ。(隊員のための環境整備は)政権を目指す政党として大事な責任だ」と述べた。
立民幹部は「自衛隊を適正に活用できなければ平和は構築できない」と強調している。

ウクライナ戦争はプーチンロシアの独裁国家とウクライナ民主主義国家の戦争であることが明確になるにしたがい日本は軍事強化をしなければならない方向に向かって来た。
沖縄では米軍基地が沖縄、日本、アジアの安全を守る存在であるのを認める県民が増えただろう。
そして、民主主義国家は連帯をますます強化していく方向に進む。

ウクライナ戦争は平和を守るためには民主主義国の結束がとても大事であることを教えてくれた。
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