パルチザンはすごい ロシア軍勢力のど真ん中に殴り込み

パルチザンはすごい ロシア軍勢力のど真ん中に殴り込み

今日のウクライナ侵攻の地図を見て驚いた。なんとまではなかった緑の地域が南部に現れたのだ。ロシア軍が結集して総攻撃をかけている南部でパルチザンが支配地域を確保したのだ。ロシア軍が支配している地域をパルチザンは奪回したのである。


 南部は赤色だけであったのに緑色の地域が初めてできた。素晴らしい。

ロシア海軍の黒海艦隊のミサイル巡洋艦「モスクワ」がミサイル攻撃で沈没したことや、陥落寸前であるマリウポリについては何度も報道されているが、パルチザンが南部で支配地域をつくったことは一度も報道されていない。今日の地図に載っているだけである。どのようにしてパルチザンはその地域を支配できるようになったのか、どのようにしてロシア軍を撃退したのか・・・。ニュースがないので全然分からない。とにもかくにもパルチザンが支配地域をつくったのは確かだ。
 ムイコライフの南側にも緑地域がある。パルチザン支配地域があるということだ。ロシア軍は西部から東部、南部に移動し総攻撃をかけるというニュースか流れているがまだ総攻撃をしていないようである。むしろ、ウクライナ軍の方が攻撃をかけて支配地域を広げているようだ。今の南部ではウクライナ軍が攻めている。
 ロシア軍の総攻撃が始まればどうなるのか。今までのことを参考にすれば五分五分というところか。ロシア軍の圧勝はないだろう。自由と民主主義のために戦うパルチザンは強い。ウクライナ軍の勝利もあり得る。
 これからの数週間が勝負になる。ウクライナ軍に勝利あれ。ロシア軍に敗北を。
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フィンランド、スウェーデンのNATO加入を阻止することはロシアにはできない

フィンランド、スウェーデンのNATO加入を阻止することはロシアにはできない

フィンランドとスウェーデンがNATOへの加入を検討するようになると直ぐにロシアが圧力をかけた。
ロシアのプーチン大統領の最側近の1人で、安全保障会議副議長を務めるドミトリー・メドベージェフ氏はスウェーデンとフィンランドが北大西洋条約機構(NATO)に加盟すれば、ロシアは地域での防衛力を高める必要があると警告した。メドベージェフ氏は、両国がNATOに加盟した場合は、軍事的均衡を取り戻すためロシアはバルト海で陸海空軍を増強しなければならないと主張したのである。バルト海に核配備することを匂わせ、「核のないバルト海はなくなる」と忠告した。
バルト海にロシア海軍が核配備をするとどれほどの脅威であるかを知るためにバルト海の地図を調べた。調べて苦笑した。なんとバルト海に接しているのはほとんどがNATO加入の国々なのだ。ロシアが接しているのはフィンランドとエストニアに挟まれたフィンランド湾の奥の方だけである。ロシアはバルト海と接していないに等しい。360度NATO加入国に囲まれているのがバルト海である。核装備をしたロシアの軍艦がバルト海に出撃したらすぐにNATO加入国の軍艦に囲まれるだろう。ロシアの軍艦は身動きができなくなる。バルト海ではロシアの軍艦はなにもできない。メドベージェフ氏はロシア軍のバルト海での核配備がNATOに脅威であるように述べたが、NATO軍がロシア軍艦を捕縛するのは造作もないことである。バルト海のロシア軍はNATOにとってちっとも脅威ではない。

ロシアの軍艦が核配備をしていればNATO軍艦がすぐ見つけて取り囲み監視する。メドベージェフ氏は「核のないバルト海はなくなる」と警告することによってフィンランド、スウェーデンを脅しているがその効果は全然ないということだ。核は米国、イギリス、フランスも所有している。核戦争になればロシアのほうが不利である。脅しにならない脅しをしているロシアである。
ロシアがフィンランドのNATO加入を止めるにはウクライナと同じようにロシア軍を侵攻させるしかない。ウクライナで苦戦しているロシアにはフィンランドに侵攻する余力はないだろう。それにフィンランドの軍隊は強い。ウクライナ軍より強い。フィンランドに侵攻する勇気はロシアにはないだろう。脅しにもならない警告をして警告したように見せるしかできないロシアである。
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